健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

五感の癒し≪味覚≫

2010年05月24日 10時30分44秒 | Weblog
5月と言えば新茶が出回る時期ですが、すでに味や香りを楽しまれていらっしゃることと思います。

茶摘みの歌のように八十八夜に摘み取られる新茶は、昔から不老長寿の縁起物とされてきました。

お茶の味には甘み、渋み、苦味という味覚を感じますが、特に新茶は香り高くうま味を感じます。


味覚(みかく)は、五感の一つで、基本的には、甘味、酸味、塩味、苦味の4つに
うま味が加わり5つとされています。


そこで今回のテーマ「味覚」についてお伝え致します。

まず舌の粘膜にあるザラッとした小さな突起を味蕾(みらい)というのですが
水や唾液に溶けた食べ物の可溶性物質がこの味蕾の中の味の神経を刺激して
味覚を感じます。

味覚を感じるところは、舌の先端、周辺、舌根部、背面に限られています。

甘味は舌の先端、酸味は周辺の舌縁部、苦味は舌根部、鹹味(かんみ・塩味)
は先端で強く感じられます。

また脳への刺激は、酸味が最も強く、酸味>苦味>塩味>甘味の順となって伝達されているそうです。

更に風味と呼ばれるのは基本の4つの味に嗅覚、視覚、記憶などの要素が加わることで感じる感覚としての味になります。



それではここで再びお茶の味に戻りますが

◎甘みや旨み
お茶の甘味や旨味成分であるアミノ酸の半分以上を占めているお茶特有の成分をテアニンといいます。
低温のお湯には溶けにくいのでお茶を淹れる時の湯の温度がお茶の味を左右します。


◎渋み
渋みのもとはタンニンで、タンニンを形成する成分の一部がカテキンですが
緑茶には良質のカテキンが多く含まれています。


◎苦味
苦味の元はカフェインで高級茶ほど多く含まれます。カフェインが多いとテアニンも多く
テアニンがカフェインの興奮作用を抑制してくれます。



それぞれの成分の働き

★テアニン
脳波のα波を増やすので癒し効果があり、脳内神経物質への作用によって記憶学習能力も向上させます。



★カテキン
老化予防・抗菌作用・がん予防・高血圧や動脈硬化の予防をします。



★カフェイン
神経性疲労やストレス解消・利尿作用・強心作用があります。




その他ビタミンCやミネラルも含まれ美肌や新陳代謝に必要な栄養素です。



新茶の美味しい入れ方は、一煎目は低い温度で香味を十分に引き出し、
二煎目は熱湯を注いでカテキンやカフェインをたっぷり出していただくことだそうです。



さあ、新茶を有効に飲んでこの季節をさわやかに過ごして参りましょう。

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五感の癒し≪嗅覚≫

2010年05月05日 08時03分39秒 | Weblog
風薫5月、この連休はこれまでのジグザグ気温を一掃、初夏のさわやかな風が吹き
昼間は紫外線が降り注ぐ暑い日が続いています。

この心地よい風と共に、新緑のさわやかな香りや色鮮やかな花々の甘い香りを
運んでくれています。


嗅覚は五感の中では脳の原始的な部分と言われていますが、人間の進化の過程で
水中で物に触れて感じる匂いの感覚というのが、生命が誕生してから最初に持った
感覚だったといわれます。

そしてそのあとから視覚と聴覚が進化してきました。

嗅覚は味覚と共に、身を守る役割がありますが、身近ではワンちゃんや猫ちゃんが
まずは匂いで安全をかぎ分けようとしている姿をよく見かけます。


香りは個々に好き嫌いがあると思いますが、花や果物や香水など
香りには大切な働きがあります。


私達がストレスを受けると副腎皮質からコルチゾールという
抗ストレスホルモンが出ますが、
これは免疫力を低下してしまうため肌にニキビなどができてしまいます。

しかし、このような身体の崩れを回復してくれるのが「香り」の働きです。



香りの効果は
★ストレスを軽減して心身をリラックスさせてくれ、体調不良なども改善してくれます。

★美容効果としても、体内の老廃物を排出して酸素や栄養を取り込むため肌に潤いを
与えてくれます。



嗅覚は鼻腔の奥にある嗅細胞で、空気中の化学物質など揮発性のさまざまな情報を
神経活動情報に変換して、脳で処理するという仕組みになっています。


鼻の刺激としてはアロマテラピーなど、芳香療法や生け花やガーデニングなどによって
眼(視覚)には 色彩、鼻(嗅覚)には 芳香、そして手作業の相乗効果で脳を活性化し、
更にはストレスを和らげ免疫力を回復してくれます。

この週末は「母の日」でカーネーションのお花が届く方も多いかと思います。

また花屋さんの店先にはカラフルなサフィニアなども出てきましたので、
植え替えや寄せ植えなどをしたり、
やすらぎの時をお過ごしになるのも良いかと思います。


急な真夏日よりで衣類のお手入れなどお忙しくなりそうですが、ちょっと小休止して
コーヒーや紅茶、ハーブティーなどで香りを楽しんでください。


では次回は五感の最後のひとつ、「味覚」をお伝えいたします。
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