「日本人だけがどうして英語が話せないのか?」という問いに答えるのは簡単だ。
それは明治時代から延々と続いてきた「五文型理論」を柱とする英文読解教育にある。英語のしくみは信じられないほどシンプルで合理的なものだ。英語はファンクションフレーズと補語・動詞フレーズとの順列・組み合わせで成り立っている。
これを元にした「英語を話すための学習法」がファンクションメソッドだ。
【今日の学習】
英語には一般動詞系列のものがあり、この二つで英語のしくみを支えている。
今まで,be動詞系列の現在形のファンクションフレーズについて述べてきた。
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル be動詞 現在形
今回登場した、これはbe動詞系列の過去形のファンクションフレーズだ。
英語はファンクションフレーズと動詞(補語)フレーズとの順列・組み合わせで生産される。
英語の発想では、まず主体(主語)と過去の存在を文頭のファンクションフレーズで表す。
この場合、現在形が主語に応じてam, are, isを選択があったように、過去形ではwas, wereの選択が必要となる。
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル be動詞 過去形
このテーブルにある各[GROUP]は以下の意味を持っている。
[GROUP A] 肯定形
[GROUP B] 否定形
[GROUP C] 疑問形
[GROUP D] 否定疑問形/付加疑問にも使われます。
be動詞の過去形の文 そのしくみ
主語+be動詞(was, were)+補語
~は存在した どんな状態で
be動詞の現在形の文 補語4つのタイプ
[1] 主語+be動詞(was, were)+補語(形容詞)
[2] 主語+be動詞(was, were)+補語(名詞)
[3] 主語+be動詞(was, were)+補語(方位副詞)
[4] 主語+be動詞(was, were)+補語(前置詞+名詞)
さてあなたは今まで、登場した補語フレーズを簡単に過去表現にできますか。
一つの動詞フレーズで42となる。以下のフレーズの数を数えてないが、膨大な数の過去での表現の英文が生産されることを確認していただきたい。
これが英語脳なのだ。
さて、始めますか。「私はその時、空腹だった」=I was hungryなどと。
サンプルは電子書籍「誰も教えてくれなかった英作文逆転の発想」から抜粋したものです。
以下のアドレスをクリックしてください。これはPDF書類です。
be動詞の過去形の文 補語4つのタイプ
[1] 主語+be動詞(am,are,is)+補語(形容詞)
[TABLE 1] 形容詞の補語(ひと主語)
hungry, thirsty, full, nervous, uneasy, angry,
空腹だ、喉が渇いている、満腹だ、緊張している、不安だ、怒っている
shy, busy, free, sleepy, shy, friendly, neat, careful
内気だ、忙しい、暇だ、内気だ、親しげだ、きちんとしている、注意深い
略
サンプル1【STEP1 be動詞系列 補語が形容詞】
[2] 主語+be動詞(am,are,is)+補語(名詞)
[TABLE 2] 形容詞の補語(ひと主語)
a famous singer, a good singer, a lover of music, a good speaker
有名な歌手だ,歌が上手だ、音楽が好きだ、上手に話す人だ
a poor talker, a big eater, a strong drinker, a heavy smoker
話べただ、大食家だ、酒飲みだ、愛煙家だ
略
サンプル1【STEP2 be動詞系列 補語が名詞】
[3] 主語+be動詞(am,are,is)+補語(方位副詞)
[TABLE 3] 方位副詞の補語(ひと主語)
over there, around here, around there, near here
あそこに、この辺りに、その辺りに、この近くに
somewhere, in here, out, away from home, up, down,
どこかに、この中に、外出中だ、家にいない、起きている、滅入っている
略
サンプル1【STEP3 be動詞系列 補語が方位副詞】
[4] 主語+be動詞(am,are,is)+補語(前置詞+名詞)
[TABLE 4] 前置詞+名詞の補語(ひと主語)
in Canada, at[in] the store, from Canada, in love with her
カナダに、その店に、カナダから来ている、彼女と恋愛している
in good health, on business, on vacation, on a diet
健康だ、仕事中だ、休暇中だ、ダイエットをしている
略
サンプル1【STEP4 be動詞系列 補語が前置詞+名詞】
自由に英語を話すための最短学習プログラム be動詞フレーズの文の生産
be in love | being in love | been in love |
① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
(am, are is) in love | (was, were) in love | |
③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
be動詞5段活用 | VC感覚(動詞+形容詞) | 恋をしている |
※「恋に落ちている」はfall in loveと一般動詞で表現します。
① 現在形動詞レーズ 「現在の事実・習慣を表す]
I am in love.
私は、(ふだん、今)恋をしてるのよ
② 過去形動詞レーズ 「過去の一時点の事実を表す]
I was in love.
私は、(その時)恋をしてたのよ
③ 原形動詞フレーズ 未来形・情緒表現 「未来の事実・情緒などを表す]
I will be in love.
私は、恋をするつもりよ
I want to be in love.
私は、恋をしてたいよ
④ ing形動詞フレーズ 「未来の事実・継続的な意味などを表す]
原則として進行形は無し
I am afraid being in love. 動名詞
私は、恋をしてるのが怖いよ
⑤ ed形動詞フレーズ 「過去を背負った現在の付帯状況] 現在完了形
I have been in love.
私は、ずっと恋をしてるのよ
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