▸昨日(14日)は、シネマ・ジャック&ベティで懸案の「人生フルーツ」を鑑賞。韓国でも、記事の一番下の【多様性映画】のランキングで1位になっているように、ソウルだとシネキューブ、想像マダン、エムシネマ等々のミニシアターを中心に、静かにヒットしているようです。→2つ前の記事で昨年の韓国の流行語1位の<小確幸>のことを書きましたが、この「人生フルーツ」も「リトル・フォレスト」と共にその<小確幸>を具現している映画として紹介されている(→コチラ)のはやっぱりなという感じ。私ヌルボとしては、点をつければ75点くらいかな? 「ああいう生き方や年の取り方や夫婦の関係、いいな」と思ったとしてもできない人は多いだろうし・・・。ヌルボの場合は最初からああいう生き方はゼッタイできない&しようと思わないし・・・。いや、立派な方だと思いますけどね、皮肉でなく。
10日は同じシネマ・ジャック&ベティでこれも評判の高いアニメ「若おかみは小学生!」を鑑賞。いい子すぎるのがいかがなものか?・・・という感想はひねくれてる? 日本が今なお根強いアニミズムの国であることを再確認しました。
▸今年最初の韓国映画は、13日TOHOシネマズ上大岡で観た「それだけが、僕の世界」。ビョン様、50歳も近いのにこの若い役とは大したもの!(←皮肉じゃないです。) ユン・ヨジョン先生は71歳か。いつもの(?)押しの強さ(?)が感じられなかったのは役柄のため? 昨年を観るまで個人的には印象の薄かったハン・ジミンは、なるほど全然違う! 「ミス・ペク」の演技で多くの賞を獲得したのがわかります。パク・ジョンミンは熱演。関係ないけど、字幕の<タヌキ寝入り>は何と言ってたか聞き逃す。<꾀잠>? 関係ないけどその2。「幻想即興曲」は高校時代音楽の先生が授業の前によく弾いていた曲。懐かしかったです。
▸アカデミー賞をはじめ、いろんな映画祭の季節となりました。今日(15日)のニュースでは、放送映画批評家協会賞で「ROMA ローマ」が作品賞含む最多4冠を受賞したとか。(→コチラ参照。) この「ROMA ローマ」、もう日本でも観られます。といっても、NetFlix限定というのが、基本的に映画館で観るというヌルボにとっては如何ともしがたいところ。韓国では全国で16館とはいえ劇場公開されてるのに・・・。
なお、参考までに<ローリング・ストーン誌が選ぶ2018年のベスト映画20本>は→コチラ。やはり「ROMA ローマ」が1位です。ついでに<オバマ前大統領が選んだ2018年のお気に入り映画15本>は→コチラ。どちらのもイ・チャンドン監督の「バーニング」が入ってます。村上春樹原作で、日本では「バーニング 劇場版」のタイトルで2月1日公開。もう予告編やってますね。韓国では興行成績・評価等はまずまずといったところだったか? 期待感はそれほどでもなし、ですが何はともあれ観てみないと・・・。
★★★ NAVERの人気順位(1月15日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
①(-) グリーンブック 9.67(973)
②(1) 大人になれば(韓国) 9.55(101)
③(3) バブル・ファミリー(韓国) 9.53(34)
④(2) ボヘミアン・ラプソディ 9.48(36,866)
⑤(4) ポーランドに行った子供たち(韓国) 9.42(483)
⑥(5) ハンター・キラー 9.41(2,241)
⑦(7) イツァーク 9.32(101)
⑧(6) Dying/死ぬこと 9.32(25)
⑨(8) スパイダーマン:スパイダーバース 9.25(4,206)
⑩(10) チョンバギ 韓半島の恐竜2 : 新しい楽園(韓国) 9.18(1,520)
①「グリーンブック」が今回の新登場です。1962年のアメリカ。ニューヨークで人気がある黒人ピアニストのシャーリー(マハーシャラ・アリ)は、人種差別がはびこる南部へのツアーを敢行します。彼が用心棒兼運転手として雇ったのは粗野な白人トニー(ヴィゴ・モーテンセン)でした。彼らの旅とツアーは難航が続きます。しかし、そんなトラブルを乗り越え、彼らの間には友情が育まれていきます・・・。韓国題は「그린 북」。日本公開は3月1日です。
