Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

ちょっとどうしましょ(汗

2005-02-20 | もの。
先日、盛岡で買ってきた南部鉄瓶。
とてもお気に入りで、来てから毎日、お茶を飲んで楽しんでいました。

鉄瓶で沸かしたお茶は、信じられないほどなめらかになります。
なめらかというより、ぬるぬるした感じなのです。
これには驚きました。
そう、お湯の味がするのです。
水道水を沸かしただけなのに
(鉄瓶はカルキを消去できるので、水道水で良いのです)。

でも...。数日飲んでみて、どうもお湯の味が強くて
肝心のお茶の味が薄い気がするのです。
静岡・森の、決して安くはないお茶で、
やかんで沸かしていたころから変えていませんから、
味が変わったのは「お湯」しか考えられない。

そこで...今日、いままでのやかんでお湯を沸かしてお茶飲んだのです。

そしたら、あらま、どうしましょう、
鉄瓶よりも美味しい(泣

どうもお茶の苦みや味といった、「おいしいと思わせる要素」が
鉄瓶だとお湯の味にかき消されれてしまう感じなのです。

使ってまだ1週間ですから、断言は出来ないので
もう少し鉄瓶を使ってみますが、
「鉄瓶でお茶を飲む」という夢があって、
やっとお気に入りが手に入った直後だったので、
やかんの方がお茶が美味しく感じられたのがプチショックだったりもします(笑


>>鉄瓶は、通常のやかんよりも十数倍の鉄分が補給できると言われています。
なので毎日鉄分を補給できる鉄瓶でのお茶が楽しみだったのに(^^;
使って間もないのか、お茶との相性が悪いのか、う~ん。

でも!中国茶はふつうのお湯より、美味しく飲めました!
珈琲、紅茶などで鉄瓶のお湯をいろいろ試してみようかと思います。
あ、料理もまだ鉄瓶のお湯で作ってないですし。
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4 コメント

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鉄分は (猫澤)
2005-02-20 23:31:27
 必要だよぅ!!ウチは夫婦そろって「鉄欠乏性貧血」経験者だから!

 それはさておき「モノ」としての雰囲気を味わうのだから、わしら「俗物、モノ好き」としては二兎追っても仕方ないと割り切るしかないね…(でも値段2万なんぼは痛いね、トホホ…)

 何かの本でコーヒーに良いみたいなことは書いてあったかなぁ?でも君はあんまりコーヒーのまんよね、確か…(トホホ)
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不思議と (ie)
2005-02-21 01:02:24
猫おぢさん>

珈琲は家では飲まないなあ。

会社では飲むけど。



ということで鉄瓶で珈琲入れたよ、

そしたらすごく美味しかった。

あと昨日の鉄観音も!



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それはおそらくお茶に含まれるタンニンが、 (katsuo)
2005-02-21 01:39:14
・・・鉄分と結合したためだと思われますよ。以下ご参考まで。(国立札幌病院栄養管理室HPより抜粋:http://www.sap-cc.org/Eiyou/covor.htm



お茶・コーヒー(タンニン)

 渋み成分であり、お茶のタンニンにはコーヒーのタンニンにはない腫瘍の増殖を抑制する作用があります。



「フマル酸第一鉄、クエン酸第一鉄ナトリウム、硫酸鉄(鉄欠乏性貧血に処方される鉄剤)などに含まれる鉄はタンニンと合体して不溶性塩になり、体内で吸収できない形をつくります。」



「食べ物から摂取する鉄は、レバーや卵黄など、動物性食品からのヘム鉄と、ほうれん草や大豆など、植物性食品からの非ヘム鉄があります。」



「非ヘム鉄はタンニンと結合するので吸収されにくくなりますが、ヘム鉄はタンニンの影響をうけずに腸まで達し、吸収されやすい形に変化します。」



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タンニン鉄 (ie)
2005-02-21 23:35:13
katsuoさま>

勉強になりました!

ありがとうございます。



鉄とタンニンを調べていったら、えええ!?というお話がいっぱい出てきたので、ということで今日のブログのネタに昇格することにしました...(^^;
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