あられの日記

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旧前田侯爵邸和館

2011年01月13日 04時13分47秒 | レトロ建築
訪問日は12月10日。
当初計画では、代々木公園で紅葉を堪能だったのですが、行ったら既に紅葉シーズンは終りを迎えてました。
ベンチでお昼を取りつつ沈思黙考。
実は14時半に松濤の観世能楽堂に行列せねばならん。現在正午を回った所だから残り約2時間半。微妙な待ち時間。
ならばっ!
少し遠いけど、歩けない距離じゃない。と。代々木公園からNHK前へ。そこから松濤のお金持ちの住宅街を抜け、鍋島公園を横目に駒場東大キャンパスの裏通りを抜けて到着したのは駒場公園でした。
移動距離が結構あって、到着したら既に13時17分でした!と携帯電話に表示が出てます。
目指したのは旧前田侯爵邸。
そう。先日記事にした根津ー上野ーお茶の水ー湯島散歩。これは東京都の文化財公開ウィークのイベントだったんだけど、資料を見た時にチェック!していた邸宅でした。
駒場公園につきましたらば、目的の洋館の前に和館がありました。
ラッキーにもこちらも公開中。さっそく中へ。
「和館は、洋館に付属する迎賓館として昭和5年(1930)に竣工しました。設計は帝室技芸員の佐々木岩次郎です。木造2階建ての近代和風建築で、洋館と別に、独立した門構えを持ちます。和館1階は「御客間」と「御次の間」を合わせ40畳近くなる続き間を中心に、周囲を畳廊下と縁側でぐるりと囲む、特徴的な平面です。「御客間」は伝統的な書院造で、床・違い棚・付書院を備えた格調高いものです。二階は宝形屋根を載せた楼閣風の外観で二階「御客間」の床構えは、数寄屋風を加味したものとなっています。茶室及び待ち合いは、三代目木村背兵衛の設計です。」

和館の1階広間は無料休憩所になってます。

縁側。

日本庭園。画像では音が聞こえないけれど、小さな滝があって涼やかな水音を聞けるようになってます。

広間(二の間)から玄関をのぞむ。…広い。何畳間なのだろう。



廊下です。でも畳敷きなのね。

「和館は現在1階部分が一般に解放されていて、玄関から2の間、1の間(表座敷)と続く広間や、重厚な床の間、違い棚、付書院、欄間の透かし彫りなどを備えた美しい作りを、昔のままに見ることが出来ます。
また、水屋、寄付、待合所を備えた茶室や和室も有料施設として利用いただけます。
縁側からは、根ぎわで3本の枝に別れた珍木のゴヨウマツなどの樹木、流れのある池、芝や石の配置がみごとに調和した庭園がのぞめ、落ち着いた雰囲気を味わうことができます。」以上リーフちらしより。
ちなみに、2階あります。でも普段は非公開で入れません。11月の文化財ウィークの折りは公開されたようなので、その時を狙って出かけてみるのもいいかも。

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