駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

変化が選択された

2017年01月04日 | 世の中

         

 正月から好天が続き今朝も青空だ。寒さはさほどでは無いが、頬に当たる風は冷たかった。この程度の寒さなら精神が引き締まってよい。

 昨年後半には小池都知事誕生、英国EU離脱そしてトランプ候補大統領選挙勝利と思わぬ変化を有権者が選択した。EU離脱はキャメロン首相の野田元首相と並ぶ大失策?による所も大きいが、有権者が変化を選択したのは間違いない事実だ。これが英国民に取っても失策とは限らない。どんな意味合いを持つのかは歴史的判断に委ね、為政者は投票結果を生かすのが仕事だ。

 賽は投げられ有権者の選択がされたので、間違っているように見えても不都合のように見えても、民意を反映されるのが民主主義というものだ。民意の解釈は難しく微妙な所もあるだろうが、大筋を違えないようにジャーナリストは権力の動きを監視し報告するのが仕事だ。どうも小池知事の報道を見ていると、都民の支持をないがしろにするような興味本位の扱いを感じる。ジャーナリストとマスコミは有権者がワッチしていることを忘れないで戴きたい。

 東京で暮れに感じたのは日本の将来に対する曙光だ。それが錯覚が正夢かは分からないが、変化が待ち受けているのは間違いない。人間はそう簡単には変われない、特に高齢者に変化は難事だが、生きている限り対応して行くぞと仕事始めに思っている。  

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