英語はそれほどシンプルで,合理的で,ある意味で機械的な言語です。
さて今回は,中2配当で登場する表現をあげてみました。
さて中1配当とどう違うかわかりますか?
大きな違いは,中1では命令形とcanの文を除いて「事実表現」が主でした。例えば,「(ふだん)それをしている」、「(あのとき)それをした」「(今)それをしている」「(その時)それをていた」などです。
ところが中2で登場する表現の多くは「情緒表現」であることに注目してください。
これは今回の文例の日本語訳を見ていただければすぐに理解できるでしょう。
ただし、「情緒表現」には以下のような3つの区別があります。
いずれも「これから~する」と「未来志向の意味」を持っています。
そしてこれらと結びつくのは(3)の原形動詞フレーズです。
(1) 情緒動詞(助動詞)を使ったファンクションフレーズ
must, may, shall, had better. etc
(2) be動詞系列のを使ったファンクションフレーズ
be going to
(3) 一般動詞系列のを使ったファンクションフレーズ
want to, have to, *would like to, hope to, wish to, etc.
[中2配当]
[未来形]
(21) She will probably do it herself.
彼女はたぶん自分でそれをやります
(22) She will never do it herself again.
彼女は二度と自分でそれをしないだろう
[情緒表現・情緒動詞(助動詞)]
(23) You must do it yourself.
あなたは自分でしなければならない
(24) You must not [mustn't] do it yourself.
あなたは自分でそれをしてはいけない
(25) You had better do it yourself.
あなたは自分でそれをした方がいい
(26) May I do it myself?
私は自分でそれをしてもいですか?
(27) How shall I do it myself?
私はどんなふうに自分でやればよいでしょうか?
[情緒表現・be動詞系列のもの]
(28) I am going to do it myself tomorrow morning.
私は明日の朝、自分でするつもりです
(29) I was going to do it myself yesterday morning.
私は昨日の朝,自分でするつもりでした
[情緒表現・一般動詞系列のもの その1 不定詞]
(30) I want to do it myself.
私は自分でそれをしたい
(31) I don't want to do it myself.
私は自分でそれをしたくない
(32) Would you like to do it yourself?
あなたは自分でそれをしたいですか?
(33) We have to do it ourselves.
私たちは自分でそれをしなければならない
(34) Do I have to do it myself?
私は自分でそれをする必要がありますか?
(35) You don't have to do it yourself all today.
あなたは今日全部自分でやってしまわなくてもいいですよ
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