笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

局面を作り出す

2012-01-16 23:29:12 | Weblog

 私が体育館に行くと、すでに準備を済ませて、子ども達は黙々とウォーミングアップ2011をやっている最中だった。だいぶんこのあたりが定着している感じを受ける。
 おにごっこや3人一組のモーションバランストレーニングをいくつか行った。12月に入った子は、例えばカエル跳びやくも歩きにもはあはあ言っている。まだ身体がこういう動きに慣れていない様子だった。
 毎回新しいドリルを考えて取り入れようと思っている。きょうは、お尻滑りをさせてから、お尻で滑ってボールをとったり、フライイングでボールをとるなどの床と仲良くなる練習をしてみた。うまくいかない自分と向き合うのも大切だと思っている。
 クロスのスパイクの打ち方では、両手投げ、その場打ち、軽くジャンプして打つ、オープンで打つなどを段階を追って取り組ませた。前回からの積み重ねでかなりスムーズに動いている子が多くなってきた。
 ストレート打ちの練習では、両手投げでクロスとの比較をiPadの中のビデオで比較させた。何度か見るうちに腰の回転や足の向きなどに気がつく子がいた。ストレート打ちもさせたが、足を動かさないことに注意がいってしまい、窮屈そうに打っている子もいた。このあたりは、明日の練習で修正が必要であると思った。
 コートに入っての実践練習では、できるだけ試合に近い局面を作って練習させた。まだつながりが思わしくなく、相手コートにボールが返らない場面が多々あった。しかし、形にはなりつつあるように感じるので、きょうより明日の練習で少しでもできるようになってきたという感じになるような練習を心がけたい。日々努力。

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壁ドリル

2012-01-15 23:30:58 | Weblog

 壁ドリルの中で、壁に向かってサーブを打ち、跳ね返ってきたボールをレシーブし、あげたボールをキャッチして、カメ、四股をするというドリルがある。自分でボールの速さや強弱をつけられる。自分で局面を作り出そうと思えばいくらでも作れる。このドリルは、簡単なようで意外と難しい。いくつもの壁ドリルをしているからこそ、自然と子ども達は取り組んでいるのだと思う。一人で黙々と取り組んでいるが、うまくいってもいかなくても楽しそうにやっている。たぶん、失敗が失敗ではなく、やっているうちにできるものもあればできないものもあるので、次こそはと夢中になれるからなのかもしれない。

 超クロススパイクにも取り組んでいる。ポイント絞りながら、ていねいに取り組んでもらっている。できないところも多々あるが、できるようにいちいち言わないようにしている。そのうち脳との協調によって回路ができあがっていくのだと思う。のんびり、ゆっくり、でもしたたかに前を向いていきたいと思う。日々努力。

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問いかけ

2012-01-14 23:58:06 | Weblog

 塾頭曰く「解説よりも問いかけ」

 きょうの練習では、そのことに気をつけて子ども達と練習をした。うまくできていないところ、意識してほしいところなどをそのずばりでこうしないさいというよりも子ども達に質問をするようにしてみた。今まで私が何度も言ってきたことだが、それを意識できていない場合など、そこに気づかせるような問いかけをしてみた。口に出して言わない子達もいるが、顔を見るとわかっているようなので、答えを私の方から言わずにやってごらんと練習を続けさせた。ついミスやできていないところ、うまく動けないところなどをこうしなさいというのは簡単である。しかし、言われている子ども達はどこがどうなっているのかまでは意識できないことの方が多いように思う。ごちゃごちゃ言わずに、意識させたいところを明確にさせる意味でも子ども達に気づかせることの方が遠回りのように見えて、上達への近道なのかもしれない。それは、とりもなおさず指導者が子どもの力をどう引き出すかという指導者側の心構え次第なのだと思う。まだま未熟な指導者ではあるが、考えるよりもまずは行動してみて、反省し、さらに一方上を目指したい。日々努力。

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ストーリー性をもたせる

2012-01-13 21:29:16 | Weblog

 塾頭曰く「自分の中でストーリーをつくりなさい」

 最初から練習メニューがあって、それに子どもをあてはめるのではなく、目の前にいる子どもを見て、段階的に練習を組み立てる。そこに、きょうの練習のストーリーを考える。伸びようとする心を上手に引き出していく。そういうところをめざすことが自分を高めることにつながる。できない子がいてもいい。お姉さん、お兄さんのやるのを見て、妹、弟がそれをまねする。ちょうど兄弟が育っていく感じでいい。一番よくないのは、指導者がぐちをこぼすこと。それは、指導者自らが限界を言っているのと同じである。

