ぎっくり腰の妻は,立ち上がったり歩いたりするのが難しく,四つんばいならなんとか動けるという。
一日中寝ているよりは何かできることをと,四つんばいで床の拭き掃除をしていたそうなのですが,風呂場に入って,流し口に溜まった髪の毛を取り除こうとしたら,指に激痛が走った。
なんと,髪の毛の束のように見えたのは,ムカデだったんですね。
こういう状況を韓国語で
ソルサンカサン( 설상가상 雪上加霜)
と言います。
雪が積もっている上に,霜がおりる。
困っているときに,さらに困ったことが重なって,立て続けに不運に見舞われることのたとえ。日本語で言えば,泣きっ面に蜂,弱り目に祟り目でしょうか。
その反対語が,
クムサンチョムファ( 금상점화 錦上添花)
錦織りの上に花を添える。よいことがあったところに,さらによいことが起こるという意味です。
日本語には該当する諺がないような。
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広辞苑にありました。意味は「立派なことを重ねる」でした。
「雪上加霜」は「雪上霜を加う(くわう)」で、悪いことが重なる意味の他に、変わり映えのしないことを繰り返すと言う意味もあるそうです。
下記のページにも記事がありました。
http://www.koreanculture.jp/hitokoto_view.html?year=all&page=4&number=29&keyfield=&key=
明日から慶州ですが,研修所で缶詰なので,仏像は見られそうにありません。
雪上加霜:災難が重なること。泣きっ面に蜂。
錦上添花:美しいものの上に更に美しいものを添える。
一石二鳥は,日本人が西欧の諺を訳したもののようですね。
中国では使わないと,中国人に聞いたことがあります。