【転載記事】５月のメッセージ

５月は盛りだくさんの月です。物事が形に現れだしてきます。ここ数ヶ月、自己の内面に向き合うことになった人も多いと思いますが、その葛藤の結果が今月から現れ始めてきます。最近の心のバトルは、本来の自分に戻るための「そぎ落とし」作業でした。

たくさんの人が、本当の自分を生きずに、たくさんの制約やしがらみの中で生きています。もうウソの人生はやっていけませんので、どんどん化けの皮がはがされていっています。それはいいことなのですが、自分に嘘をついていた人は、嘘をつくことで何かを見ないようにしていたわけなので、その部分を直視せざるを得なくなり、なかなか大変な思いをされていたかもしれません。

誰しも裸になって「これが私です」と言うのは恐いものです。でもそれをしてしまえば、はだかになることの気持ちよさ、すがすがしさがわかります。これからの時代は、自分の純真な魂そのものになっていく時代です。それからそれる者は、恐れや罪悪感に苛まれることになります。

９月からまたエネルギーが大きく変わっていきます。今月は、引き続き２～３月から続いている心のお掃除作業をしていってください。５～６月のうちに、ウソの自分におさらばして、本来の自分により一層近づいていることをお勧めします。

この２ヶ月はそれをするチャンスです。なぜならそのようなエネルギーが来ているからです。７～８月にかけては、もう一段、波動がアップしますので、波動の地震に遭うような、見えない振れがおこります。５～６月に自分の魂、本質の鱗片にでもつながった人は大丈夫ですが、背を向けている人、まだ自分の本質と向き合おうとしない人は、７～８月の「振れ」でかなりふりまわされます。

こんなこと書くと、脅しているようで心苦しいですが、これを読んで恐れを倍増させないでくださいね。５、６月は自分に付着しているいらない想念、思い込み、執着、うそを払い捨てるのに適した月なので、その作業にできるだけ積極的に取り組んでくださいということです。

７～８月の波動変化は、より高次にアップするということなので、一気に高い山に登って高山病にかかるような感覚といえば良いでしょうか？　体調を整えておけばまだましですが、突然、空気が薄いところに行って、それに気づかず息が苦しくなったり、頭痛がしたりしたら「私は病気だろうか？死んでしまうだろうか？」と大いに不安になるかもしれません。（＊実際に、空気が稀薄になるわけではなく、たとえ話ですよ）

でもそれは普段より標高が高いところに移っただけで、身体が慣れていないだけかもしれません。これはたとえですが、こんな感じです。５、６月に魂の「汚れ」を落としておけば、心身ともに軽くなっているので、急に波動が変化しても順応しやすくなるということです。

ちゃんと向き合う人は、決して楽ではありませんが、そうすることによって、あとあと「あれはすごいバーゲンだったんだな」と思うことでしょう。他の時期（特に夏以降）に向き合うより、今がよっぽど楽に手放せる時期なのですから。


さて、すでに本来の自分や魂、本質というところにつながっている人、つながり始めている人は、ますます物事が加速していくことに気づくと思います。すべてが加速しているので、無駄なことをする時間をもっているひまはなく、すべきことが洗練され、ピンポイントで物事を進めていけますので、時間が加速しているわりには、することは減り、実現は早くなる、という不思議な感覚を味わいます。

心と思考を落ち着け、内なる声を聴き、ビジョンをしっかり見て、動くときには無駄なく動く。必要なことは、努力して得るのではなく、ベストなタイミングで向こうからやってくる。やってこないことは、まだ時期でないのか、しなくてもいいことなのか、ちゃんと思い描けていないのか、ということになります。
たまむすび