あられの日記

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大妖怪展激混み!

2016年09月08日 06時00分58秒 | 展覧会&観光施設&能楽
江戸東京博物館、到着です。チケット売り場が見えた!案の定、凄い人!列を折り曲げてあるし〜。まだ10時半くらいなんですが…。
やっぱな〜、チケット屋を回って前売り券がゲット出来なかったから予想はついてたけどさ。
ん?
「3階にもチケット売り場あります。そっちの方が空いてます」
ならば!と3階へ移動。まあ、列はあったんですが、1階より増し!
列待ちの間に、目的の「大妖怪展」とは別に企画展で「伊藤晴雨 幽霊展」を開催中のようです。順番が回って来たので聞いてみた。
「すみませ〜ん。企画展って『大妖怪展』のチケットで入れますか?」
「入れません。特別展と常設展の共通チケット購入の必要があります」
悩む〜。大妖怪展のみだと1350円。大妖怪展&企画展の共通券は1560円差額が210円です。ちなみに、常設展のみだと600円なので、共通券はお得です。まあな、更にお得に済まそうとするならば、ぐるっとパスの併用がおススメ。
ハッ!何ぼやいてるんだ!?忘れて!
さてと。何はともあれ大妖怪展へ…。
うへぇ〜〜!!
何があった?
それはね。
入口に混雑中って書いてあるう…。やっぱりか…。
もうね。それも予想たってたんだけどね。大妖怪展の展示物は、江戸時代の双草子や読本なのです。江戸時代は貸本中心だったハズ。んでもって江戸時代って大概コンパクトなんだよね…。となると…。
ハイ!予想通り!展示物が小さい〜。人が多い〜。見えない〜〜。
まあ、展示物は絵本ばかりじゃない1巻物展示(もちろん一部のみ)や仏教曼荼羅の掛け軸もありましたよ。ええ。そういうのは比較的見たんだけどさ。案の定、人ゴミが嫌いな私は草子に群がる人に突っ込んで行く気力もなく。更にムカつく事に子供が多いんだわ。なぜに江戸の読本と草子中心の展覧会に子供が見に来てるのか?夏休み中とはいえ不自然だ!とか思っていた疑問は、出口あたりにおまけのように置いてある「妖怪ウォッチ」のキャラ達の人形で氷解しました!
あのさ〜、こんな激混みの展覧会に、なぜに更に人が集まる「妖怪ウオッチ」を取り入れましたか?売上げは上がるだろうさ。でも、満足度は最低だ!この展覧会!!
昔はいいセレクトだったのに。人の動線とか展示物の間隔とかこれでいいと思うのか??
思うに、入場制限かければ良かったんだよ。もしくは入れ替え製。
もちろん内部は撮影禁止ですので、どんなものが展示してるか想像し易いようにパンフレットと江戸東京博物館NEWSより抜粋して紹介します。





パンフレットでないとじっくり見えないってどない?この展覧会「友人が行きたい」と言い、私も妖怪とか人外とか好きなので同意しましたが、あれから2週間しか経ってませんが、人の頭を一杯見た記憶しかないわ。
あ。インパクトの強い紹介文があったのがこれ。

「骸骨の描き方が正しい」
評価出来たのはお土産品売り場です。かつての展覧会に比べて欲しい!と思える品ばかり。展覧会そのものより、お土産品見るのが楽しかったです。あ・あり得ない…。
見て楽しんだだけですが、あまりに凄くて撮影したのがコレ。

分かります?入浴剤です。その名も赤黒く濁った地獄の湯 入浴剤200円

これさ、地獄の湯でゆでられる亡者の気分が味わえます!って事かしら〜?シャレ!
さてと、せっかく共通券を購入したので、常設展示室へ移動します。常設展示室の一画で、企画展伊藤晴雨 幽霊画展があるのですよ。

今回の幽霊画は、落語家の5代目柳家小さん師匠により東京谷中の全生庵に寄贈された全19点の画幅です。それにスタジオジブリの鈴木敏夫さんのエピソードが紹介されてます。


フラッシュ撮影でなければ撮影OKの場所で撮影しましたが、携帯電話では無理だった!
私的には幕末・明治維新と時代が激動激変する中で急速に失われて行く江戸の風俗民芸を。伊藤晴雨が危機感を持って絵として記録ておこうと、晴雨が晩年作成した屏風が展覧会で一押しでした。後はなんか恐ろし過ぎて記憶かわ強制削除してしまい、絵の全貌は思い出せないのですが、腕が真上に伸びてる絵が怖かったです。
NEWSに掲載されていたのがコレ。
共通券で常設展示も観覧出来ます。

じっくり楽しみたい所ですが、今日はもう一つ目黒雅叙園でやってる和の灯り×百段階段展に行くのだ!

1階へ戻ってきました。
江戸東京博物館に来た時はお約束の土産屋をちょい覗いて移動です。

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