幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

森友学園:「ごみの土は仮置き」…HPに反論掲載

2017-02-27 12:09:12 | 社会

http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%a3%ae%e5%8f%8b%e5%ad%a6%e5%9c%92%e3%80%8c%e3%81%94%e3%81%bf%e3%81%ae%e5%9c%9f%e3%81%af%e4%bb%ae%e7%bd%ae%e3%81%8d%e3%80%8d%e2%80%a6%ef%bd%88%ef%bd%90%e3%81%ab%e5%8f%8d%e8%ab%96%e6%8e%b2%e8%bc%89/ar-AAntW57?ocid=spartandhp#page=2 毎日新聞

 学校法人「森友学園」(大阪市淀川区)が小学校用地として大阪府豊中市の国有地を鑑定額より安く取得した問題について、法人は、4月開校予定の小学校のホームページ(HP)に反論を掲載した。工事に関わった土木業者が「建設現場から掘り出したごみの一部を敷地内に埋めた」とする証言に対し、ごみを含む土は「仮置き」状態だとし、今後分別して処理する考えを示した。
 26日付で掲載された。法人は、施工業者に確認した内容として「工事の手順、工事用地の確保の観点から、グラウンド東側に仮置きしていた産廃土(産業廃棄物の交じった土)の一部を移動させる必要が生じた」と経緯を説明。「仮置きしている産廃土の地下を掘削し、一部の産廃土を縦積みにする形で仮置きした」とし、埋め戻しによる隠蔽(いんぺい)を否定した。また、工事の経過表も公表し、28日ごろから、ごみと土に分別し、分別できないものは産廃として搬出する考えを示した。
 工事に関わった土木業者はこれまでの毎日新聞の取材に、「発注元の業者の指示で敷地内に穴を掘り、ごみが交じった土を埋めた」などと証言している。【津久井達】

福島原発賠償費、電気代での負担額は 1世帯あたり試算 ”国民に見えるように”

2017-02-27 08:58:18 | 社会
http://digital.asahi.com/articles/ASK2K3TMGK2KPTIL00D.html?rm=435 西村圭史 2017年2月27日
 東京電力福島第一原発事故の損害賠償費用は、原発を持つ東電以外の電力会社も一部を負担している。家庭の電気料金でまかなっている7社について、朝日新聞が取材を元に国の家計調査を当てはめて試算したところ、1世帯(2人以上)あたり年約587~1484円を負担している概算となった。家庭の負担額は料金内訳が書かれた検針票には示されておらず、利用者の目には届かない。
原発事故、見えない家計負担 検針票には記載されず
 国の試算で、賠償費用は7・9兆円にのぼる。うち5・5兆円分について、東電の負担に加え、他の電力会社も「一般負担金」として、原発の出力などに応じて負担している。
 7社は東京、北海道、東北、中部、関西、四国、九州の各電力。朝日新聞の試算では、家庭向けの電気料金で回収している一般負担金は1キロワット時で約0・11~0・26円だった。
 関電と中部電が取材に対し、家庭向けの1キロワット時の概算を出していることを明らかにした。この方法を元に朝日新聞が他社分も試算。全社がこの試算の考え方に誤りがないことを認めている。
 これに各家庭の使用電力量をかければ負担額がわかる。国の家計調査を元に1世帯(2人以上)あたりを計算すると、最高は四電の1484円だった。次いで関電が1212円、東電が1159円、九電が1127円、北電が1034円、東北電が774円、中部電が587円となった。
 電気料金は、電気をつくって届けるのに必要な費用をすべて回収できる仕組み(総括原価方式)になっている。7社が2012~14年度に値上げした際、一般負担金を料金算定に使う「原価」に盛り込んだ。このため家庭の電気料金に直接転嫁されることになった。
 7社以外の北陸電力と中国電力も一般負担金を払っているが、福島の事故後に値上げしておらず原価に含んでいないため電気料金には直接反映されていない。
 政府は20年から送電線の利用料にも2・4兆円分の賠償費用を上乗せする方針だ。国の試算では、賠償費用を含め、廃炉や除染などといった事故対応費用は21・5兆円にのぼる。東電が負担する費用以外に、税金も投じられる見通し。(西村圭史)
■一人一人の負担が見える形に
 〈全国消費者団体連絡会の河野康子事務局長の話〉 福島第一原発事故後の混乱の中で深い議論がないまま制度ができて、本来は東電が負担するべき賠償費用について多くの消費者が自覚のないまま一般の電気料金から回収されている。一方で、福島の事故で困っている人がいるのも事実。消費者が原発事故の問題に向き合うためにも、国や電力会社はもっと一人一人の負担が見える形にするべきだ。
     ◇
 〈一般負担金〉 本来は原発事故全般の賠償に備えて事前に資金を積み立てるのが目的だが、現状では積み立てた資金は福島第一原発事故の賠償費用に使われている。国が事故後の2011年に設立した認可法人「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」を通じて東電に賠償資金を貸し、原発を持つ大手電力9社と日本原子力発電、日本原燃の計11社が機構に払う形で返済している。額は原発の出力などで決まり、11~15年度で計約6713億円。東電は別に特別負担金(15年度までに計1800億円)も払っている。

感想
国民に見えるようにすることではないでしょうか?
原発はリスクだけでなく、費用もかかると。
その上で原発を継続するかを国民に判断してもらうことだと思います。
知らないと判断材料が少なくなります。

トランプ大統領が自分を批判するメディアを締め出しました。
トランプ大統領は「情報を入手していないのででたらめを書いている」と主張しています。
真偽は別として、あのトランプ大統領もやはり”情報”を知ることが必要だと言っています。

何故、原子力発電を諦めないか。
その一つの理由にいつでも核を保有できるからとの説があります。
核物質を持っているのでいつでも原爆を作成できます。
ロケットの技術があるので、ミサイルに核弾頭を付けることができます。
原子力発電を諦めると、核弾頭を持つミサイルを作れなくなるからと。

核物質はコントロールが難しいです。
福島第一原発の溶解の処理の目途が立っていません。
そのための技術も確立していません。
人類初の挑戦と言われています。
チャイナシンドロームの可能性も100%否定されていません。
その処理の費用は数百年続くのではないでしょうか?


