発表されたものの、納車が遅れに遅れていたRS3セダンにようやく試乗できることになりました。
思えば2016年の暮れ頃から、RS6の次はプライスも排気量も半分になるRS3のセダンにしようと担当セールス氏と話していて
年が明けた17年に系列外秘ながら導入が決定したことを知らされ、ベガスイエローのボディカラーが無いことからエクスクルーシブでグリーンにしようと決めました。
3月下旬の正式発表時の段階でMY(ModelYear)17ではエクスクルーシブがオーダー出来ないことがわかり、「MY18で発注してスキーシーズン前に納車出来ればいいね」と話がまとまったのですが。
6月になっても初期ロット分すら販売出来無い事態が発生、型式認定の遅れと言う話でしたが7月になっても話は進まず
セールス氏の「正直いつになるか分からない」という話から、RS6からC43に乗り換えになったのでした。
この日はショールームにTTRSと並べてあったので、その比較から
イルミ付きのサイドシル
TTRSは光らない分、AudiSportのロゴ入りスポットが付いてます
RS3には非常に地味ながらBANG&OLUFSEN(¥80000)のスピーカーが
シートは見た目は良いのですが、大ぶり過ぎてホールドが甘く調整機構も無いことから、オプションのRSシートがお勧めです。
さすがにインパネ周りは古さを感じさせますが、ステアリングは形状がFL前と変わってます。
パッと見、付いているかいないのか分からない、申し訳程度のカーボンパネルを付けると¥70000
B&Oと言い、値段なりの中途半端さ
TTはドライブセレクトのボタンとスターターボタンがステアリングに付いています。
ドライブセレクトは順送りでしか選択できないので、ステアリング付近にあった方が圧倒的に便利です。
RS3 オープニング
走り出した瞬間に感じるのは、車の上物が軽いということ
0〜100km加速が4.1秒ということもあり動力性能に不満はほとんどありません、逆にシートのホールドが甘いのが気になります。
昨年試乗させてもらったTTRSの時に感じた3000回転付近のもたつき感や、シフトダウン時のパドル操作と実際にギアが変わるタイムラグも全く気にならないレベルになっており。
モデル末期で出てきただけのことはある感じ(本来RSモデルはモデル末期にリリースされていたものでした)
5気筒独特のビートにキレの良いSトロ、コンフォートモードでもロールがやや大きくなる程度で基本締まった脚、よく効くブレーキと良い事づくし
首都高内回り1周があっという間で、セールス氏の配慮で目黒線まで足を延ばしてきました
20年近くアウディに乗っていたこともあり馴染んでいるのか、高速域での安心感(安定感?)はC43より上に感じます。
ただカーゴスペースはと言うと、リアのトランク下にはバッテリーが配置されていることもあり
それほどの積載量は望めない感じです。4:2:4の分割リアシートはRSだけになりました。
家族4人で、荷物積んでスキーに行くような芸当はちょっと無理そう
現状のライフスタイルだと、Cのエステートで良かったのかなと思いこむようにして
それでもRS3の加速に少しでも並ぶよう帰り道に、ちょっと寄ってみました