タイの諺にこんなのがあります。
マイミー・ムンフォーイ マー・マイ・キー
ゴミがなければ犬は糞をしない
意味は「火のないところに煙は立たぬ」。
どうしてそういう意味になるのか,ピンと来ません。
ゴミが火で犬の糞が煙?
犬が糞をするのは,ゴミがある証拠だ。犬に糞をされて文句を言っているが,お前がゴミだらけにしているんだろ,っていうことでしょうか。
この前提には,犬は汚いところに来て糞をする,ということがあるようです。
以前の記事で,タイで犬(マー)をニックネームにすることはないということを書きました(→リンク)。
理由は,犬は汚いから。実際,タイの町中にはたくさんの野良犬がいますが,どれも汚い。じゃ,追っ払ったり駆除したりするのかというと,そこは仏教の国,殺生はしません。
今,犬を家の中で飼っているのですが,寒がりなので,冬の夜は家族のふとんの中にもぐりこんできます。そんなに臭くもないし,汚い感じはしないんですけどね。
今飼っている犬は2匹目です。子どもの頃に飼っていた最初の犬は,番犬として外で飼っており,餌も人間の残飯でした。そのころ,家の中で飼ったり,ドッグフードを買って与えるなどというのは信じられませんでした。
ところで,犬を家の中で飼うようにになって,気づいたことがあります。
一つは,犬が夢を見るらしいこと。ときどき寝ながら唸っています。うなされているのか,いい夢を見ているのかわかりません。犬ぐらいの知能をもつ動物は,みな夢を見るんでしょうかね。
そして,犬が笑うらしいんですね。「笑う」というのは人間特有の行動かと思っていました。ただ,私には「犬の笑い顔」というのがよくわかりません。うれしいときは,しっぽをふって全身で喜びを表しますからわかりますが,顔が笑っているとは思えません。
ところが,ぼく以外の家族は全員,「笑う」と主張します。
動物文学者として有名な戸川幸夫は,幼児から80歳過ぎまで常時犬を飼っており,その総数は200匹を越えるそうですが,著書「イヌ・ネコ・ネズミ」(中公新書)で,「私も「犬が笑う」ことを信ずる者の一人だ」と書き,その中で,いろいろな犬の研究者の本を引用しています。
「犬の笑いはちょっと怒った時に示す表情に似ているようですが,笑う時はやや細い優しい目をしていて,怒った時とは違う。それに甘え声を出し,体を柔軟にうねらす」(斉藤弘吉)
ただ,犬の笑いと人間の笑いは質が違い,犬の笑いは単純な喜びの表現で,人間のように諧謔とか滑稽さを理解する能力はないとのこと。「思い出し笑い」も無理でしょうね。
マイミー・ムンフォーイ マー・マイ・キー
ゴミがなければ犬は糞をしない
意味は「火のないところに煙は立たぬ」。
どうしてそういう意味になるのか,ピンと来ません。
ゴミが火で犬の糞が煙?
犬が糞をするのは,ゴミがある証拠だ。犬に糞をされて文句を言っているが,お前がゴミだらけにしているんだろ,っていうことでしょうか。
この前提には,犬は汚いところに来て糞をする,ということがあるようです。
以前の記事で,タイで犬(マー)をニックネームにすることはないということを書きました(→リンク)。
理由は,犬は汚いから。実際,タイの町中にはたくさんの野良犬がいますが,どれも汚い。じゃ,追っ払ったり駆除したりするのかというと,そこは仏教の国,殺生はしません。
今,犬を家の中で飼っているのですが,寒がりなので,冬の夜は家族のふとんの中にもぐりこんできます。そんなに臭くもないし,汚い感じはしないんですけどね。
今飼っている犬は2匹目です。子どもの頃に飼っていた最初の犬は,番犬として外で飼っており,餌も人間の残飯でした。そのころ,家の中で飼ったり,ドッグフードを買って与えるなどというのは信じられませんでした。
ところで,犬を家の中で飼うようにになって,気づいたことがあります。
一つは,犬が夢を見るらしいこと。ときどき寝ながら唸っています。うなされているのか,いい夢を見ているのかわかりません。犬ぐらいの知能をもつ動物は,みな夢を見るんでしょうかね。
そして,犬が笑うらしいんですね。「笑う」というのは人間特有の行動かと思っていました。ただ,私には「犬の笑い顔」というのがよくわかりません。うれしいときは,しっぽをふって全身で喜びを表しますからわかりますが,顔が笑っているとは思えません。
ところが,ぼく以外の家族は全員,「笑う」と主張します。
動物文学者として有名な戸川幸夫は,幼児から80歳過ぎまで常時犬を飼っており,その総数は200匹を越えるそうですが,著書「イヌ・ネコ・ネズミ」(中公新書)で,「私も「犬が笑う」ことを信ずる者の一人だ」と書き,その中で,いろいろな犬の研究者の本を引用しています。
「犬の笑いはちょっと怒った時に示す表情に似ているようですが,笑う時はやや細い優しい目をしていて,怒った時とは違う。それに甘え声を出し,体を柔軟にうねらす」(斉藤弘吉)
ただ,犬の笑いと人間の笑いは質が違い,犬の笑いは単純な喜びの表現で,人間のように諧謔とか滑稽さを理解する能力はないとのこと。「思い出し笑い」も無理でしょうね。
寝言は、以前飼っていた柴犬がよく小さく吠えていました。
先月から柴犬の子犬(黒柴)を飼い始めましたが、結構クール?で今のところ笑うことも寝言もありません。