国鉄からJRへの移行して、早くも20年。
鉄道を取り巻く環境も変わり、車両もどんどん新しいものに置き換わっていきました。
ことさら、東京圏の車両の移り変わりは、性急過ぎるのでは、という気もするくらです。
このブログでも何度か取り上げていますが、古いものを大切にするよりも
新しい電車を総とっかえしたほうが長期的に安上がり、という戦略によるものです。
でも、そんななか、いまだに「国鉄」が都心の中心部にやってきます。
しかも、50年前に登場して以来、憧れの象徴であり続けた「国鉄特急色」が。
これは奇跡的なことにすら思えます。
国鉄特急色。
クリーム色に、臙脂色の帯。
気品溢れ、そのあと「イメージチェンジのための塗装変更」が乱立してもなお、
この塗装以上に美しく、見飽きない色がない。
それが、まだ新宿や東京駅、上野駅にやってきているのです...。
まずは、東京から出発する、臨時の快速「ムーンライト91・92号」。
多客期のみ運転される、「大垣夜行」定期ムーンライトの補完列車です。
田町区の183・189系混成編成が使われます。
東京駅のホームに国鉄色がまだ入線してくるという事実をかみ締めたい(涙
続いて、上野と金沢を夜行列車として結ぶ「急行 能登」。
JR西日本所属の485・489系が上野から出る定期列車に使用されているのも
面白いのですが、JR西日本の車両なのに、能登で使用される前に「間合い運用」として
JR東日本管内だけで「ホームライナー」として運転されるのも特筆に価します。
静まり返った上野駅の夜の静寂にたたずむ老兵。
積み重なった年月のみが醸し出す「重さ」がたまりません。
稀少になったボンネット車、しかも特急色がまだ上野にやってきます。
>>あと、新宿から出る「ムーンライトえちご」。
これも、ハイテク都市?新宿にいまだに特急色が来るというのがまたすごい。
乗っておかないとなくなってしまう...
古きよき、重厚な乗り心地を生むDT32系台車に揺られ、
いまや失われた深めのクッションのシートに身をゆだね、
アルミとデコラ板が作り出す寒々しい車内から
明け行く空を見たい...。
>>旅情。
いまの車両に、それはどのくらいあるのでしょうね。
鉄道を取り巻く環境も変わり、車両もどんどん新しいものに置き換わっていきました。
ことさら、東京圏の車両の移り変わりは、性急過ぎるのでは、という気もするくらです。
このブログでも何度か取り上げていますが、古いものを大切にするよりも
新しい電車を総とっかえしたほうが長期的に安上がり、という戦略によるものです。
でも、そんななか、いまだに「国鉄」が都心の中心部にやってきます。
しかも、50年前に登場して以来、憧れの象徴であり続けた「国鉄特急色」が。
これは奇跡的なことにすら思えます。
国鉄特急色。
クリーム色に、臙脂色の帯。
気品溢れ、そのあと「イメージチェンジのための塗装変更」が乱立してもなお、
この塗装以上に美しく、見飽きない色がない。
それが、まだ新宿や東京駅、上野駅にやってきているのです...。
まずは、東京から出発する、臨時の快速「ムーンライト91・92号」。
多客期のみ運転される、「大垣夜行」定期ムーンライトの補完列車です。
田町区の183・189系混成編成が使われます。
東京駅のホームに国鉄色がまだ入線してくるという事実をかみ締めたい(涙
続いて、上野と金沢を夜行列車として結ぶ「急行 能登」。
JR西日本所属の485・489系が上野から出る定期列車に使用されているのも
面白いのですが、JR西日本の車両なのに、能登で使用される前に「間合い運用」として
JR東日本管内だけで「ホームライナー」として運転されるのも特筆に価します。
静まり返った上野駅の夜の静寂にたたずむ老兵。
積み重なった年月のみが醸し出す「重さ」がたまりません。
稀少になったボンネット車、しかも特急色がまだ上野にやってきます。
>>あと、新宿から出る「ムーンライトえちご」。
これも、ハイテク都市?新宿にいまだに特急色が来るというのがまたすごい。
乗っておかないとなくなってしまう...
古きよき、重厚な乗り心地を生むDT32系台車に揺られ、
いまや失われた深めのクッションのシートに身をゆだね、
アルミとデコラ板が作り出す寒々しい車内から
明け行く空を見たい...。
>>旅情。
いまの車両に、それはどのくらいあるのでしょうね。
今でも201系はバリバリ現役だし、終点蘇我にゆけばスカ色の113系の天下だし、あと、月に1度くらいはディズニー行きの団体臨時として583系までやってきますよ!
今度は我が京葉線で「鉄」しに来ませんか!
千葉の濃さは重々承知ですよおー(涙)。ああ、113系で房総一周したあい。
ところで、上野や新宿にいまだに485系(しかも変な色じゃない、正調色)が来てる、ってのはすごいと思うんですよね。2008年ですからね...。
雷鳥の廃止が決定されたようで、このこだま色は急激に数を減らすようです。このこだまカラーや、湘南色、スカ色・・・昭和の国鉄カラーって本当に落ち着きますよねぇ。オッサン化しちゃったかなぁ^^;
JR発足時に、四国が水色に一気に塗り替えましたけど、余計なお金を使ってそこまでする必要があったのかなぁ?なんて思います。四国色のキハ181系はインパクトありました><。
ホームライナーで準備運動を終えての上野回送は、ゆっくりながらも「能登で行くぜ」という気合いを感じます。
>昭和の国鉄カラーって本当に落ち着きます
いえいえ、普遍的なものってこの世に必ずあるはずなんですよ...それが国鉄色なんですよね。吟味に吟味を重ねて、さまざまな色が決められていたそうなんです。安易な斜めラインとか、見苦しい配色とか、そういうのとは次元が違うのではないかと。
>四国色のキハ181系
あの水色も、センスが...ですよね...
ヤタローさま>
>気合いを感じます
ロングランを控えていますからね(^^
ホームライナー鴻巣のボンネ485系で帰宅したいです(涙