「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」の撮影場所となった東京臨海広域防災公園内オペレーションルーム(wikipediaより)
1994年から北朝鮮のミサイルの脅威を予言し、2009年には国を守るためにあえて政党まで立党した
当会ですが、1994年から国防強化を実施しておけば、現在これだけの脅威を感じることはなかったのでは
ないでしょうか。
拉致問題の解決もできていたかもしれないのです。
情けなさすぎる日本の政治、一日も早く自分の国は自分で守れるようにしなければ
なりません。
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「シン・ゴジラ」と「北朝鮮核問題」の笑えない共通点
2017.11.11
ザ・リバティWeb
http://the-liberty.com/article.php?item_id=13772
《本記事のポイント》
- 日本政府の危機管理の穴を描いたシン・ゴジラ
- 北の核問題、小さいうちに処理しなかったツケが回って来ている
- 尖閣防衛出動も、「法律」の縛りに足をすくわれる
ゴジラ上陸のシーンで鳴り響いていた「Jアラート」が、1年以内に現実に鳴らされることを、どれだけの日本人が予想しただろうか――。
2016年の実写邦画の中で、興行収入1位に輝いた映画「シン・ゴジラ」が12日、地上波で初放送される。
同作は、日本の政治家・官僚組織が、有事における危機管理がほとんどできないでいる様子を、生々しく描いたことで話題を呼んだ。しかし、それから1年もしないうちに、「北朝鮮危機」がここまで切迫し、日本がいつ有事に巻き込まれてもおかしくない状況となった。
これからの北朝鮮危機、そして、その後に迫る中国危機への防衛体制を考えるに当たっても、この「シン・ゴジラ」の描写は示唆に富んでいる。
「人命最優先」で無数の命が失われる
政治家の対応として、最も観客を"苛立たせた"シーンの一つとして、物語の中盤に、直立状態にまで進化したが、まだ"未熟感"のあるゴジラ(第三形態)と、陸上自衛隊の対戦車ヘリが対峙した場面がある。
ヘリの乗組員は、防衛大臣を経由して、総理にゴジラへの発砲許可を求める。しかし、発砲する寸前、付近に民間人が2人発見される。そこで総理は「自衛隊の弾を、国民に向けることはできない!」と攻撃中止を命令する。
この段階で撃っておけば、倒せていたかもしれない。まだ皮膚も柔らかかっただろうし、反撃として口や体から「放射熱線」を出すこともできなかった。
しかしここでゴジラを逃し、巨大で皮膚も黒々として分厚い「第四形態」まで進化させてしまった。その結果、街中を破壊され、無数の死者を出してしまった。
「人命最優先」の判断が、かえって、多大な人命を失わせることになった可能性が高いのだ。
北の核問題、小さいうちに処理しなかったツケ
この描写は、国際社会が北朝鮮による報復を恐れ、同国の核開発を放置した結果、脅威をさらに"進化"させてしまった現在の状況を連想させる。
1994年にアメリカが北朝鮮の核施設攻撃を検討したが、韓国への被害を考え、中止した。当時の韓国の金泳三(キム・ヨンサム)大統領は、ソウルに反撃されたら犠牲者が出るかもしれないとして、クリントン米大統領に電話で攻撃中止を要請したのだ。
当時ならまだ、北朝鮮のミサイルの性能も高くなく、何よりも核弾頭を搭載することはできなかった。今に比べて低リスクで、非核化させることができたはずだった。
しかし、北朝鮮の軍事技術も今や、ゴジラと同じく"進化"した。韓国、日本ほどの距離ならば核ミサイルを打ち込めるようになってしまった。非核化をするための軍事行動のリスクは、一気に高まってしまったのだ。
さらに北朝鮮は、核・ミサイル技術の"最終形態への進化"を迎えようとしている。アメリカに届く長距離弾道ミサイル(ICBM)に核弾頭を搭載すれば、アメリカは北朝鮮の非核化のために、さらに大きなリスクを覚悟しなければいけなくなる。
トランプ米大統領は、そうなる前に、多少のリスクは覚悟してでも、非核化を迫ろうとしているのだ。
「絶対に被害を出してはいけない」として、「行動より対話」を訴える声はまだ多い。しかし、「シン・ゴジラ」で判断ミスを犯した総理のように、それが後に、比べ物にならない被害を生む可能性が高いのだ。
以下、詳細は本サイトでご覧ください。
http://the-liberty.com/article.php?item_id=13772
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