【記者・評論家による順位】
①(1) ROMA/ローマ 8.80(5)
②(2) スパイダーマン:スパイダーバース 8.25(8)
③(-) 天堂の夜と霧(韓国) 8.00(2)
④(3) 希望の灯り 7.75(4)
⑤(-) 共同正犯(韓国) 7.67(9)
⑤(-) 生き残った子[最後の息子](韓国) 7.67(9)
⑦(4) マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白(韓・仏) 7.60(5)
⑧(5) アリー/ スター誕生 7.43(7)
⑨(-) グリーンブック 7.29(7)
⑩(6) シュガー・ラッシュ:オンライン 7.25(4)
⑨「グリーンブック」が今回の初登場ですが、この作品については上述しました。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績1月11日(金)~1月13日(日) ★★★
日本統治時代の韓国語辞典編集と、その弾圧を描く「マルモイ(言葉集め)」が1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(6)・・マルモイ[言葉集め](韓国) ・・・・・1/09・・・・・・・・・・785,611・・・・・・1,185,500・・・・・・・10,070・・・・・・1,203
2(37)・・わたしの中のあいつ(韓国)・・・・1/09・・・・・・・・・・564,563 ・・・・・・・765,563・・・・・・・・6,638・・・・・・1,041
3(1)・・シュガー・ラッシュ:オンライン・・1/03・・・・・・・・・316,111 ・・・・・1,342,802・・・・・・・10,733 ・・・・・・・934
4(新)・・劇場版恐竜メッカ―ド ・・・・・・・1/10・・・・・・・・・・230,684・・・・・・・289,873・・・・・・・・2,236・・・・・・・・763
:タイニーソアの島(韓国)
5(2)・・アクアマン ・・・・・・・・・・・・・・・・・12/19・・・・・・・・・・182,199 ・・・・・4,920,918・・・・・・・43,126・・・・・・・・738
6(3)・・ボヘミアン・ラプソディ ・・・・・・10/31・・・・・・・・・・・84,516 ・・・・・9,785,645・・・・・・・84,970・・・・・・・・521
7(25)・・グリーンブック ・・・・・・・・・・・・・1/09・・・・・・・・・・・65,641 ・・・・・・・・99,569 ・・・・・・・・・889 ・・・・・・・373
8(5)・・バンブルビー ・・・・・・・・・・・・・・・12/25・・・・・・・・・・・19,970・・・・・・1,553,491・・・・・・・13,026 ・・・・・・・279
9(4)・・PMC:ザ・バンカー(韓国)・・・・・12/26・・・・・・・・・・・13,976・・・・・・1,665,204・・・・・・・13,976 ・・・・・・・268
10(-)・・名探偵コナン:ゼロの執行人(日本)・・8/08 ・・・・・・8,768 ・・・・・・・414,506 ・・・・・・・・3,165 ・・・・・・・・31
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
新登場は2・4・7位の3作品です。
2位「わたしの中のあいつ」は、韓国のファンタジー&コメディ。エリートの中年男性のパンス(パク・ソンウン)と、屋上から落ちて来た高校生のドンヒョン(チニョン)はぶつかった拍子に心と体が入れ替わってしまいます。そしてパンスは、ドンヒョンの身体で初恋の女性ミソン(ラ・ミラン)と、存在も知らなかった自分の娘であるヒョンジョン(イ・スミン)と出会うことになるのですが・・・。原題は「내안의 그놈」です。うーむ、身体が入れ替わる映画といえば「転校生」から「君の名は。」をはじめ10作品をはるかに超えるぞ、たぶん。それがわかっててあえて作るとなるとよほどの新味を打ち出さんと・・・って、そこんとこどーなの?