「1945年のクリスマス 日本国憲法を『男女平等』を書いた女性の自伝」ベアテ・シロタ・ゴードン著

2017-02-27 01:58:38 | 本の紹介
父親のレオ・シロタ氏はピアニストで上野音楽学校(東京芸大)でピアノを教えていた。

1945年12月24日、私は、連合軍総司令部GHQの民間人要員の一人として日本に赴任した。厚木基地には、今日がクリスマスイブであることを思い出させるものは何もなかった。

マッカーサー元師の日本改造計画
「日本の婦人の立場は、極めて低いことは、諸君も知っている通りだ。婦人に参政権を与えることは、日本人に民主主義とはこんなことだと示すのに最良のテーマだ。そして、速やかに行わなければいけないのは、政治犯の釈放、秘密警察の廃止、労働組合の奨励、農民の解放、教育の自由、自由かつ責任ある新聞の育成・・・だ」

日本人というのは、本質的に封建的な民族だと私は思う。権力者の命令なら、たとえ気が進まなくても実行する。戦争の末期に、特攻隊の志願者を募った時、そのほとんどの若者は死にたくなかったのが本音だったと思う。でも、一歩前に出る勇気よりも、一歩前に出ない勇気の方が日本では難しいのだ」。

8月15日には、天皇陛下の決定に背いて、皇居の周辺や私が降りた厚木飛行場で、血気に逸る若い軍人たちがクーデターを起こしたことを伝えた。失敗した人たちは、皇居前で切腹したというのだ。もっと酷い話は、8月15日の戦争が終わった日の夕方、九州の鹿屋飛行場から特攻隊の飛行機が飛び立ったという。もちろん一人も帰らなかった。その人たちにはお母さんも、奥さんや子供さんもいたかもしれないのに・・・。

日本国憲法に「男女平等」を書く。
1946年2月4日から12日までの9日間は、私の生涯で最も密度の濃い時間だったかもしれない。

私は、女性の権利を具体的に憲法に書いておけば、民法でも無視することができないはずだと考えた。官僚になるのは、大半が男性であるだろうし、その男性たちは、保守的であることがわかっていたからだ。

「次の人権に関する条項は、日本の国には向かない点が多々あります」。
日本側の発言に、私の眠気が吹っ飛んだ。
「女性の権利の問題だが、日本には、女性が男性と同じ権利を持つ土壌はない。日本女性には適さない条文が目立つ」。
「しかし、マッカーサー元師は、占領政策の最初に女性の婦人の選挙権の授与を進めたように、女性の解放を望んでおられる。しかsも、この条項は、この日本で育って、日本をよく知っているミス・シロタが、日本女性の立場や気持ちを考えながら、一心不乱に書いたものです。悪いことが書かれているはずはありません。これをパスさせませんか?」。
ケースディ大佐の言葉に、日本側の佐藤達夫さんや白洲さんらが一斉に私を見た。彼らは私を日本人に好意を持っている通訳として見ていたので、びっくりしたのだった。
一瞬、空白の時があった。
「このシロタさんが?それじゃあ、ケースディ大佐のおっしゃる通りにしましょう」。
日本側は、私の顔を見て承諾せざるを得なかった。ケースティ大佐の演出的な発言は、見事に的を射ていた。私の胸に熱いものが膨らんでいった。2月8日(このような女性の権利については、民法に入れるべき)と言った人物と同一人とは思えない采配だった。
日本国憲法草案は、3月6日夜、憲法改正草案要綱として日本政府から発表された。もちろん、この草案は、日本政府が作ったものとしてであった。


「私はね、日本の男性はとても保守的だから、女性の権利をちゃんと憲法に書いておかなければ、民法に書き入れられないと思ったのです。そういう仕事をするのは、男性ですからね・・・。でも運営委員会のケースディ大佐は、こういう細かい条項は民法に入れるべきもので、憲法に書くべきでないとカットしたのです。その時、私はとてもエモーショナルになっていたので、泣いてしまいました」。

1992年「日本国憲法を生んだ密室の9日間」のテレビ・ドキュメンタリー番組の中で、ベアテさんは憲法草案を手に、上記を語っていた。

憲法学者の土井たか子さん
「人権の条項が、憲法にこんなにたくさん盛り込まれて充実しているのは、創案者のベアテさんが女性で、生活者であったからだと思うのです。憲法学者でなく、素人であったことが良かったと思います。憲法の専門家なら、いろいろな規約にとらわれるけれど、ベアテさんは人が幸せになるためにには何が必要かを知っていて、その本質をズバリ書いて下さった、それが良かったと思います」。

「1945年のクリスマス」が出版されて以降、ベアテさんは一躍「日本女性の恩人」として有名になった。

感想
男女平等の権利が憲法に入っているのは、当時はソ連の憲法だけだったそうです。
多くの国の憲法を参考にしながら作成されました。

一人の女性の考えが、日本の憲法に男女平等の権利につながりました。
日本に暮らし、日本を愛した両親に育てられたことが、日本人女性に必要と強く思われたようです。

女性が政治に参加しないと日本は良くならないとのお考えでした。
その通りだと思います。
男だけだと政治はおかしくなります。
戦争に突き進んだのもその影響があったのではないでしょうか。
こういうことを学校で教えたいものです。