ルスツリゾートでの部屋は、今回もJALのネズミールームをオーダーしたものの
アンパンマン好きなチビッ子はミッキーには目もくれず、しまいにはヌイグルミを投げ飛ばす始末
昨年はオージーと思われるツアー客や、アジアンな方々を多く目にしたが、今年はそれほど見かけないので、やっぱり円高の影響は大きいのかなと思っていたところ
滞在2日目から突如フロントロビーの横にホワイトボードと簡易机が置かれ
淡路島からの修学旅行生のためのデスクが設けられた
えっ、待てよ(今回の宿泊はノースウィングと呼ばれる棟だが、サウスウイングと呼ぶ)もう一方の棟にも埼玉の高校のデスクがあったよな
同じ時期に、一施設に2つの高校を受け入れているのかよ
と驚く間もなく
3日目からは専修大学も登場
こうなるとリゾートと言うより合宿所か
さすがに食事は宴会場を使っているようですが、常にぞろぞろ高校生がジャージ姿で歩いているのはちょっと
こちらも幼児連れ(ストローラー付き)で、しかも航空会社の(利潤が少ない)ツアー客なので
大きなことは言えませんが
それでも、スリッパで部屋の外に出ないとか、食事の時の服装とか気を使っているつもりです
ホテルそのものにはそれほど不満はありません、むしろスタッフの対応は非常に好感が持てます(問題があってもその後のフォローが見事です)
このご時勢
それほど多くない純粋なスキー客より、大口の客を取った方が経営的に良いのかもしれません
それに修学旅行で来た人々のリーピーター化を目論んでいるのかもしれませんが、一般客は離れて行きそうです
ホテルの施設も
レストランが間引き営業で、全部のお店が開いていません。
ちなみに昨年行ったイタリアンはほぼ休業状態で、2日の晩はせっかくチビッ子が寝たのに、選択肢が無くて止む無く連日のフレンチとなってしまいました
そして、当然ゲレンデにも変化があります
例年巨大雪ダルマがゲレンデに登場するのですが
今年は影も形もありません、重機を使うのでコストがかかるのでしょう
又ちょうどこの時期
技術選の北海道代表を決める大会があり、コース3本がクローズ
そして全山、土日以外はリフト、ゴンドラの間引き運転
そこに1000人程の修学旅行生が出てくるのですから
いかなルスツが広いとは言っても
タイミングが悪いと、とんでもないリフト待ちに巻き込まれ(初心者集団なのでリフトを止めちゃうんですね)
どこでもスキースクール状態
えっ、ここまで来るかというトコまで湧いて出ます
大体10人に1人のイントラがついているので、単純計算で100人以上のイントラが必要になりますから(実際集めるのは大変らしいです)
一時的でも、地域の雇用の活性化にはなるのでしょうね
スキー場も生き残りをかけていると思えば仕方ないですね
ARAIのように倒産してしまっては元も子もありませんから
(北海道の観光再生機構の)加森観光のお膝元のルスツでさえ、この感じです
厳しい現実を見た気がしました
ボク的にはいまだにバブルの頃のイメージを引きずっているだけに
もはや「極楽スキー」は望むべくもないのでしょう、リゾートと言う感覚を持ってはいけないのかもしれません
話変わって
某埼玉の高校はゼッケンが1~400の後半まであったのですが
一桁ナンバーはウェアが自前で、滑りもなかなか
雪無し県の高校生で、これだけ滑れればというレベルでした
そしてウチのチビッ子は
この日もキッズパークに来たものの
もっぱら
この中とアンパンマンの絵が貼ってある小屋にいりびたっていました
夕方から雪が激しくなり、重い雪ながらも明朝は期待できるかなと
ファーストシュプールを予約しようとしたら
最少催行人員の2人に足りずキャンセルに
微力ながらスキー場にお金を落とそうと思ったのになぁ