29 小野晋吾 投手 33歳 年俸1億円
【2008年成績】 15試合 5勝4敗0S 防御率6.51 73回1/3 100被安打 9被本塁打 28与四球 3与死球 32奪三振 被打率.342
ここ数年は密かにチームで一番安定していた小野ですが、今年は豪快に撃沈してしまいました。
勝ち星こそ5勝ですが、投球回数が昨年の半分ちょっとにもかかわらず被本塁打と与四球は変わらずで、しかも被打率が.342と小宮山よりも悪いという体たらくです。
小野はシュートとカットボールを駆使して打者を打ち取るというスタイルですから、無駄な四球を与えて走者を溜めればピッチングが苦しくなるのは道理です。
また本来の小野は1打者に対する投球数が少ないのが持ち味のはずが、制球に苦しんだこともあり今年はかなりの球数を要した印象が強くあります。
そのため今年も他の投手より球数制限が厳しかった小野ですから必然的に投球イニングは短くなり、先発投手としての責任回数である7回はおろか5回途中での降板も珍しくなく、ただでさえフル回転気味の中継ぎ陣の足を引っぱってしまいました。
今年に関して言えば打線の援護がどうのではなく、小野らしさが見られなかったから故の不振であったと言えます。
年齢的にも来季に結果が出なければ、ユニフォームを脱ぐかどうかという判断を迫られかねません。
その事もあってか取得したFA権の行使をするかどうかに迷っているとのこと、当然のことだと思います。
小野としては先発としてのこだわりもあるようで、若手が台頭してきたロッテよりも先発投手が枯渇している横浜の方が出番が多いだろうと、移籍も考えているようです。
背番号29を背負う投手だけにロッテで頑張って欲しいとの思いはありますが、そういう考えであれば移籍した方がよいと、悲しいですがそう思わざるを得ません。
自らの失速で唐川や大嶺の台頭を許したわけですが、その若手らとも争って先発の座を奪い取るぐらいの気概がなければ、来季のロッテでの復活は難しいと思います。
もしそういう気持ちを持てないのであれば新天地で頑張る、その方が小野にとってもロッテにとってもベストな選択でしょう。
結論は一両日中には出るのでしょうが、一から出直しぐらいの気持ちで残留を決めてくれればと思います。
今年を逃せば好条件での移籍のチャンスはもう無いと思われますので熟考して結論を出しては欲しいのですが、来季も実力で出番を勝ち取って千葉マリンのマウンドでゴロを打たせまくる小野を見たい、これが素直な思いです。
【オリオン村査定】 1億円 → 8700万円 (▼13%)
晋吾は真面目過ぎなせいなのかマウンドでかなり神経質になってる様に見えてしまいます。
考えてピッチングする事は悪くはないですが晋吾は神経が過敏になり過ぎなのが裏目にでてしまっているのではないでしょうか?
小野はまだまだ、いけるはずです。
老け込む歳でもないですが本格派ではなく技巧派ですから年齢的な衰えは出にくいスタイルだと思います。
「若手が伸びて来ているから…」というコメントは残念です。若手にはない、これまで積み上げて来た実績という「財産」がありますから、やるべき事をやっていれば必ずチャンスはあると思います。
最終戦登板後の「来季やり返す事しか考えていない」というコメントは他球団でやるために言ったコメントではないと思いますので、来季はロッテで有言実行してもらいたいですね。
まだ奴の力は必要だよ。そのためにはまず怪我をしないこと
ここ05~07年はほとんど怪我がなかったんだが今年は
ずっと怪我ばかりだった。
なんだか、ふっ切れたみたいですね。よかった。
体を作り直して、しっかり投げ込んで、キレを取り戻してくれれば、まだまだ若手には負けませんって!