4位「劇場版恐竜メッカ―ド:タイニーソアの島」は韓国のSFアニメ。遠い昔、小惑星の衝突により地球上の恐竜が全滅した後、人の知らないある小さな島で恐竜たちはとても小さい姿のタイニーソーとして誕生します。あ、小さいからタイニー(tiny)ね。彼らは友人同士どんぐりサッカーをして平和な日々を過ごしていましたが、ある日怪しい悪党たちが現れ、タイニーソーの島を脅かし始めます。悪党たちの正体は・・・。また、タイニーソーたちは危機にさらされた島を守ることができるでしょうか? 原題は「극장판 공룡메카드: 타이니소어의 섬」です。
7位「グリーンブック」については上述しました。日本では3月1日公開されます。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・・・上映館数
1(2)・・人生フルーツ(日本) ・・・・・・・・・・・・12/06 ・・・・・・・・・・3,214・・・・・・・・・49,885 ・・・・・・・・・・382 ・・・・・・・・・32
2(13)・・リジー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/10 ・・・・・・・・・・3,131・・・・・・・・・・4,653 ・・・・・・・・・・・43 ・・・・・・・・・48
3(1)・・Leto/夏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/03 ・・・・・・・・・・2,973・・・・・・・・・16,869 ・・・・・・・・・・148 ・・・・・・・・・61
4(3)・・老人と銃・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/27 ・・・・・・・・・・1,904・・・・・・・・・19,736 ・・・・・・・・・・163 ・・・・・・・・・33
5(5)・・イツァーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/20 ・・・・・・・・・・1,048・・・・・・・・・13,063 ・・・・・・・・・・・99 ・・・・・・・・・21
2位「リジー」(仮)が今回の新登場です。アメリカの犯罪ミステリー&スリラーで、1892年にマサチューセッツ州のフォール・リヴァーで起こった手斧よる惨殺殺人事件を素材にしています。被害者は地元の名士アンドリュー・ジャクソン・ボーデン(ジェイミー・シェリダン)とその再婚相手のアビー(フィオナ・ショウ)。ボーデンの再婚が契機となって、先妻の娘であるエマ(キム・ディケンズ)とリジー(クロエ・セヴィニー)の父と継母に対する感情のミゾは深まり、これに財産の相続もからんで家庭内にはドロドロの確執があったとか。事件後、その犯行時刻に自宅にいたリジーが容疑者として逮捕されますが、彼女の衣服には血痕等は全然見つからず、凶器の斧も特定できずで結局リジーは裁判の結果無罪に。そして事件は迷宮入りとなります。では真相は? ということですが、本作ではミステリー作家エド・マクベインの説を採用しているとか。それはリジーが当家でメイドとして働いていたブリジット・サリバン(クリステン・スチュワート)と恋人同士だった・・・つまり同性愛者だったことが事件に関係していたというもの。つまり、LGBT映画という側面もある作品のようです。韓国題は「리지」。日本公開は未定のようです。
10日は同じシネマ・ジャック&ベティでこれも評判の高いアニメ「若おかみは小学生!」を鑑賞。いい子すぎるのがいかがなものか?・・・という感想はひねくれてる? 日本が今なお根強いアニミズムの国であることを再確認しました。
▸今年最初の韓国映画は、13日TOHOシネマズ上大岡で観た「それだけが、僕の世界」。ビョン様、50歳も近いのにこの若い役とは大したもの!(←皮肉じゃないです。) ユン・ヨジョン先生は71歳か。いつもの(?)押しの強さ(?)が感じられなかったのは役柄のため? 昨年を観るまで個人的には印象の薄かったハン・ジミンは、なるほど全然違う! 「ミス・ペク」の演技で多くの賞を獲得したのがわかります。パク・ジョンミンは熱演。関係ないけど、字幕の<タヌキ寝入り>は何と言ってたか聞き逃す。<꾀잠>? 関係ないけどその2。「幻想即興曲」は高校時代音楽の先生が授業の前によく弾いていた曲。懐かしかったです。
▸アカデミー賞をはじめ、いろんな映画祭の季節となりました。今日(15日)のニュースでは、放送映画批評家協会賞で「ROMA ローマ」が作品賞含む最多4冠を受賞したとか。(→コチラ参照。) この「ROMA ローマ」、もう日本でも観られます。といっても、NetFlix限定というのが、基本的に映画館で観るというヌルボにとっては如何ともしがたいところ。韓国では全国で16館とはいえ劇場公開されてるのに・・・。
なお、参考までに<ローリング・ストーン誌が選ぶ2018年のベスト映画20本>は→コチラ。やはり「ROMA ローマ」が1位です。ついでに<オバマ前大統領が選んだ2018年のお気に入り映画15本>は→コチラ。どちらのもイ・チャンドン監督の「バーニング」が入ってます。村上春樹原作で、日本では「バーニング 劇場版」のタイトルで2月1日公開。もう予告編やってますね。韓国では興行成績・評価等はまずまずといったところだったか? 期待感はそれほどでもなし、ですが何はともあれ観てみないと・・・。
