京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

フリー句「子猫の手」の巻

2020-10-31 07:49:19 | 俳句
フリー句「子猫の手」の巻
子猫の手ねえちょっともうちょっと    ひろあき
もう一膳もう半膳とおかわりする食べ盛り 巡紅
花見客おっとり見えて着道楽       ひろあき
枯山水邦人よりも外国人の納得顔     巡紅 
瞑想を取り入れている心理学       ひろあき
ピラミッド建設でまだ揉めてる石頭達   巡紅
演説する自分に酔ったナポレオン     ひろあき
自己暗示で金メダル取った体操選手    巡紅
引退後のタレント生活          ひろあき
国会デビューそして不倫騒動       巡紅
謹慎のアパートの窓月が出て       ひろあき
二枚貝が砂浜に打ち上げられる      巡紅
光放ってビーナス誕生          ひろあき
オアシスがあったのよ砂漠のバラ     巡紅
(水に含まれたミネラルなどが結晶化したもの)
月の下で語らう影 恋か陰謀か      ひろあき
賞味期限の関係でラーメンでなく焼きそば 巡紅
下宿生活軽い財布と相談し        ひろあき
蹴り返す事も出来ないTPOズレた感謝   巡紅
お祝いをお呪いと書き間違えた祝儀袋   ひろあき
天使も足を滑らせる結果オーライの人生  巡紅

「身にしみて」の句

2020-10-30 08:07:47 | 俳句
「身にしみて」の句
           金澤ひろあき
 10月の義仲寺の連句の発句は、芭蕉にちなんで、「身にしみて大根からし秋の風」でした。この句「身にしみ」「大根」「秋の風」と、季語が三つもありますね。現代の句会だったら、注意されて添削されるか、没になるかもなどという話も出ました。でも体感を通して実感が伝わってくる句ですね。
  木瓜の実のまったりみのり翁句碑  ひろあき

10月の大津

2020-10-29 08:02:21 | 俳句
10月の大津 
           金澤ひろあき
 10月最後の日曜に、義仲寺へ行きました。早く着いたので、膳所あたりの旧東海道を歩いていたら、知り合いにばったり会ってびっくり。その人も大津から旧東海道を歩いて来たのでした。
  京都より寒い大津の東海道 ひろあき
 義仲寺では連句の会がありました。冬眠に入る前の小亀。木瓜の実などを見ました。冬が近づいています。

天神さん

2020-10-28 09:09:22 | 俳句
天神さん
           金澤ひろあき
 毎月25日は、京都では天神さんです。北野天満宮では市が立ちます。今年はコロナ流行で中止していましたが、10月に再開されました。食事関係はだめで、持ち帰りだそうです。   
でも、再開されて、明るい気持ちになります。
 市立つや小春日和の露地抜ける   ひろあき

青紅葉

2020-10-27 08:15:32 | 俳句
青紅葉
          金澤ひろあき
 土曜日に仕事が入りました。早く終わって天気も良いので、天王山まで歩きました。数日前に凩一号も吹き冷えたので、少しは紅葉しているかなと期待したのでした。
 山のふもとにある山崎聖天さんに行ったのですが、見事に青紅葉。冬めいているのですが、紅葉はまだおあずけでした。でも今年の夏の名残と思って見れば、また趣があります。
  凩一号吹くも後には青紅葉   ひろあき