オリオン村

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モダンタイムス

2017-07-01 00:01:44 | 読書録

モダンタイムス(上)

講談社

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モダンタイムス(下)

講談社

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何とも微妙な作品でした。
伊坂ワールドとはやや一線を画した作風ではありましたし、冗長にも思える描写がやや鬱陶しくもありましたが、それでもドキドキハラハラな展開はそれなりに面白かったです。
モダンタイムス、というチャップリンの映画は観たことはないのですがwikipediaで見てみればなるほど、そのタイトルにした理由も分かります。
前作、の位置づけであるらしい魔王とは別の角度から見た社会、「国」という意志を持たないはずのものが「国」を存続させることだけを目的に人々を操っていく、ヒトラーやムッソリーニにしても単なる人形でしかなかったという視点は新鮮でもありました。
それでも響いてくるところがあまり無かったのは、あるいは続編として期待をしすぎていたからなのかもしれません。

そもそも前作と関連づける必要があったのかどうかが疑問だったりもして、単体であっても充分に成立をするストーリーでしたし、そうであればむしろもっと楽しめたでしょう。
かなり早い段階で安藤潤也、詩織が出てきたので勝手に盛り上がりすぎた嫌いがあり、そしてその繋がりがあまりにふざけていたのには怒りすら覚えました。
結末の仕込みのためだけに紡いだのかと、主人公の周りに集うスーパーな人たちもご都合主義過ぎて、「そういうことになっている」のであっても高い評価は出来ません。


2017年6月28日 読破 ★★★☆☆(3点)


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