あの内野ゴロにしとめる攻めのピッチングは、他チームにない武器だと思います。
来シーズンは、ベテランの意地と若手の成長で、いい流れにして欲しいですね~
先発にこだわるのであれば、今年の清水のように、上で挙げたようなモデルチェンジがうまくいく事が最低条件でしょう。そうではなく、セットアッパーとしての役割に徹するのであれば、ピンチの場面でのシュート→ゲッツー狙いのワンポイントになる覚悟で臨む必要があると思います。
いずれにせよ、まだ老けこむには早いですし、ピッチングスタイルの変化を試してみるのも悪くないと思います。「サンデー晋吾」のように、ローテの谷間を埋めるだけの力は十分あると思いますし、未知数の先発若手投手の不振時に緊急ローテとして活躍することも十分期待できます。
しかしながら、それにはまずは自力で開幕ローテを掴む強い意気込みと投球スタイルの変化を意識しながら、オフ、自主トレ、キャンプ、オープン戦と臨んで欲しいものです。
小野を見ていて思うこと、全ての球種がほぼ130キロ代で緩急が付かないから、内か外(シュートかカットボール)で打者に張られてしまう。だからいいコースに決めようとしてボールが多くなってると感じました。せめて100~110キロ代のカーブがあれば緩急がついてシュートも生き返ると思います。良いお手本は小宮山。今年7・8月の小宮山はシュートで詰まらせ、カーブで泳がせと、打者を面白いように翻弄する場面をよく見せてくれました。
ガンバレ、小野晋吾!
服部の見本ですが・・・そこまでは考えていませんでした。
確かに配球で打たせて取るタイプですから、右と左の違いはあっても参考になるかもしれませんね。
若手の見本とならなければならない立場でもありますから、そういう意味での貢献にも期待したいところです。
>レイナさん
チェックしました。
各紙もブログから情報を得て報道していますので、時代も変わりましたね(笑)
小野の場合は淡々とゴロを打たせ続けるのが身上ですから、仰るように神経質になりすぎると逆目に出てしまいます。
むしろ打者を神経質にさせるようなピッチングに期待したいです。
>富山マリンさん
まだまだ若手には負けない、そのぐらいの気持ちを前面に出して欲しいですね。
気持ちが後ろ向きなるとピッチングにも悪影響ですし、病は気からです(笑)
>マー君さん
最近は持病の腰痛という話はあまり聞かないんですけどね。
どうも大相撲の故障と同じで、調子が悪いからどこか具合が悪いのではないかと、そんな展開になっているような気がしないでもありません。
まあ秋季キャンプでも投げ込みをしているようですし、まだまだ頑張ってもらいましょう。
>真砂マリンさん
何が残留のきっかけになったのかは知りたいですね。
サブローなどに語りかけたいですし(笑)
成瀬もさりげなく本格派ですし、意外と打たせるタイプの投手はロッテにはいないだけに、まだまだ小野の居場所はあると思います。
来季は存在感をアピールしてもらいましょう。
>放浪カモメさん
コントロールが全てだと思います。
仰るようにねじ伏せるようなストレートの球威がないだけに、シュートやカットボールを駆使して配球で勝負するしかありません。
しかしボールを見極められるとストライクゾーンで勝負せざるをえなくなり、悪循環に陥ります。
小野の復活の鍵はコーナーを攻めきれるコントロールの復活、そこにかかっていると思います。
>幻の侍ジャージーさん
カーブの習得は小林宏も何度か試みているようですが、意外と難しいみたいですね。
あの荻野が今季は封印(?)したような縦のカーブ、昔風に言えばドロップでしょうか、あれを全投手が習得すればピッチングの幅が広がると思うのですが。
ただ新しいボールを覚えることで旧来の変化球のキレが悪くなるなんてこともあるでしょうから、一種の賭けかもしれません。
>NO39かずくんさん
村田兆治が偉大すぎましたからね。
背番号29が似合う投手など、そうは出てこないと思います。
一時期に背番号8がころころと移り変わったのと違って、小野はきっちりと守ってくれていると思います。