ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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韓国人留学生タングニの最初に驚いた光景は・・・

2010-08-07 23:46:07 | 韓国の漫画
 この数日、原爆記念日関係の記事をいろいろ読みました。(「毎日新聞」の「忘れ得ぬ人々:日韓併合100年」とか潘基文国連事務総長関係とか・・・)
 また、先日「京王百貨店大古書市」で安価で購入した「植民地教育史研究年報」(01~10の10冊)中の報告・論文等をいくつか読みました。
 さらにまた、久しぶりに職安通りのコリア・プラザに行って、昨年刊行の小説・チョン・ウングォル(정은궐.鄭銀闕)「成均館儒生たちの日々(성균관 유생들의 나날)」(1・2)を購入、読み始めました。※帯には「読者たちが選んだもっともおもしろい本 小説1位 2010年ドラマ放映」とある。

 それぞれ興味深いネタで、それなりに調べたり考えたりもしたのですが、なにせこの暑さでアタマが働かず、とくに<植民地近代化論><植民地収奪論>をめぐっていろいろブログ等を読んでいるうちに完全に思考停止・・・。

 ・・・という状態で、ちょっと息抜きをと思って、日本に関係のある韓国ブログなどをなんとなく見てみると、私ヌルボにとっては懐かしい、以前よくネット上でよく見た漫画「당그니의 일본표류기(タングニの日本漂流記)」が、タングニ(本名김현근)さんのサイトの中にあるのを発見しました。

 タングニさんが新婚の奥さんを韓国に残して京都に語学留学したのが2005年。その時から自身の留学生生活をネット漫画で公開、ヌルボとしては、韓国の若者が日本のどんなところに驚いたり感激したりするのか、興味をもって読んだりしてました。
その後帰国して、日本の紹介本を出したりしているようです。

 その「日本漂流記」で、ヌルボが覚えているのは下に掲げるエピソード。
  ※文字が見づらければ →元のサイトを参照のこと。

  
「カサをさしたまま自転車に乗っている風景・・・・平和・・・・都心の中の静けさ」
「初めて見た風景だったが、僕はこれがここの日常的な風景であることがわかった。」


  
「おおっ」
「文化の衝撃とはそんなものだ。慣れていることと慣れていないことを感じられるほんの数秒間の出会い・・」


  
「へ~、めずらしい」
「何よ・・・自転車に乗るのを初めて見るの・・ 恥ずかしい。」


 漫画以外にも、上記の彼のサイトはいろんなコンテンツが盛りだくさんです。
また単行本では下記の本などがあります。

   
 【タングニ著「お元気ですか 京都」

 そういえば、韓国に行った日本の人が書いてる漫画本もいくつかありますね。それらについては(いつもの)また今度・・・。
コメント
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