スペインのヴィーゴで行われた第8回ヴィーゴ市国際ピアノコンクールで小生が推している進藤実優さんが1位 & 聴衆賞に輝きました。なお優勝者には『ウラジーミル・ホロヴィッツ賞』と名付けられた賞が送られます。いやぁこのようなコンクールがあることも、ヴィーゴという地名も初めて聞きました。ちなみに大西洋に面したポルトガルとの国境に近い漁港のある町です。審査員にはシプリアン・カツァリスや海老彰子さんの名前があります。
コンクールは一次予選、二次予選、セミファイナル、ファイナルで構成されますが、どのステージも作曲者や演奏曲目の指定はありません。また演奏時間制限はそれぞれ15分、12分、15分、35分と比較的短い時間内で結果を残さなければなりません。
決勝ではショパンの幻想ポロネーズとリストのドンジョヴァンニの回想を演奏されたようですが、幻想ポロネーズの方がアップされています。ピアノはShigeru Kawaiなんですね。このピアノの音は好みです。
進藤さんは割とゆっくり目のテンポで表現豊かに弾かれています。例によって時々腰を浮かせたり、鍵盤から大きく手を離したり瞑想に入ったりで特徴的なパフォーマンスですね。音の響かせ方がうまいと思います。
進藤さんは割とゆっくり目のテンポで表現豊かに弾かれています。例によって時々腰を浮かせたり、鍵盤から大きく手を離したり瞑想に入ったりで特徴的なパフォーマンスですね。音の響かせ方がうまいと思います。
Miyu Shindo Chopin Polonaise Fantasie Op.61 in As-dur