長野県では、ここ数年間で、県や大学の?方針に沿って、産婦人科医療の集約化がどんどん進行して?います。従って、各基幹病院で取り扱う症例数は年々うなぎ登りです。
各基幹病院でどの程度の症例数を扱うのか? 産婦人科の医師をどの?病院にどう配置するのか?は、すべて大学の采配で決まるこ?となので、私自身には、大学の方針に従って自分に課せられた任務を忠実に全うしていく以外には選択の余地が全く?ありません。
私に課せられた任務は、「大学との連携を強化して、定年退職まで根性で何とか科を?つぶさないように維持し、なるべくいい形で後任者にバトンタッチすること」と、「大学から派遣されて来る若い医師達のやる気を引き?出し、彼らが当科に在任している間になるべく多くの症例を経験してもらい、十分に技能を?高めてもらって、たくましく成長した彼らを貴重な即戦力として次の任地に送り出すこと」だと思っています。