虹色仮面 通信

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中学校の移転先が、元大学の校舎!

2024-03-23 05:30:03 | 社会
NHK首都圏ニュースより。

移住人気によって人口が増加している千葉県流山市で、生徒の受け入れが限界を迎えた中学校が、新年度からかつて大学だった施設を改修して移転することになり、記念の式典が開かれました。

来月から移転するのは「市立南流山中学校」で、式典では、テープカットをして新たな校舎の開校を祝いました。

流山市は、「つくばエクスプレス」の開業などをきっかけに子育て世帯に人気の移住先となり、小中学校に通う子どもの数は毎年およそ700人ずつ増えています。
南流山中学校では現在700人ほどの生徒が、今後も増え続け、受け入れが難しくなることから、6年前まで東洋学園大学の校舎だった7階建ての建物を市が買い取って一部を改修し、新年度から移転することになりました。

教室数は最大で現在の2倍近い40室以上を整備することにしていて、380人が収容できる階段状の講堂は、大学だった当時のまま、発表会や授業などで活用することにしています。
流山市教育総務部の吉田瑞穂次長は「毎年1校分の子どもが増えるという全国的にも珍しい状況に対応しています。多様で新しい学びの環境を提供し、子どもたちが好きになる学校にしていきたい」と話しています。〈了〉

昨年夏より流山市民になりましたが、人口増加の勢いは増すばかり。
とくに子育て世帯の増加が際立っています。
今、このような自治体はかなり珍しく、全国から視察が絶えないようです。

記事にもありますが、つくばエクスプレスの開業が契機となり、沿線地域の開発が進みます。
まだまだ進みそうで、現在21万人の人口ですが、将来的には25~27万人まで増える予測もあります。
それに伴い、学校の新設や増設が増えるのは間違いありません。

この現象は、つくばエクスプレス沿線各地で見られます。
近隣自治体だと、八潮、三郷中央、柏たなか、守谷が該当します。

今回のように既存施設の再利用は、半ば偶然な部分もありますが、有効なやり方です。
あと10年したら、流山市はどんな感じになるのか?
市街地の中心が、つくばエクスプレス沿線に動いてくるかも。

流山市の未来予想図があれば見てみたいなぁ。
おそらく行政サイドも予測できてないかも。