 きょうの練習では、ゆったりと子どもを眺めながら練習をした。そして、今の子どもが欲している動き、必要な動きを見ながら、あと一歩レベルアップできるような練習を心がけた。ストーリーがあったかどうかはわからないが、子ども達はスポンジのようにどんどん吸収していく。するとこちらももっとこれをやってごらんとイメージがわいてくる。今までやったことのないメニューもとっさに浮かんでやらせてみた。今までは、紹介されているドリルをまねすることだけだった。今回、講習会に参加して、子ども達を見て自分でドリルを考え出していくことが大切だということも学んだ。するとこちらもどんな練習ができるか楽しみだし、子ども達も新鮮にやっている。子どもが喜ぶ動き、思わずやりたくなるような練習。やらされていると感じる練習ではなく、前向きに取り組める練習を心がけていきたいと思った。日々努力。

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自然体公認講師養成講習会に参加して

2012-01-12 23:42:04 | Weblog

 怒濤の3日間だった。やっと体の疲れがとれ、現実の生活に戻ったので、このブログの更新にとりかかろうという気持ちになった。講習会がどうだったかというと、また行きたい、みんなと学びたいという気持ちでいっぱいである。全国から、約30名が集まり、たくさんの方と交流をすることができたことも大きかった。

 初日は、午前中紀和ティンカーベルズの練習を見学させてもらった。バレー塾でやっているドリルをていねいに取り組んでおられた。途中、監督の方から見学に来ている講習会参加者のもとへ、子どもの指導をするように言われた。私は、4名の子どもを受け持つことになった。保育園児、1、2、4年という学年もばらばらである。指定されたドリルをしようにも発達の異なる子ども達と練習をするのはかなり厳しかった。たぶん私自身が緊張していたため、子ども達も動きがかたかったように思う。試されていると思った。しかし、どうアプローチをしたら、子ども達が笑顔でやってくれるか、やればやるほどうまくいかなかった。

 講義で塾頭が言われたことに「うまくよりもわかりやすい表現」という言葉が自分には心に響いた。うまくというのは、自己防衛、すり抜けようという気持ちが働いていると言われた。私は、いつもうまくやろう、その場を取りつくろうという気持ちが強い傾向があるなと感じる。自己紹介でも人を楽しませようとか、ここで笑いをとろうなどという発想はないに等しい。

 夜の懇親会で、北海道から初参加ということでトップバッターで自己紹介をさせてもらった。何を話そうか、いろいろ考えていた。できるだけ、北海道のことなど、みんなが知らないことなどを話そうと思った。そして、話し終えた後に塾頭から、妻のことを話してと言われた。私が以前、このブログで妻との今回講習会に参加するまでのいきさつを書いたが、それを塾頭が見てくださり、そのことを話すように言われた。私が、初参加ということで塾頭がありきたりのあいさつではなく、もっと私のことをみなさんに紹介するために私を引き出してくれたものだと後から思った。こういうことが気遣う、相手を思いやるということなのかもしれないと思った。

 塾頭が講義の中で「話術を勉強しなさい」と言われた。「すぱっと整理して言う」「言葉尻をはっきり」「主語をはっきり」「ていねいすぎてもだめ」「子どもは言葉を記憶する」そして、「解説よりも問いかけ」と言われた。「余分な解説が人をだめにする」「できない子どもをできるようにするためには問いかけが必要である」とも言われた。

 講習会に参加して改めて私の足りないところ、未熟なところを指摘された思いである。それでも塾頭はみんなが帰った後の反省会の席で「剛毅木訥(ごうきぼくとつ)は仁に近し」ということを私を含むあまりしゃべらない人達を指して言われた。意味は、意志が強く、飾り気のなくて口べたな人は、仁者に近い美徳を持った人である。これに対して、「巧言令色鮮(すくなく)し仁」という。意味は、表情はとりつくろって人に気に入られようとする者には、仁の心が欠けている。塾頭は、バランスが大事と言われた。こんな私をすっと救ってくれるような言葉を論語から引っ張って、人を安心させてくれる。塾頭の心の深さを感じた。

 明日も引き続き、学んだことを書いていきたいと思う。日々努力。

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2012-01-07 12:44:50 | Weblog

  きょうから自然体公認講師養成講習会が始まる。昨日は、移動日で和歌山県に入る予定だった。ところが、新千歳空港が悪天候と除雪が追いつかないため、乗るはずだった飛行機は欠航になってしまった。そこで、空席待ちの列に約3時間並んだ。カウンターの人に聞くと空席待ちでも乗れるかどうかといいことだった。いろいろ考えた結果、確実に席を確保することを優先したので、その日のうちに大阪に行くのは断念した。まずは東京まで行き、東京から朝一番の大阪行きの飛行機に乗ることにした。

