★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

◇クラシック音楽◇新刊情報

2018-02-13 08:04:12 | 新刊情報

 

<新刊情報>

 

書名:巡り逢う才能~音楽家たちの1853年~

著者:H.マクドナルド

訳者:森内 薫

 ブラームスが一躍有名となり、ベルリオーズとワーグナーは長い沈黙を経て作曲活動を再開し、シューマンは作曲家としての活動に終止符を打つことになった1853年は、音楽の歴史に新たな幕が開かれた記念すべき年である。同書は、それぞれ「新しい道」を歩み始めた音楽家たちの交流の軌跡を追い、来たる盛期ロマン派音楽の胎動を臨場感たっぷりに伝える。


 
書名:新装版 音楽の科学~音楽の何に魅せられるのか?~

著者:フィリップ・ボール

訳者:夏目 大

発行:河出書房新社

 音楽の起源から構造、音楽が伝える意味、音楽が脳にもたらすものまで、音楽を「聴く」能力の謎に科学で迫った初めての書。この一冊で音楽とは何かがすべてわかる、音楽好き必携の決定版。

 

 ◇

 

書名:近衛秀麿~亡命オーケストラの真実~

著者:菅野冬樹

発行:東京堂出版

 第二次大戦下のヨーロッパで、音楽を通して人道活動を行った指揮者 近衛秀麿。その知られざる活動の謎に迫る。

 

 

書名:キンノヒマワリ ピアニスト中村紘子の記憶

著者:高坂 はる香

発行:集英社

 日本クラシック音楽界の大輪の花・中村紘子。敗戦国日本が立ち上がるなか、彼女はピアノと度胸、政治力で単身世界に打って出た! 専属マネージャー、調律師、音楽家たちが語るオン&オフ・ステージ秘話。 

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