健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

五季とは

2022年09月21日 07時07分54秒 | Weblog

おはようございます。

この度の台風14号ナンマドルは、きのう午前には日本列島を抜けていきましたが、

被害が大きかった地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

また、知人のいる台湾東部でマグニチュード7.2の地震が発生したことも、とても気掛かりです。

日本も台湾も台風や地震の発生も多いですが、気候変動が多くなるにつれて

自然の脅威にさらされることが増えていると思います。

 

台風の前に見かけた田園風景では一面の稲穂が重そうな頭を垂れて

みどり色と黄金色の田んぼが収穫の時期を迎えていました。

その後はまだ見に行けていませんが被害がありませんようにと祈るばかりです。

 

ところで、前回は四季の区分についてお伝え致しましたが今回は五季についてお伝えします。

中国の五行説は、木・火・土・金・水に季節をあてはめ、

木(春)火(夏)土(?)金(秋)水(冬)ですが

土に当たる季節が無いため日本の暦で季節の始まりとされる

 立春・立夏・立秋・立冬 の季節が変わる前の18日間を土用と呼んでいます。

 

各季節の土用はあまり馴染みがありませんが、

冬の土用・立春・春の土用・立夏・夏の土用・立秋・秋の土用・立冬

と4回あります。

ゆえに「春・夏・土用・秋・冬」を五季(ごき)と呼んでいます。

 

秋の三ヶ月は「容平(ようへい)」の季節と黄帝内経素問に記されます。

容は形、天地万物の形のことをいいます。

夏の成長がとまり調整するという意味があり、自然界のすべてのものは熟して実りすべてのことが安定してきます。

人は天地にみなぎる陽気を体内に深く取り込む時期とされます。

 

特に早寝早起が大切で早く寝るというのは気を養うことでもあり、秋の夜長であっても夜更かしは避けたいものです。

 

更に今年の冬はラーニャ現象の可能性高く厳寒となり

日本海側は雪が多くなる予想と聴きました。

そんなこともありこの時期にしっかり栄養を摂って良い睡眠で

気を養いたいと思います。

 

では今日も良い一日になりますように💛


春夏秋冬の区切り

2022年09月16日 07時06分46秒 | Weblog

9月中旬を過ぎました。

私たちは季節を植物や風や雲や鳥や虫の声やそんな自然界の移り変わりで感じることも多いかと思います。

 

それが新年度など学校や職場が基準となると季節の区別も変わります。

春は4.5.6月 夏は7.8.9月 秋は10.11.12月 冬は1.2.3月となります。

 

次に一年間を24等分している二十四節気には、ご存知のように

立春(りっしゅん)、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)といって、

季節の始まりを表す日が太陽の動きを基準に決められているのでいつも同じ日にはなっていません。

暦による2022年の区別は、

春は2月4日ごろ(立春)~5月5日ごろまで

夏は5月6日ごろ(立夏)~8月7日ごろまで

秋は8月8日ごろ(立秋)~11月7日ごろまで 

冬は11月8日ごろ(立冬)~2月3日ごろまでとなっています。

 

また天文学では二至(夏至と冬至)二分(春分と秋分)を基準にしています。

こちらも太陽の動きによって決まり、毎年同じ日になるわけではないので

「~ごろ」と表されています。

春は 3月21日ごろ(春分)~6月20日ごろまで

夏は 6月21日ごろ(夏至)~9月22日ごろまで

秋は 9月23日ごろ(秋分)~12月21日ごろまで

冬は 12月22日ごろ(冬至)~3月20日ごろまでです。

 

そして最後は一般的に言われる季節ですが、こちらは気象庁が気象学的に

四季を区別しています。

春は3・4・5月 夏は6・7・8月 秋は9・10・11月 冬は12・1・2月

です。

 

ところで、先日二十四節気の「白露」をむかえ ましたが、今朝は

外に出していたポトスの葉に朝露が光っているのを見つけました。

まだ、日中は残暑ですが、近頃は朝夕の冷え込みや風も変わって来ました。

今朝は、そろそろ掛け布団を替えようか?なんて思ったくらいです。

特にこれからは膝から下、足首などの保温に心掛けたいと思います。

皆様もこの時期、どの区別にも9月は秋が含まれますので自然を満喫しながら健やかに楽しみましょう。