いよいよ帰路につくワタシ...
でもただでは帰りませんぜ!
下関から山陽線、新幹線で帰ればいいものを...
ウホッ、わざわざ山陰まわり。
下関からまずは長門市へ
長門市にて。更新車のキハ47×2。
長門市からも延々日本沿いを進みます。
冬の日本海の色はいつもながらの重々しさ。
でも、僕は大好きだったりします。
だけど車両は益田まで2時間くらいの間、またレールバスそのまんまのキハ120......
トイレ無し、ロングシート。非道いよJR(泣
「いそかぜ」が無きいま、下関~益田間の列車はなんと普通列車のみになってしまいました。
有名な「萩」の街すらも、いまやこのキハ120がやってくるだけ。
萩は高速道路からのアクセスが良いわけでも無いですし、まだまだ鉄道の優位性は
あると思うんだけどなあ...
でも主要幹線たる山陰本線が1~2時間に一本のワンマン単行で事足りてしまう事も
また現実なのですね。
とはいえ、ビジネス客、観光客もたしかに乗っていました。わずかながらも。
彼らのためにも、特急列車の復活を望みたいです。
寝まくって我慢(笑)の区間も終わり、益田へ到着です。
ここから浜田までは、JR西日本のジマンの?新車・キハ126系。
左奥のが乗ってきたキハ120。
車内は転換こそしないがピッチの広いクロスシートで快適。
せっかくの車両なんだから長門市~益田で使ってよ(泣
浜田に近づくにつれ街の気配がしてきました。
そんな中車窓に飛び込んできた小学校!
す.......すげえええ!いいなあ♪
浜田では時間があったので駅の外へ...
駅前にはタクシーがいっぱいいたのだけどその中に
いたっ!ルーチェのタクシー!
このくるま、ガンディーニがデザインした(らしい)コスモ/ルーチェの4ドア版とボディ同じです。
あ、ちなみに正式名称は「マツダカスタムキャブ」で、ルーチェじゃないんです~^^
そして浜田から鳥取までは特急「スーパーまつかぜ」で移動です。
あっというまに鳥取
(とはいえ3時間以上かかるけど)。
このキハ187系、すごく速い。
カーブに合わせて車体を傾斜させる「振り子式」気動車なのです。これ。
そういえば「まつかぜ」は昔は
大阪~博多を山陰まわりで結ぶというすごい列車だったんですよね...懐かしいなあ。
鳥取から浜坂まではキハ33。
うーん、嬉しいね、初乗車♪
このキハ33、なんともと客車です。
余った50系客車にエンジン乗っけて気動車にしちゃったもの。マニアック~。
新製コスト削減のために作られたのだけど、思いの外改造にお金がかかるんで
結局2両で終わっちゃった悲運?の形式です。
そして浜坂着。
ここから、今回の3つの目標のうちのひとつ「はまかぜ」に乗ります。
先日、自分の記事でキハ181系のこと書いたら無性に乗りたくなって...
旅程に組み込んでしまったのです。
浜坂ではわずか2分乗り換え、写真を撮る暇もろくに無し。
いよいよ出発。
期待した500馬力のサウンドも、意外なほど静粛性に優れた車内ではほとんど
感じることが出来ません。
もとより山陰区間でスピードも出せませんし...
加速もポイント通過などのためにフル加速も出来てません。
うーん、こりゃ山陽区間(姫路から先)に期待するしかないかな。
車両は7両、でもガラガラ。
これまた古い車内見付です。
へたってしまって、まともな座り心地を失ったシートが残念。
でも途中城崎温泉でどーんと乗ってきて、ほぼ満席になりました。
だけど....自分の後ろに陣取ったおばさまたちが姫路まで喋りっぱなしで(笑
そして播但線を走りきり、いよいよ山陽区間です。
姫路で方向転換、山陽本線の外線を力一杯走ります。
加速は今となってはもうさっき乗ったキハ187系などに比べるべくもないほど遅いのですが、
これでも昔は驚かされたもんです。
その精一杯の加速をみせて、120キロまで辿り着けば、あとは爆走です。
ターボサウンドはイマイチしませんでしたが、ディーゼル・エンジンの叫びは
たしかに車内に低く響いています。
すっかり真っ暗になった車窓ですが、
いまたしかに電化区間を181系が激走していることを感じて嬉しくなりました。
姫路から頑張ること1時間7分、定刻に大阪駅11番線にはまかぜ6号は入線しました。
この3分後には新快速が到着します。姫路を11分あとに出たはずの...^^;
>>このあと新大阪からのぞみで帰宅。
あっというまの駆け足旅行、これにて終了です~
最後までご覧頂き有難うございましたm(_ _)m
でもただでは帰りませんぜ!
