ちょっぴりありえないおはなし

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「雪舟と玉堂展」を観て来ました

2021-02-12 15:10:33 | 日記

岡山県立美術館で開催中の、「雪舟と玉堂 ふたりの里帰り」展を観て来ました。

今回は、事前予約はなしで、入場時に検温と住所等を記入するシステムです。

 

二人は、岡山生まれの水墨画家。

雪舟さんは、子供の頃に禅寺で修行中、修行より絵ばかり描いていて、

和尚さんに寺の柱にくくりつけられてしまい~

そして夕方に様子を見に行った和尚さん、雪舟の足元にねずみがいたので

追い払おうとしたらそれは、雪舟が足で描いた涙の絵だった。というあの雪舟さんで間違いないですよね?

 展示画の説明も務める玉堂&雪舟さん。ねずみが乗ってます。

 

今回の目玉は、雪舟が67歳で描いた全長16メートルの「国宝 四季山水図巻」です。

展示会場1室の端から端まで、1室で1作品というのを私は初めて観た。

 

私は子供の頃、大原美術館がテーマパークであったので、なんというか、

西洋美術が下地にある。ので、日本絵画はこのごろになって新鮮であったりする。

細密な表現と、ぬけ感が絶妙な、どっちかというと、ぬけの方に心奪われます。

ゆるりと流れる人の波。順番の小舟に揺られながら~低空から眺めるどこまでも続く山水ですよ。

淡い水色が美しい。

 

展示会の続きが地下階にあるのですが、

そこは2枚目のチケット(コンビニで買った場合)がないと入れないので注意です。

2枚目はいつもの控えだと思い、捨ててしまっていました・・・・。

まあでも、山水画が観られたのでよしとする。

 

 

帰りにずいぶん前に新しくなっていた、駅の「さんすて」でお茶をしてみた。

明に渡った雪舟にちなんで、中国茶のお店に。

  

ゴンチャの、アールグレー。ホイップクリームのトッピングで。

甘さは選べる。コーヒーやお粥もあるのね。お粥がちょうどいいときってあるね。

またゆっくりお店も回りたいです。

 

 

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