    見通しがもてるまで、不安とのたたかいだったが、これも自分自身の判断力などを試されているのかもしれないと思ってじっと待った。その間桑田真澄さんの「野球の神様がくれたもの」という本を読んだ。大学院での論文が載っており、日本の野球の歴史がよくわかった。今の野球の練習や応援のあり方が昔とさほど変わっていないことなど、とても興味深かった。後半はまだ読んでいないので楽しみである。

   まずは、3日間の講習会を実りあるものにしたい。日々努力。

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明日への準備

2012-01-05 23:41:53 | Weblog

 明日、和歌山県橋本市で行われる「自然体公認講師養成講習会」に参加するために出発する。わくわく、どきどきしながら、荷物の準備をした。妻にも昨日、きょうといろいろと準備する物の買い物につきあってもらった。こうして、準備をしていくと自分だけで行くのではないことを感じる。一人で生きているのではないこと、行かしてもらえることに感謝をしなければならない。そしてその分得たもの、学習したものを返していかなければならない。

 私は、資格をとるとか、技術を学ぶということだけで行くのではないと思っている。自分自身がどういう指導者になればいいのか、どういうことを子どもに伝えなければならないのか、人としてどうあるべきなのか、などを全国から集まる人と共に学びたいと思っている。そして、いかに自分が小さく、未熟なのかを自分と向き合いたいと思う。まさに自分を鍛えるための講習会だと思う。でも、いろいろな人に会える楽しみである。日々努力。

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思い立ったら、まず行動

2012-01-04 23:35:09 | Weblog

 昨日、俊敏さ、フットワークを軽くする、億劫がらない心と決意した。翌日から行動できなくては、三日坊主どころかただ考えただけになってしまう。そこで、起床から思い立ったら、すぐ動くように過ごした。まだまだ、今まで染みついた心の習慣、行動の習慣は改善されないが、いつも頭の片隅に置いているので、徐々に改善できればと思っている。

 僅差は大差。 小さいことでもまずやってみる。この積み重ねが後々おおきくなっていくのではないかと思っている。夜のウォーキングも昨日よりも完全防備で行ったため、昨日よりも歩きやすかった。何よりも帰ってきた後の爽快感、少し倦怠感がいい。体を動かすことはやはり気持ちがいいことを改めて実感。明日は、ipodを持って出かけてみよう。日々努力。

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俊敏さ

2012-01-03 23:57:24 | Weblog

 年末年始は、おしいものを食べ、あまり体を動かさない生活が続いたため、自分でもわかるくらい体が重い。というよりも、この1年くらいは本当に体が重く感じる。筋力の衰えをとても感じる。それでも特別な運動もせず、今まで通りの生活を続けていた。息子からは、プニプニのおなか、お尻と馬鹿にされる始末。息子はと言えば、野球部で冬場でもトレーニングを重ねていることもあり、腹筋が割れてきたでしょと見せてくる。

 これから5年後のことを考えると、今から筋力の衰えにストップをかけないと病気になりかねない。そこで、きょうの夕食後ウォーキングに出かけた。外は、寒風が吹きすさび、足下はアイスバーンである。寒さで身が引き締まると同時に心も引き締まる感じがした。まずは、行動する。先日、今年の目標を掲げたが、まずは行動するということが私の一番の目標になりそうである。

 森信三先生が、「人間、億劫がる心を、刻々と切り捨てねば。年をとるほど、それがすさまじくならねば、と思います。」「80歳を境にして、私が実践面で第一に取り組むことにしたのは、日常生活におけるその挙止動作の”俊敏さ”です。」とおっしゃっている。

 私自身、ついつい面倒なことを後回してしまいがちである。フットワークを軽くすることを第一に考えて生活をしていきたいと思う。日々努力。

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今年の目標

2012-01-01 23:39:53 | Weblog

 あけましておめでとうございます。このブログを読んでくださっているみなさん、できるだけ更新をしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
今年の目標は、
1 3つの納得を得ること
2 単なる知識だけでなく、見識、胆識まで高めること
3 謙虚にして驕らず、さらに努力すること
4 周りの人に感謝すること
5 周りを照らすろうそくになること
6 周りの人に感謝すること

 今年は人間を磨き、高めることに努力を続けていきたいと思う。そして、バレーボールを通じて、子ども達の笑顔あふれる指導を心がけたいと思う。日々努力。

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