下関から山陽線、新幹線で帰ればいいものを...
ウホッ、わざわざ山陰まわり。
下関からまずは長門市へ
長門市にて。更新車のキハ47×2。
長門市からも延々日本沿いを進みます。
冬の日本海の色はいつもながらの重々しさ。
でも、僕は大好きだったりします。
だけど車両は益田まで2時間くらいの間、またレールバスそのまんまのキハ120......
トイレ無し、ロングシート。非道いよJR(泣
「いそかぜ」が無きいま、下関~益田間の列車はなんと普通列車のみになってしまいました。
有名な「萩」の街すらも、いまやこのキハ120がやってくるだけ。
萩は高速道路からのアクセスが良いわけでも無いですし、まだまだ鉄道の優位性は
あると思うんだけどなあ...
でも主要幹線たる山陰本線が1~2時間に一本のワンマン単行で事足りてしまう事も
また現実なのですね。
とはいえ、ビジネス客、観光客もたしかに乗っていました。わずかながらも。
彼らのためにも、特急列車の復活を望みたいです。
寝まくって我慢(笑)の区間も終わり、益田へ到着です。
ここから浜田までは、JR西日本のジマンの?新車・キハ126系。
左奥のが乗ってきたキハ120。
車内は転換こそしないがピッチの広いクロスシートで快適。
せっかくの車両なんだから長門市~益田で使ってよ(泣
浜田に近づくにつれ街の気配がしてきました。
そんな中車窓に飛び込んできた小学校!
す.......すげえええ!いいなあ♪
浜田では時間があったので駅の外へ...
駅前にはタクシーがいっぱいいたのだけどその中に
いたっ!ルーチェのタクシー!
このくるま、ガンディーニがデザインした(らしい)コスモ/ルーチェの4ドア版とボディ同じです。
あ、ちなみに正式名称は「マツダカスタムキャブ」で、ルーチェじゃないんです~^^
そして浜田から鳥取までは特急「スーパーまつかぜ」で移動です。
あっというまに鳥取
(とはいえ3時間以上かかるけど)。
このキハ187系、すごく速い。
カーブに合わせて車体を傾斜させる「振り子式」気動車なのです。これ。
そういえば「まつかぜ」は昔は
大阪~博多を山陰まわりで結ぶというすごい列車だったんですよね...懐かしいなあ。
鳥取から浜坂まではキハ33。
うーん、嬉しいね、初乗車♪
このキハ33、なんともと客車です。
余った50系客車にエンジン乗っけて気動車にしちゃったもの。マニアック~。
新製コスト削減のために作られたのだけど、思いの外改造にお金がかかるんで
結局2両で終わっちゃった悲運?の形式です。
そして浜坂着。
ここから、今回の3つの目標のうちのひとつ「はまかぜ」に乗ります。
先日、自分の記事でキハ181系のこと書いたら無性に乗りたくなって...
旅程に組み込んでしまったのです。
浜坂ではわずか2分乗り換え、写真を撮る暇もろくに無し。
いよいよ出発。
期待した500馬力のサウンドも、意外なほど静粛性に優れた車内ではほとんど
感じることが出来ません。
もとより山陰区間でスピードも出せませんし...
