道草、より道、まち歩き。

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一年後の安全

2011年05月07日 23時33分03秒 | 環境
Reactor3
その後、原発建設計画や関連施設など分った事を入れてみました。
浜岡原発は首相の停止要請を受けて中部電力は緊急役員会を開いたそうですが、結論には至らず週明けに持ち越しとのことで、こんな大事な事に日曜もないものだと思うのですが、その前に中部電力は停止要請を考えてもいなかったとこことで、これも想定外だったでしょうか。
まぁ東京電力に限らず電力会社は似たり寄ったりのようです。

報道も原発停止に対する経済の悪影響を大きく取り上げているように見えます。
もちろん企業はマイナス面、様々な対策を取らねばならないことは理解しますが、原発がなくなる安心感、海外への輸出にしても日本製品に対する安全面を考えて、プラスになるように持っていけるように考えた方がいいように思えます。

しかしこうやって地図を見ると、浜岡原発が停止すると太平洋岸ではほぼ原子力発電所はストップすることになります。
また、これまで原発建設の候補地、計画地だった多くの自治体がNO! を突きつけ、この上建設中の原発も再開が難しいとすれば、これ以上日本で原子力発電所を増やす事はほぼ不可能でしょう。

今すぐに全ての原子炉を止めたとしても廃炉にするまでには長い年月と莫大な予算が必要です。
どのみち使えなくなるなら、廃棄物を増やさないために一日でも早く停止したほうが良いのですが、今日、明日の電気の心配をしている人が圧倒的に多いのです。
とりあえず不用な電気は停めて、産業、医療、交通など本当にこれだけの電力は最低限必要だ! というのを考えるべきかもしれません。

(資料:反原発運動マップ、資源小国ニッポンの挑戦、北陸が日本地図から消える日)
※中部電力の浜岡原発停止要請の受入と、北海道電力泊原発が定期点検に入ったことなど追記:5月9日

日本の稼働中の原子力発電所:21基

コメント
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