中将棋、小将棋
金澤ひろあき
島本町立歴史文化資料館で「水無瀬駒」を見ました。安土桃山時代から伝わる将棋の駒です。水無瀬神宮の宮司をつとめる水無瀬家に伝わる物です。
水無瀬兼成という公家は字がうまく駒を作ったそうです。彼の書いた日記には天正十八から慶長七年まで作った駒の譲り先が書かれており、後陽成天皇、正親町上皇、豊臣秀次、徳川家康などが登場するそうです。
今、私達がやっている将棋は「小将棋」と呼ばれていました。今の将棋と違う「中将棋」という盤も広く、駒数も多いものもあったようです。
中将棋には「仲人」「銅将」「猛豹」「盲虎」「酔象」など、今の将棋には見られない駒があります。はじめて実物を見ました。
定石も多かったのでしょうね。見ていると不思議な感じがしました。
次の一手長考している暑さかな ひろあき
金澤ひろあき
島本町立歴史文化資料館で「水無瀬駒」を見ました。安土桃山時代から伝わる将棋の駒です。水無瀬神宮の宮司をつとめる水無瀬家に伝わる物です。
水無瀬兼成という公家は字がうまく駒を作ったそうです。彼の書いた日記には天正十八から慶長七年まで作った駒の譲り先が書かれており、後陽成天皇、正親町上皇、豊臣秀次、徳川家康などが登場するそうです。
今、私達がやっている将棋は「小将棋」と呼ばれていました。今の将棋と違う「中将棋」という盤も広く、駒数も多いものもあったようです。
中将棋には「仲人」「銅将」「猛豹」「盲虎」「酔象」など、今の将棋には見られない駒があります。はじめて実物を見ました。
定石も多かったのでしょうね。見ていると不思議な感じがしました。
次の一手長考している暑さかな ひろあき