加速もポイント通過などのためにフル加速も出来てません。
うーん、こりゃ山陽区間(姫路から先)に期待するしかないかな。
車両は7両、でもガラガラ。
これまた古い車内見付です。
へたってしまって、まともな座り心地を失ったシートが残念。
でも途中城崎温泉でどーんと乗ってきて、ほぼ満席になりました。
だけど....自分の後ろに陣取ったおばさまたちが姫路まで喋りっぱなしで(笑
そして播但線を走りきり、いよいよ山陽区間です。
姫路で方向転換、山陽本線の外線を力一杯走ります。
加速は今となってはもうさっき乗ったキハ187系などに比べるべくもないほど遅いのですが、
これでも昔は驚かされたもんです。
その精一杯の加速をみせて、120キロまで辿り着けば、あとは爆走です。
ターボサウンドはイマイチしませんでしたが、ディーゼル・エンジンの叫びは
たしかに車内に低く響いています。
すっかり真っ暗になった車窓ですが、
いまたしかに電化区間を181系が激走していることを感じて嬉しくなりました。
姫路から頑張ること1時間7分、定刻に大阪駅11番線にはまかぜ6号は入線しました。
この3分後には新快速が到着します。姫路を11分あとに出たはずの...^^;
>>このあと新大阪からのぞみで帰宅。
あっというまの駆け足旅行、これにて終了です~
最後までご覧頂き有難うございましたm(_ _)m
実は先週、下関から長門市方面へ行ったばかりなのですが車で行かなければならなかったのでまたもや山陰本線に乗れずじまい…。今年は密かに山陰本線走破を考えているのですが実行できるかどうか。
懐かしいコスモ/ルーチェがガンディーニのデザインだったとは知りませんでした。
本文の『あっというまに』という言葉で省略された部分に生まれ故郷があったりします。
(正確には支線の終点ですが)
断片的な記憶と写真しか残っていないのですが、幼少の頃は毎日のように貨車の入れ替え(?)を見物に連れて行ってもらっていたらしいです。
もうそんな風景は無いのかもしれませんが、そのうち行きたいと思っています。
車で行くことばかり考えてましたが鉄道で行くのも悪くないですね。
ちなみにYS-11も乗った事あるはずです。
でも残念ながら記憶にありません。
松江に3年住んでいながら、関東との往復はいつも車か飛行機で、サンライズ出雲がかろうじて1回。出雲は結局乗らずじまいでした。なくなっちゃうという話は知らなかったので、かなりショックです。島根も鳥取も補助金や地元企業の寄附で路線の維持や高速化に取組んでいますが、JRにやる気のない出雲は対象外だろうなあ。だって、島根と鳥取だけで空港が4箇所(石見、出雲、米子、鳥取)あるんですから。
下関~長門~益田ルートは、僕も去年乗りました。朝東京を発って、福岡空港から下関経由で滝部で仕事。そして益田に宿泊だったので、車中ほとんど記憶がありません。それと木次線、これはぜひ、砂の器の舞台、亀嵩駅でお蕎麦を食べていただきたかった。けど、食べてたら広島着かなくなっちゃいますが。熊本電鉄、僕がおととし乗ったとき、都営浅草線に黄色のお化粧はしていなかったような。青蛙、懐かしい。キハ181系はいつも見るだけで、乗る機会がありませんでした。
すばらしい旅でしたね!!
>ルーチェのタクシー
「地方都市のタクシートリオ」って勝手に命名してるのですが、このマツダカスタムキャブと、初代FRコロナSTDのキャブ仕様、あとはギャランシグマ!
このタクシーたちを見ると「遠くに来たんだ」っと実感します。といっても京都でも結構走ってたりするんですけど。
>キハ33
客車改造の気動車って西にもあったんですねぇ。北海道の札沼線のヤツだけかと思いました。しかしタラコにすると意外と味わい深い車種に見えます^^;。
>はまかぜ
播但線内の走りっぷりはいかがでしたか?電化区間の103はもう立ってられないほどの振動が襲います。はまかぜだとドッシリしてるのでしょうか。
「はまかぜ」って非常にビミョーは存在です。このまま車両の寿命とともに廃止になるのか、新車でも入れてがんばるのか。昔は播但線内ノンストップでしたから、少しは変わろうとしているのかもしれません。
但馬地区自治体からの兵庫県庁(神戸駅)詣用大切な列車ですが。。
しかもトリはあの181系、締めくくりとしては最高でしたね。
でも本当は国鉄時代のオリジナルであってほしいです。今のJR西仕様の塗装、電車もそうだけどあまり好きじゃないです。
>僕にとってもある意味「理想の行程」
転職に絡んで時間が取れたので思い切ってみました。もう、しばらくこんな派手な「思う存分」な旅は出来そうにありません^^;
>山陰本線走破
実は僕もついに全線乗ったんです、今回で。下関から益田あたりまでが厳しいですよね、時間もかかりますし...
>ガンディーニのデザインだった
噂なのです、実は...。でも、そう思えるデザインなのですよね、とくにコスモの2ドア!
asn?さま>
>旅に出ているだろうとは思っていましたが
たしかに出かけているときは更新がぱたっと止まりますので...(^^;
>本文の『あっというまに』という言葉で省略された部分に生まれ故郷があったりします
すみません、省略してしまいました(^^;)。実際、ほとんど眠ってしまったもので...
