今日の東京新聞のコラムで、漫画家の赤星たみこさんがJR福知山線の事故の報道について語っていて、なるほど~と思った。
彼女によると、テレビ局や新聞社が報道ヘリを飛ばすことに納得がいかないと書いている。
空から現場を映し、状況を把握するのはいいことだけど、列車の下敷きになった人たちが、小さな声やかすかに動く手で何かをたたいて生存を知らせても、ヘリコプターの騒音でかき消されて聞こえないのではないだろうかと危惧していた。
う~ん、確かに。
救助隊が列車内に入った時、携帯電話の着信音はそこかしこから鳴り響いていたというのをニュースで聞いた。
ただでさえそんな状況でヘリが何機も飛んでたら、生存者のは聞こえない気がする。
報道ヘリについては、あのマンションの住民や近所の人たちがヘリの騒音で眠れないだろうな~ということは考えたけど、もしかしたらもっと早く救出できた人や生存可能な人の存在に気づくことができたかもしれないと思うと、報道のありかたというものを考えさせられる。
それと遺族の方々への密着レポートやクローズアップする報道の仕方にである。
視聴者の涙を誘おうという意図がみえみえな感じで、それはワイドショーがやるべきことで普通のニュース番組で流すことじゃないように思う。
ニュースは事実を正確に公正に伝えて欲しいのだ。
…などと赤星さんのコラムを読んで、列車事故の報道について思いを馳せたりする日々。
快食…
快眠…
快便…
今日の夕飯…いわしの開き、筍のきんぴら、ほうれん草のおしたし(鰹節)、えのきと油揚げの味噌汁、角煮混ぜご飯、緑茶
ブログでも、家族へのインタビューに関して
賛成派は皆無なのに、依然として報道体制は変わらない。
結局、視聴率を稼げるんだろうね。
それも悲しいので、「そう言うテレビは見ない」って姿勢も必要なのかも。
視聴率調査が入ってる家庭じゃないけどね!
確かに報道のあり方って考えてしまいますね。
見やすさで言うと、確かに最近のニュースは無い様が盛り沢山ですが、本来あるべき姿では無いのかもしれませんね。
ヘリコプターに関しては、私も音について凄くどうなの?って疑問あります。
以前家の近くで事件があった時、夜遅い時間なのに、報道のライトが凄く光っていて眩しかったし、しかも、狭い道に大きなワゴン車が停めてあって、凄く迷惑でした。
勿論、声もウルサイし…
前に、白装束の報道をしていた時、報道陣のたばこの投げ捨てや、アナウンサーが立つ位置のマーキングがそのまま道路に残っていたり、テレビ局のボールペンが落ちていたり…などなど、ゴミについての問題があったみたいです。
報道するなら最低のマナーを守って欲しいですよね。
そういうご意見もあるのですね。
私もヘリの音までは気づきませんでした。
家族が安否を心配して携帯電話を鳴らす音が響いていたということも当然のことですよね。
あの悲惨なニュースを“お涙ちょうだい”の番組にして欲しくないです。
過剰なまでの遺族へのインタビューにも、そこまでしなくても・・・と思ってしまいます。
遺族の方々、被害に遭われた方のお心が少しでも癒えて心休まる日が一日でも早く訪れますようお祈りいたします。
マスコミが報道するためにヘリコプターを
飛ばすのはやめてほしいですね。
犠牲者のご家族へのインタビューも
見ているとつらくて・・・
ご家族の怒りや悲しみは別な方法で
伝えることはできないんでしょうかね。
モラルの低下って言うのかなぁ…。
そういう自分も仕事場でずっと事故の情報求めてニュースのサイトをチェックしまくってたからなんにも言えないな。
あの時も救出には何日もかかって
現地の家族やボランティアから「ヘリコプターの音で被災者の声が聞こえない!」という声が上がっていたのに報道合戦がなくならず、私たちもTVで見ながら・・・ここが既におかしい・・・「報道する間に早く火事を消して!皆を助けて!」って思っていた。
なぜ学ばないのだろう・・・
今回どなたかの遺族の方が「日本全体の緩みです」そうおっしゃっていたのが印象的です。
報道が大切なことは誰でも知っている。繰り返す重要さも。そして私たちがその報道を見て現状を理解、認知することも大事なことだろう。でも日本人が誰でも持っている災害を、事故を思いやる気持ちを個々ではなくもっと前向きないい形で表せないものだろうか。きっとさまざまなブログでも今回の件に関する貴重な意見が交わされているのだろう。それをあわせて反映させるところがあれば・・・そう思うのです。報道関係者も前回のテツを踏まない努力をしたならばそれをアピールし各社がその件で競ってよりよい報道ができるならばそれに越したことはないと思うのですが。
長くなって住みませんでした。
Uさん
なぎちゃま
みかんずちゃん
くまたんさん
私自身ミーハーだから、遺族の密着レポートなんてやってると見入ってしまう方です。今回は記事のようなことをあらためて考えて、激しく反省してます
こんな事故があった後だから、「鉄道に求めるものは?」という街頭インタビューで、「安全性」と答えた人が多かったし、「待てる時間は?」の答えの平均が5.5分だったけど、事故がなければ絶対「時間の正確性」だったと思います!5.5分待てる人なんて少ないんじゃないかな~。1分遅れてもすごく文句言ってる人いるし、自分も結構イライラすると思うんです。
この事故をきっかけにいろんなことが変わっていくのかなぁ…
ヘリの騒音については阪神大震災でも批判があったんですね。その時の教訓が生かされなくて残念です。
私達第三者もより刺激的なものを求めて大切なものを忘れているところがありますね。
何もかもが自分中心に考える世の中への警鐘かも。代償が大きすぎますが…
新潟の地震でも車が埋まって子供だけ助かった件(ありましたよね?)あの時もヘリを飛ばし絶叫するアナウンサー。「あ今、救助隊の人が必死に声を聞き分けているようです!」とレポートしながら大絶叫…
今、マスコミは正義を振りかざしている気になってますが、全部がワイドショー化してしまって、本当に正しい者は何なのかわかりません。
マスコミを鵜呑みにする人も多いから責任のある報道をして欲しいですね。