駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

年明けに願う

2017年01月01日 | 人生

    

 自宅の湯船の中で除夜の鐘を聞いた。年が明け平成29年の酉年の新年を迎えた。風もなく素晴らしい晴天で、何だか有り難い。

 暮れに東京に行き大晦日に帰ってきたのだが、うっかり新幹線の切符を押さえてなく予定より二時間遅れになってしまった。食べたかった寿司を食べ、会いたかった人と二十年ぶりにお会いでき、有終の嬉しさで申年を見送った。果たして今年はどんな年になるか、予想は難しいが色々なことがあるだろう。大好きな日本橋丸善を覗いてきた。家内はオアゾの丸善で良いじゃないと言うが、日本橋の丸善が良いのだ。どうしてこれほどと思うほど大甘から大辛と両極端の題名の新刊書が目白押しに並んでいた。どちらかといえば辛い?本、佐藤優の世界観 橘玲の言ってはいけない レーダーマンとヒルの量子物理学の発見・・・などディスプレイに釣られやや際物的なものを何冊か買ってきた。

 東京を歩いて感じたのは、東京には活力があり地方とは違うなということだ。東京には先行きに微かな明るさがあると感じた。それが上手く全国に浸透してゆけば、予想される酉年の荒波を乗り越えてゆけるだろう。

 個人的には自分の健康管理をきちんとしなければと、食い過ぎた年末を振り返りながら秘かに誓っている。患者指導には説得力のある体型を維持しなければなるまい。自分が出来ないことを患者さんに押しつけては良い医者とは言えないだろう。

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