★★★ NAVERの人気順位(1月15日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
①(-) グリーンブック 9.67(973)
②(1) 大人になれば(韓国) 9.55(101)
③(3) バブル・ファミリー(韓国) 9.53(34)
④(2) ボヘミアン・ラプソディ 9.48(36,866)
⑤(4) ポーランドに行った子供たち(韓国) 9.42(483)
⑥(5) ハンター・キラー 9.41(2,241)
⑦(7) イツァーク 9.32(101)
⑧(6) Dying/死ぬこと 9.32(25)
⑨(8) スパイダーマン:スパイダーバース 9.25(4,206)
⑩(10) チョンバギ 韓半島の恐竜2 : 新しい楽園(韓国) 9.18(1,520)
①「グリーンブック」が今回の新登場です。1962年のアメリカ。ニューヨークで人気がある黒人ピアニストのシャーリー(マハーシャラ・アリ)は、人種差別がはびこる南部へのツアーを敢行します。彼が用心棒兼運転手として雇ったのは粗野な白人トニー(ヴィゴ・モーテンセン)でした。彼らの旅とツアーは難航が続きます。しかし、そんなトラブルを乗り越え、彼らの間には友情が育まれていきます・・・。韓国題は「그린 북」。日本公開は3月1日です。
【記者・評論家による順位】
①(1) ROMA/ローマ 8.80(5)
②(2) スパイダーマン:スパイダーバース 8.25(8)
③(-) 天堂の夜と霧(韓国) 8.00(2)
④(3) 希望の灯り 7.75(4)
⑤(-) 共同正犯(韓国) 7.67(9)
⑤(-) 生き残った子[最後の息子](韓国) 7.67(9)
⑦(4) マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白(韓・仏) 7.60(5)
⑧(5) アリー/ スター誕生 7.43(7)
⑨(-) グリーンブック 7.29(7)
⑩(6) シュガー・ラッシュ:オンライン 7.25(4)
⑨「グリーンブック」が今回の初登場ですが、この作品については上述しました。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績1月11日(金)~1月13日(日) ★★★
日本統治時代の韓国語辞典編集と、その弾圧を描く「マルモイ(言葉集め)」が1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(6)・・マルモイ[言葉集め](韓国) ・・・・・1/09・・・・・・・・・・785,611・・・・・・1,185,500・・・・・・・10,070・・・・・・1,203
2(37)・・わたしの中のあいつ(韓国)・・・・1/09・・・・・・・・・・564,563 ・・・・・・・765,563・・・・・・・・6,638・・・・・・1,041
3(1)・・シュガー・ラッシュ:オンライン・・1/03・・・・・・・・・316,111 ・・・・・1,342,802・・・・・・・10,733 ・・・・・・・934
4(新)・・劇場版恐竜メッカ―ド ・・・・・・・1/10・・・・・・・・・・230,684・・・・・・・289,873・・・・・・・・2,236・・・・・・・・763
:タイニーソアの島(韓国)
5(2)・・アクアマン ・・・・・・・・・・・・・・・・・12/19・・・・・・・・・・182,199 ・・・・・4,920,918・・・・・・・43,126・・・・・・・・738
6(3)・・ボヘミアン・ラプソディ ・・・・・・10/31・・・・・・・・・・・84,516 ・・・・・9,785,645・・・・・・・84,970・・・・・・・・521
7(25)・・グリーンブック ・・・・・・・・・・・・・1/09・・・・・・・・・・・65,641 ・・・・・・・・99,569 ・・・・・・・・・889 ・・・・・・・373
8(5)・・バンブルビー ・・・・・・・・・・・・・・・12/25・・・・・・・・・・・19,970・・・・・・1,553,491・・・・・・・13,026 ・・・・・・・279
9(4)・・PMC:ザ・バンカー(韓国)・・・・・12/26・・・・・・・・・・・13,976・・・・・・1,665,204・・・・・・・13,976 ・・・・・・・268
10(-)・・名探偵コナン:ゼロの執行人(日本)・・8/08 ・・・・・・8,768 ・・・・・・・414,506 ・・・・・・・・3,165 ・・・・・・・・31
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
新登場は2・4・7位の3作品です。
2位「わたしの中のあいつ」は、韓国のファンタジー&コメディ。エリートの中年男性のパンス(パク・ソンウン)と、屋上から落ちて来た高校生のドンヒョン(チニョン)はぶつかった拍子に心と体が入れ替わってしまいます。そしてパンスは、ドンヒョンの身体で初恋の女性ミソン(ラ・ミラン)と、存在も知らなかった自分の娘であるヒョンジョン(イ・スミン)と出会うことになるのですが・・・。原題は「내안의 그놈」です。うーむ、身体が入れ替わる映画といえば「転校生」から「君の名は。」をはじめ10作品をはるかに超えるぞ、たぶん。それがわかっててあえて作るとなるとよほどの新味を打ち出さんと・・・って、そこんとこどーなの?
