健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

続・メラトニン

2014年12月19日 11時09分24秒 | Weblog
冷たい北風が続いていましたが、
今日は少し寒波が和らいで暖かく感じます。

こんな日は、温かい陽だまりで思わず居眠りしたくなりますね。



今年もあと12日となりました。

年の瀬にやり残しがないか?などと感じることで、余計に気持ちのゆとりがなくなるのでしょうか?

いずれにしても、疲れない程度に身の回りのことを片つけたいと思うこのごろです。

さて、体内時計といわれる我々の体の中にある周期的なリズムは
目の奥、脳にある「視交叉上核・しこうさじょうかく」という
直径1ミリくらいの場所にあります。


さらにその奥に「松果体」という場所がありここが、メラトニンを分泌します。

朝、太陽の光が目に入ってから14~16時間たつとメラトニンが分泌され眠くなります。

夕方以降、夜になるとメラトニンはさらに増えて、午前2時頃に分泌量がピークに達します。

このようにメラトニンの分泌は光によって影響を受けるため

睡眠の質を高めるためにも、照明を暗くすることも大切な要素です。

深い眠りになる頃にはメラトニンの分泌は活発となり、朝に向かってだんだんと減少して
目覚めに近づくことになります。

加齢とともにメラトニンの分泌は減っていき、70歳を超えると夜と昼間のメラトニン量が同じくらいになってしまいます。

このメラトニンの不足により、老人は朝が早く、夜中に何度も目が覚めてしまうのはそのためです。

また、不規則な生活もメラトニン不足につながるので、要注意です。

2014我が家のイルミ。。

睡眠ホルモン・・・メラトニン

2014年12月17日 08時20分39秒 | Weblog

師走に入り、寒さも一段と増してまいりました。
陽のかげるのがとても速いので、一日が短く感じられるのもこの時期です。

さらに、街の紅葉も落ち葉に代わり、むき出しの枝が一層寒さを誘います。

さて、12月に入り初めての更新となりました。

11月にセロトニン(幸せホルモン)のことをお伝えいたしましたが
このホルモンは「メラトニン」という睡眠ホルモンの材料としても知られています。


私達の体に生体リズムがあることはご存知かと思います。

このリズムには、日周・・月周・・年周などがあって、1日の生体リズムは
まさに朝目が覚めて、活動モードに入り、1日の活動が終わると
夜眠るという体内時計による周期です。


この体内時計にメラトニンが大きくかかわっています。

最近は朝の冷え込みから、少し目覚めが悪くなっていませんか?

では、この続きを次回もう少し詳しくお伝えします。


ところで、昨日のあさ、山梨の友人からは初雪のメールが来ました。
その後はあめにかわったようですが。。。

横浜も夕方にはかなり激しい冷たい雨でした。

今朝は、すがすがしい青空と太陽が顔を出していますが。。かなりの冷え込みです。

朝の太陽でセロトニンのスイッチが入るように
今日は幸せを予感させる1日になりそうです。

お出かけの方はどうぞお気をつけて。。。

今日もいい一日でありますように。。。


青の洞窟・・中目黒