先の南北首脳会談の,北朝鮮側からの贈り物がマツタケ4トン!だったそうですね(→記事)。
小泉首相のときには3トンだったらしいから,日本より1トン多くて面目を保ったというところでしょうか。日本が対北経済制裁の一環として北からのマツタケ輸入を禁止したので,だぶついたぶんを上乗せしたというのが真相では。
でもこの記事(→リンク)によると,日本ではせっかくのマツタケが焼却されたという噂があるようですが,それが本当ならもったいないことです。
韓国駐在で何がうれしいかといえば,やはり食べ物。韓国料理もいいけれど,日本ではバカ高いものが安く食べられるのが嬉しい(特に数年前のレートでは)。
ノリャンジンのカニについては,何度か書きましたが,やはり秋はマツタケ。
南大門市場あたりではパガジ(ふっかけ)の恐れがありますが,京東韓薬市場では,キロ20万ウォンぐらいで買える。何本という単位で買うのじゃありません,キロ単位です。
赴任した翌年の秋だったか,さっそく買いに行きました。
家で山ほどのマツタケをテーブルに並べたときの幸福な気分といったら……。その日は当然,マツタケ三昧。マツタケのお吸い物にマツタケの焼き物,マツタケご飯。
でもね,そのときわかったのは,
マツタケは少しだけ食べてこそ旨い
ということ。
「いくらでも召し上がれ」と,山盛りに出されても,げんなりしちゃいます。香りも,日本のものに比べるとやや落ちる気がする(というか,日本では買ったことないので知らないのだが)。
駐在3年目以後は,ほかの駐在員と共同で買って,3~4本だけ食べるようになりました。
先日、ウナギ屋であわびの刺身+キモ(4個)を頼んで、ヌタウナギ(곰장어)を食べて、ビール飲んで、焼酎飲んで、二人で〆て75000ウォンでした。
殻付きの生牡蠣が,30個以上入って4000ウォンでした。(ノリャンジン水産市場)
症状はひどくなかったですが、3日間非常にけだるい思いをしながら会社に行きました。
多分ノロウイルスだと思います。薬が効かないので、ただ我慢するだけ。
ノロウイルスは元々人間の腸にいる。それが汚水と共に海に流れ、それを牡蠣が食べるのだそうだ。
それを読んだらますます韓国で食べる気がしなくなった。
牡蠣も有力な犯人ですが,「ケブル」に違いないといっている人が多かった。