ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

サラ金の歴史-消費者金融と日本社会

2022-06-12 21:06:46 | 本と雑誌


著者の小島庸平氏は東大経済学研究科の准教授。
煽情的になりがちな題材を抑制的な筆致で描き出す。
実に興味深い歴史である。

目次

序章 家計とジェンダーから見た金融史
第1章 「素人高利貸」の時代―戦前期
第2章 質屋・月賦から団地金融へ―一九五〇~六〇年代
第3章 サラリーマン金融と「前向き」の資金需要―高度経済成長期
第4章 低成長期と「後ろ向き」の資金需要―一九七〇~八〇年代
第5章 サラ金で借りる人・働く人―サラ金パニックから冬の時代へ
第6章 長期不況下での成長と挫折―バブル期~二〇一〇年代
終章 「日本」が生んだサラ金

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする