オリオン村(跡地)

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ミスタートリプル

2018-02-23 00:41:19 | 千葉ロッテ

安田、藤岡裕に話題を先行されていた菅野が、ようやくに実戦でアピールができました。
東京六大学で最多の28二塁打から「ミスターダブル」とも呼ばれていたところからのパワーアップ、と言うよりは紙一重のスリーベースを二本、打点付きです。
さして俊足ではない、どころか遅い部類の脚力でサードを狙うのが井口野球、練習試合だからこそのチャレンジということであっても気持ちが前向きなのはいいことですし、ルーキーがそういった積極さを見せれば中堅どころだけではなくベテランにもいい刺激になるでしょう。
清田もまずまず元気ですし角中、荻野と今季にFA権を取得するであろう面々を押し上げ、また次を狙う存在となってくれれば言うことはなし、平井二世を目指したいです。
また藤岡裕もプロ1号を含む3安打猛打賞、プレーを見ていないので藤岡裕の問題なのか急造一塁手が悪いのかは不明ですがスローイングミスが2つあったのが反省材料ではあるものの、それすら伸びしろと思えてしまうぐらいにいいところばかりが目に付く親バカ状態、荻野が復帰をしてからの核弾頭争いが楽しみになってきました。
一方で安田はノーヒット、疲れもあるでしょうしプロのスピード、キレに戸惑い始めたようで、しかしこちらも乗り越えるべき壁に早くもぶつかったと前向きに考えられます。
今は失敗であっても経験を積んでいくことこそが求められる時期ですので、失敗は成功の母、井口監督とともに我慢、辛抱が大切です。
その我慢、辛抱がしんどくなってきたのが投手陣、シート打撃から紅白戦、国際交流試合、そして練習試合になってもピリッとしないピッチングが続き、やはりこの時期ですので打たれること自体を心配しすぎても仕方がありませんが、井口監督が求める強いボールを投げられていない、攻めの気持ちが見えてこない、のが問題でしょう。
石垣島では小林コーチ、清水直コーチ、小野コーチ、川越コーチがそれぞれに指導をしていましたが、担当が決まっているわけではないようで一人の投手に複数のコーチが、それは構わないのですが同時に複数のコーチというシーンを見かけずにやや違和感があったのが正直なところで、コーチ間のコミュニケーションがとれているのかが不安にもなります。
もちろんファンの見えないところでミーティングをして方針決めはしているのでしょうが、表現の差異もあり、また言われたことをそのまま受け容れてしまう素直さ爆発、さくらやな選手が少なくないだけに、船頭多くして船山に上る、そんな状況に陥っていないことをただ願うばかりです。



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