はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

住宅ローン、世界の国々との比較

2018-07-01 18:03:18 | 日記
みなさんこんにちは。

ネットの質問箱みたいなところに、年収はいくらで家族構成はこうで希望物件はいくらであーでこーで…買っても問題ないですか?みたいな質問がよくあるのですが…

全く知らない人に、大丈夫とかやめなさいって返事もらって判断材料にするのでしょうか。

200文字くらいで質問されても答えようがないのですが…

まぁ、余計なお世話でしたね。

さて、今回は住宅ローン世界の国々との比較です。

2016年1月に日銀がマイナス金利を導入して以降、日本では住宅ローンが過去最低水準にまで下がっています。

変動金利が8.5%まで上がったバブル期とは雲泥の差です。

2008年の金融危機以降、先進国を中心に世界的な低金利傾向が定着しているとはいえ、ここまでの大盤振る舞いの住宅金利を提供している国は日本以外にあるのでしょうか?

住宅ローンを含むあらゆるローンの金利は、中央銀行が定める金利に影響を受けます。

一般的には中央銀行が政策金利を下げれば住宅ローンの金利も低くなり、政策金利を上げれば住宅ローンの金利も高くなるといわれています。

しかし国・地域の住宅事情や経済情勢によって異なり、すべての国・地域に該当するわけではありません。

Globalrate.com2018年6月8日 のデータによると、マイナス金利を導入しているスイスは政策金利がマイナス0.75%、住宅ローンは3~15年固定で1.23~2.03%。
スウェーデンの政策金利はマイナス0.50%、住宅ローンは3~10年固定 で1.85~3.50%。

政策金利が17.75%というトルコでは、住宅ローンの金利が低いです。
その上2018年に入り、大手による住宅ローン金利の引き下げが目立ちます。
最大手ズィラート銀行は満期10年以内、最大11.7万ドルまでの住宅ローン金利を月利1.23%から月利0.98%へと引き下げました。
ハルク銀行も同じく0.98%という超低金利を提供しています(ロイター2018年5月10日付記事 )。
どうやって儲けているんだろう

政策金利が7.25%のロシアは、住宅ローンの金利が高いです。
2017年4月、ロシア貯蓄銀行が金利を12%から9%以下に一時的 に引き下げたものの、2018年3月にはプーチン大統領が「自国の住宅金利を7%に抑えるべき」との声明を発表しました(ロイター2018年3月1日付記事 )。

2015年12月、9年ぶりの利上げに踏み切った米国は、利上げとともに住宅ローンの金利も上昇。

種類によって差がありますが、2018年6月7日のモーゲージニュース・デイリーのデータによると、固定期間を問わず3~4%台が相場のようです。


確実に家計を圧迫する要因として懸念されているものの、アメリカの景気がよく、賃金上昇への動きが活発化していることから、現時点においてはそれほど深刻視されていないようです。

しかし一部の地域では既に住宅価格が高騰し、初めて住宅を購入する消費者にとっては厳しい状況となっているといいます。

最も消費者に影響をあたえるのは、30年の固定金利の上昇でしょう。

連邦住宅金融抵当公庫の調べによると、2月に30年固定住宅ローン金利は4.40%と2014年4月以来の高水準に達しています(ロイター2018年2月23日付記事)。
モーゲージ・バンカーズ・アソシエーションの予想では、年内に4.6% に引き上げられる可能性もあるとのこと。

ゼロ金利政策が続くEU圏はどうでしょう。
イングランド中央銀行(BOE)による政策金利が0.50%という英国は、住宅ローンの金利が日本と同水準に落ち込んでいます。

しかし市場では2018年後半にBOEが政策金利を0.75%に引き上げるとの見方が強く、BOE自体も2021年までに最低3度の利上げを行う意向を示しています。

不動産王になるなら…トルコだな
コメント
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