4位「劇場版恐竜メッカ―ド:タイニーソアの島」は韓国のSFアニメ。遠い昔、小惑星の衝突により地球上の恐竜が全滅した後、人の知らないある小さな島で恐竜たちはとても小さい姿のタイニーソーとして誕生します。あ、小さいからタイニー(tiny)ね。彼らは友人同士どんぐりサッカーをして平和な日々を過ごしていましたが、ある日怪しい悪党たちが現れ、タイニーソーの島を脅かし始めます。悪党たちの正体は・・・。また、タイニーソーたちは危機にさらされた島を守ることができるでしょうか? 原題は「극장판 공룡메카드: 타이니소어의 섬」です。
7位「グリーンブック」については上述しました。日本では3月1日公開されます。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・・・上映館数
1(2)・・人生フルーツ(日本) ・・・・・・・・・・・・12/06 ・・・・・・・・・・3,214・・・・・・・・・49,885 ・・・・・・・・・・382 ・・・・・・・・・32
2(13)・・リジー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/10 ・・・・・・・・・・3,131・・・・・・・・・・4,653 ・・・・・・・・・・・43 ・・・・・・・・・48
3(1)・・Leto/夏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/03 ・・・・・・・・・・2,973・・・・・・・・・16,869 ・・・・・・・・・・148 ・・・・・・・・・61
4(3)・・老人と銃・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/27 ・・・・・・・・・・1,904・・・・・・・・・19,736 ・・・・・・・・・・163 ・・・・・・・・・33
5(5)・・イツァーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/20 ・・・・・・・・・・1,048・・・・・・・・・13,063 ・・・・・・・・・・・99 ・・・・・・・・・21
2位「リジー」(仮)が今回の新登場です。アメリカの犯罪ミステリー&スリラーで、1892年にマサチューセッツ州のフォール・リヴァーで起こった手斧よる惨殺殺人事件を素材にしています。被害者は地元の名士アンドリュー・ジャクソン・ボーデン(ジェイミー・シェリダン)とその再婚相手のアビー(フィオナ・ショウ)。ボーデンの再婚が契機となって、先妻の娘であるエマ(キム・ディケンズ)とリジー(クロエ・セヴィニー)の父と継母に対する感情のミゾは深まり、これに財産の相続もからんで家庭内にはドロドロの確執があったとか。事件後、その犯行時刻に自宅にいたリジーが容疑者として逮捕されますが、彼女の衣服には血痕等は全然見つからず、凶器の斧も特定できずで結局リジーは裁判の結果無罪に。そして事件は迷宮入りとなります。では真相は? ということですが、本作ではミステリー作家エド・マクベインの説を採用しているとか。それはリジーが当家でメイドとして働いていたブリジット・サリバン(クリステン・スチュワート)と恋人同士だった・・・つまり同性愛者だったことが事件に関係していたというもの。つまり、LGBT映画という側面もある作品のようです。韓国題は「리지」。日本公開は未定のようです。