東京グルメ紀行 - 渋谷『れんげのごとく』

　桜が丘では大規模な再開発が始まってあっという間に多くの店が消えてしまったが、行きそびれてしまったのが２，３度行ったことのある歩道橋の下に見えた亜寿加。その排骨担々麵が同じ桜が丘で復活したと聞いて娘とふたりで行ってみた。入ってみると中年以上のひとり男性客が多かった。みんな”渋谷のソウルフード”亜寿加を思い出したかったのかな。


(小生が注文した冷やし排骨担々麵。排骨は暖かくてカリッとしてうまい。タレは冷やし中華のように辛さより酸っぱさが勝る。)


(娘が注文したのは大体の客が注文する排骨担々麵。こちらは辛い。)

　店内にある両替機ですが紙幣は１０００円札と２０００円札しか使えないと書かれていました。今時２０００円札って。
　カウンター席から見える壁一面には蓮の絵が。蓮華の五徳とは仏教用語のようだ。排骨担々麵とはお釈迦様もビックリだろうな。

東京グルメ紀行 - 神保町『超多加水自家製手揉み麺 きたかた食堂』

　ランチョンを出た後、まだ食べられそうなのですぐ隣にできたラーメン店へ。カウンター席のみの細長い店内にはシルビー・バルタンが流れる。小生が注文したのは塩煮干し肉そば(小)８５０円也。



　肉は４種類のなかから３種類まで選べるので豚のバラ、モモ、ヒレの３種類を選択。注文時に断らなければ刻んだ豚の脂身がスープに浮く。スープを一口飲むと今まで味わったことのない煮干しの予想を裏切る味。なんだこの麺は。極太平打ちちぢれ麺というところか。メンマは細く切られて白髪ねぎもうまい。何より豚肉の味が絶品。ここは行ってみる価値あり。

東京グルメ紀行 - 渋谷『元祖くじら屋 』

　商業捕鯨の再開で鯨料理店はどうなっているのか。渋谷の老舗、くじら屋が７月いっぱいで移転するというので土曜日のランチタイムに訪問。店内では若干の待ち行列。若い男性のひとり客が多い。たしかにデートでくじら料理行こうかとはならないよね。我々の世代にとっては給食が懐かしい。１０分ほど待って一階奥の席に通された。予想に反して店内は薄暗く、ピアノ音楽が流れていた。小生が注文したのは唐揚げ定食１０００円也。



　メニューでは唐揚げとなっているが、実際は竜田揚げだろう。それが５切れに小鉢までついて１０００円はうれしい。その昔、六本木でランチタイムに鯨ステーキ定食を食べたっけ。将来食べられなくなるかもしれないなんていいながらね。

Money Jungle - Duke Ellington 1962

　ジャズはずっと聴いてきたし、結構詳しいつもりではいたけれど、こんなアルバムがあったなんて知りませんでした。デュークエリントンのピアノと言えばコルトレーンとの共演は愛聴盤だったが、そのちょっと前に録音されていたのがこのアルバム。エリントンを尊敬して止まないミンガスにマックスローチという曲者トリオ。

　このアルバムタイトル曲はミンガスの挑発的なピッキングから始まりローチが乗っかったところでエリントンの不協和音がドーンと来る。もしこれがもし４０年代の演奏だったら革新的だったろうな。エリントンの演奏を聴くとセロニアス・モンクや大西順子までエリントンの影響下にあることがよくわかる。まさにマニア向けのアルバムというところか。

Duke Ellington - Money Jungle


　このCDは図書館で借りたものだったが、たまたま一緒に借りたベンチャーズのCDに偶然にも共通した曲が入っていた。それはCARABAN。この曲の仕上がりも素晴らしい。演奏は全然違いますけどね。

東京居酒屋紀行 - 渋谷『ラーメン王 後楽本舗 』

　いつもは仕事前の腹ごしらえに訪れる店だが今日は仕事上がりで一杯やることに。ただ夜もこの店では飲んでいる人は少数派です。


(瓶ビールに半ギョーザ)


(生姜焼き単品)

　肉味噌炒めも気になりますね。
　

東京グルメ紀行 - 西新宿『謝朋殿』

　休日に妻とリフォームのためのショールーム巡り。昼時にハルクの最上階に行ってみたが長い行列。そこで思いついたのがちょっと目立たない場所にある謝朋殿。それでも５組位の待ちがあった。２０分ほど待って席に案内されると店内にはまだ空いている席がそこそこあった。こういうことよくありますよね。小生が注文したのは油淋鶏の定食。



　まぁ間違いない味で野菜もたっぷり、ボリュームも十分。

東京グルメ紀行 - 新橋『チャーハン王』

　今回もリフォームのショールームに行くために新橋へ。前回行ったおか田の隣にあるのがチャーハン王。この日は１３時過ぎだったが空いていた。小生が注文したのはチャー王セット９８０円也。



　ほぼチャーハンのみで勝負している店で、食べ方まで書かれている。厨房ではさかんに鍋を振る音が聞こえてくる。運ばれてきたチャーハンは見た目はきれいだが量は少ない印象。まずは鶏スープを飲む。濃厚だが意外と塩気は控え目。次にチャーハンを一口。こちらも予想より塩分は控え目。一番主張したのはちょっと硬めに炊かれたコメの食感だった。途中からは酢醤油（ニンニクも入っているかな）をかけていただく。ちょっと食べ足りなさ感が残った。それにしても店の雰囲気とか接客とかは関心なさそうですね。イスが床とこすれる音は気になりませんか？