支線の終点といいますと、鬼太郎列車が走っている路線でしょうか?
>車で行くことばかり考えてましたが
実際自分もくるまの遠出が好きなのですが、やっぱり酒飲みながらきままに出かける鉄旅は最高でした。
そらまめさま>
>松江に3年住んでいながら
実際のところ、飛行機の優位性は大きいですね。近畿圏と山陰地方、それと山陰の都市間輸送には活路はまだあるかもしれませんが、東京~山陰間では...
>島根と鳥取だけで空港が4箇所
た、たしかに!そりゃ、出雲も廃止に...とはいえ、うまく利用できなかったのでしょうか。残念です。
>亀嵩駅でお蕎麦を
事前に注文しておくと、駅で「弁当タイプ」の蕎麦を売ってくれるようなのです。あー僕もそうすれば良かった!
>キハ181系はいつも見るだけで
そうですよね、この車両は山陰には「あってあたりまえ」でしたものね。自分も地元のいつも乗る電車にはカメラをあまり向けないですし...無くなってしまうと気が付いたりし
>すばらしい旅でしたね
ありがとうございます~
Guさま>
>冬の日本海側ってまさにそんな感じなんですよね
それと、太平洋側の僕がいつも新鮮に思うのは、陸側が日を背負う山になる風景です。見慣れた海の景色とは逆なのですものね...
>「地方都市のタクシートリオ」
いいですね~。これに910ブルを入れてあげて下さい(カルテットになっちゃいますが^^)
>北海道の札沼線のヤツ
あれも50系(の北海道版51系)が種ですね。あっちは結構まとまって改造されましたね、そういえば。
>播但線内の走りっぷり
いやー揺れましたよ、やっぱり。103系と大差なかったです~。
はまかぜのお客さんはほとんど姫路で降りてしまいました。そういう意味では未だに重要な役目を担っているのかもしれませんね。3往復もありますし。
hirotanさま>
>トリはあの181系
ありがとうございます。でも思ったほど、というか20年前に乗ったほど感動しませんでした、正直なところ。最近の無茶苦茶な加速する新型気動車に慣れちゃったんですね。
ただ、山陽区間を頑張る姿は良かったです!
>国鉄時代のオリジナルであってほしい
まったくですね。気品も、美しさも無いです。イメージチェンジで塗り替えるとのことですけど、なぜあのクリーム×エンジがいけないのでしょうね...。
走ってるらしいですね。
なんか各駅にも愛称が付いてるようです。
こなきじじい駅とか砂かけばばあ駅とか...ちょっとどうかと思います。
日本海っていうと暗くて激しいイメージですが、ボクの中には青く透き通った海で、サザエをたらふく食べた明るい(?)イメージしかありません。
空港もあるし港もあるし鉄道は終点でゴチャゴチャしてたし。
湖もあってフェリーが出てたはず。
記憶の中で激しく美化されていると思いますが、ある意味天国です。
車か電車か、どっちで行くか悩むなぁ。
サンクだとさすがに大変ですかねぇ?
ん?それの為に大きめのヤツ1台買うってのもアリか!?
(無い無い)
181系、下関延長運転の時に乗ったのが最後かな。
山陰って、昔は客車だらけだったのにね。高校の時、益田から下関まで50系で廃人のごとくぼけーーーーーっとしていたのが懐かしい。
70年代なんてすごかったんだろうなー。京都発下関行き客車鈍行とか...。乗ってみたかった。
あるじゃないですか!小さいGTが!
友人の猫澤はTWINGOで行きましたよ、山陰へ^^
疲れたらシートを倒してフルフラットになるあの利便性がいいそうです。
日本海、今回思ったのはすごく透き通っていたことでした。キレイでした!
chittoちゃん>
そうなの。あのあとこんな日程w
でもほんと山陽にこれでもかこれでもかと「あのときのまま」の車両がいて、泣きそうになったよ...
asn?さんの故郷には、相当行きましたよ。魚山亭といった海戦料理屋など充実してました。隠岐に行くフェリーもありました。宍道湖や中海の遊覧船もあります。でも何よりの思い出は、○港駅前のヒロバでのJAZZフェスでした。ケイコ・リー、寺井尚子、TOKU、日野皓正、よかったなあ。真夏の昼間、ビール持ち込んで、日の高いうちから深夜まで、JAZZに酔いしれました。山陰、もういちど住みたいところです。