Meister von Grünfelder

日々の出来事を綴ります。たまにまともなことも書くかも知れません。

アメリカはどこに向かっているのだろう

2009-10-31 10:35:46 | Gesellschaft
 ピッチャーの投げた打球をバッターが打ち、それがピッチャーに当たって不幸にも死亡した。
 こういう事件の場合、普通なら「不幸な事故」だろう。

 が、アメリカではそうは行かないようだ
 亡くなったピッチャーの遺族が、金属バットのメーカーを訴えた。『金属バットの打球が速く危険だと明示していなかった』責任があるとして。

 この時点で突っ込みどころ満載なのだが、輪を掛けて凄いのは、遺族が勝ったのだ。
 メーカーが遺族に7700万円支払うべきとの判決が出たのである。

 いやいや、誰だって分かるだろう。
 そんなことを言い出すなら、硬かったボールも悪いのか、ピッチャーの投球が速かった自己責任か、それともバッターは殺人罪に問われなければならないのか。


 暮らしやすい国だこと。

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