外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

「スカウト魂」

2011-11-07 22:29:23 | 大学野球
既にご存知の方も多いと思いますが、私たちのオフ会にも参加していただいている、野球専門誌「野球小僧」のライター・安倍昌彦さん(早大学院-早大)。
その安倍さんが、球団スカウトを題材したシリーズ第2作を出版されました。
(日刊スポーツ出版社。1575円)

ちなみに、安倍さんは早稲田で私の1年先輩で、山倉さん、マックス佐藤さん、道方さん、難波さんらと同期生でした。
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今回は、プロ・アマ合わせて9人が紹介されています。

早稲田OBからは、宮本洋二郎さん(米子東高校出身。広島カープ)、小田義人さん(静岡高校出身。ヤクルトスワローズ)、弓田鋭彦さん(早実出身。ENEOS)

東京六大学の他校OBには、片岡宏雄さん(浪商-立教。ヤクルトスワローズ)、岩井隆之さん(津久見高校-法政。日本ハム)、大森剛さん(高松商業-慶応。読売ジャイアンツ)の3人。

すなわち、この本に登場する9人のうち6人が六大学出身者ということですから、東京六大学野球ファンならば、例外なくシビレてしまう構成となっています。
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この6人のうち、現役プレイヤーとしての姿を神宮球場で見た記憶があるのは、片岡さんと宮本さん以外の4人。

最も強烈な印象が残っているのは、リーグで三冠王を獲った大森さんです。
高橋由伸選手と変わらないスケール感のある、大学球界を代表する強打者でした。

対談記事で印象に残るのはENEOSの弓田さん。
記事の中で、今もENEOSでプレーする山岡剛くん(日大高校-早大。捕手)のことをベタ誉めされています。
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東伏見のネット裏から観ていても、山岡剛くんの人柄を随所に感じる場面がありました。

例えば、キャッチャー・マスクやレガースの取り扱い。
練習が次のメニューに移る際、他の捕手たちがキャッチャー・マスクなどをグラウンドに大慌てで置き捨てるような場面。
そんな時でも、山岡くんは打撃ゲージなどにぶら下げ、決して用具を地面に直接置くようなことはありませんでした。

ネット裏から練習を観ていて、「山岡くんは、どんなに周囲がアタフタしていても、道具を大切にすることをないがしろにしないんだなあ」と感心させられました。

弓田さんがベタ誉めする記事を読みながら、東伏見での光景を私は思い出したのでした。
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「スカウトになりたかったけれど、スポーツライターになった」という安倍さんの本に、「スポーツライターになりたかったけれど、銀行マンになってしまった」という私が感じ入るというのも、不思議な巡り合わせです。

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ところで、安倍さんの同期である難波さん(投手。四條畷高校出身)が、東日本大震災でいわゆる震災孤児となった若者たちの就学資金を援助するために、通販サイトを立ち上げされました。

現時点は予行演習中という段階なのですが、いずれ私のブログでもご紹介させていただく予定。
その時には、そのサイトで買い物していただき、震災孤児の皆さんを支援していただきたいと思いますので、皆様よろしくお願い申し上げます。

※その前に私から案内メールが届いた方は、UAT(ユーザー・アクセプタンス・テスト)だと思って、お買い物にお付き合いください。
そして、改善を要する点がありましたら、お知らせください。
(;^_^A
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