健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

「気」を巡らす

2024年01月30日 20時13分39秒 | Weblog

元旦の能登半島地震から間もなく1か月になりますが、被災した皆様には

大寒の時期と重なり大変な環境の中、早い復旧とお見舞いを申し上げます。

1月も終わりに近づき26日に東の空に煌々と輝く満月を見ました。

そして、明け方前の西の空に再びその輝きを確認できました。

ちなみに今月はウルフムーンと呼ぶそうです。

このような月の満ち欠けの繰り返しで、太陽と月が180度離れたときに満月となりますが、

こうして命を繋ぎながら宇宙の流転の中で生かされているご縁をしっかり受け止めたいと思います。

実は、お正月休みが終わる頃久々に風邪をひきました。

初期は熱もなく早めに治そうと思っていたのですが、8度近く熱が出たと同時に

咳、のどの痛みと2日ほどつらい症状が続きました。

 

身体が病んでくると気力も衰えていくのを感じ『気』について

思いを巡らしました。

東洋医学では「気血」「気の流れ」と言う言葉を使いますが

その滞りが様々な病を引き起こしているという点からも

目には見えないながらも生きるための大切なエネルギーと考えられています。

 

気という言葉はいろいろな意味で熟語となって使われていますが

心身や環境に気を配りながら、気運を高め、気力を充実させ

活気ある生活を呼び込むためにも気合を入れてまいります。

 

近頃、一日のご褒美のように夕焼けに輝く空から元気をもらっています。

明日も良い一日でありますように。


2024年も宜しくお願い致します。

2024年01月01日 13時55分45秒 | Weblog

2024年明けましておめでとうございます🎍

穏やかなお天気に恵まれた元日になりました。

皆々様におかれまして、お元気で笑顔溢れる一年になりますように、

お祈り申し上げます。

さて、お正月には「お屠蘇」を飲んで無病長寿を願うという風習がありますが

その由来は「屠蘇延命散」といわれる何種類かの

材料をお酒の中に漬け込んだものから出来ていたそうです。

今回はその材料や効能・作用などを調べてみました。

 

*白朮(ビャクジュツ) キク科オケラやオオバナオケラの根茎を乾燥したもので

主な薬効は 健胃、整腸、利尿作用。

 

*山椒(サンショウ) サンショウの実は食欲不振,胃下垂,消化不良,回虫駆除や腹の冷え、

腹部のガスの停滞と腹痛に用いる。また、不整脈、狭心症、消火器系統の病気の治療にも役立つ。

 

 *桔梗(キキョウ)桔梗根は、鎮咳、去痰、排膿作用、抗炎症作用があり、咳、痰、化膿性疾患、扁桃炎、咽頭炎などに用いられる。

 

*肉桂(ニッケイ) ニッケイの樹皮を乾燥させて作られ、シナモンとも呼ばれます。 発汗、 解熱、 健胃、整腸作用があります。

 

*防風(ボウフウ) セリ科ボウフウの根を用いたもので、 抗ウイルス、解熱、消炎鎮痛、血圧降下、胃粘膜保護、関節炎を抑制する作用などがあります。

 

*陳皮(チンピ) みかんの皮を乾燥したもので、胃酸の分泌、腸の蠕動運動を促進させる。

 

では、本年も健康塾通信をよろしくお願いいたします。