高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

山野草用語

2005-01-16 10:47:10 | 用語
【あ行】
  1年草(いちねんそう):1年未満で開花・枯死する植物。主に春に芽生え、冬までに枯れる。
  羽状複葉(うじょうふくよう):葉軸の両側に小葉が並んでつき鳥の羽のような葉。
  越年草(えつねんそう):1年草のうち、秋に発芽・成長し、翌年の夏までに開花・枯死する植物。
  仏炎苞(ふつえんほう):サトイモ科特有の花を包む苞。
  円錐花序(えんすいかじょ):複数の花序が集まり円錐状の形をした花序。
  雄花(おばな):花粉をつくる役割を持った花。

【か行】
  科(か):生物を分類する階級の一つ。属よりも1階級上位。
  花冠(かかん):花弁が根元でひとつにくっついているもの。
  萼(がく):花被が内外に区分できるとき、外側の部分。
  花茎(かけい):花または花序をつけるための茎。
  花序(かじょ):花の集まり。
  花序枝(かじょし):小穂の集まりと茎の先端をつなぐ柄。
  花被(かひ):萼(がく)と花弁の区別がつきにくいときにその両方を総称。
  花柱(かちゅう):雌しべの子房と柱頭をつなぐ部分。
  果柄(かへい):果実と茎をつなぐ柄。
  花弁(かべん):花を構成する部品で、花被がいくつかあり、内外に区別されるとき内側の部分。
  管状花(かんじょうか):キク科の頭花の中心にある花。  
  帰化植物(きかしょくぶつ):外国から人為的または偶発的に持ち込まれ、野生化した植物。
  寄生(きせい):他の植物から栄養を得て生活すること。
  距(きょ):花弁や萼の一部が管状となって後方に長く突きでたもの。
  鋸歯(きょし):葉先のギザギザで、ギザギザがないのが全縁(ぜんえん)。
  茎葉(けいよう):株元でなく茎に付く葉。
  互生(ごせい):葉や枝が交互につく状態。対生の対語。
  根出葉(こんしゅつよう):株元にでている葉。根生葉。
  根生葉(こんせいよう):根出葉と同じ。

【さ行】
  3出複葉(さんしゅつふくよう):3枚の葉が1枚の葉をなす複葉に一種。
  子房(しぼう):花の中で将来果実になる部分。
  雌雄異株(しゆういしゅ):雌花と雄花が異なる株につくもの。
  集散花序(しゆうさんかじょ):1点から複数の花柄がでる花の集まり。
  小穂(しょうすい):イネ科などの花序を構成する花穂。
  小葉(しょうよう):複葉を構成する1つの葉。
  心形(しんけい):ハート形。
  唇形花(しんけいか):シソ科などに見られる唇のような花。
  絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ):個体数が減少し絶滅の恐れのアル植物。
  全縁(ぜんえん):鋸歯がないもの。
  総状花序(そうじょうかじょ):細長い花軸に柄のある花が多数つく花序。
  総苞(そうほう):キク科植物のガクの部分をまとめていう。
  属(ぞく):分類上の1階級で種と科の間に位置する。

【た行】
  袋果(たいか):ガガイモなどの袋状になった果実。
  対生(たいせい):葉が対になって生える状態。互生の対語。
  托葉(たくよう):葉の付け根にある葉みたいなもの。
  多年草(たねんそう):地下部に栄養を蓄え、休眠期に地上部が枯死しても地下部が生存し、生育を繰り返す植物。常緑性もある。
  地下茎(ちかけい):地下にある特殊な茎の総称。
  柱頭(ちゅうとう):雌しべの先端の受粉する部分。
  豆果(とうか):マメ科の豆状の果実。
  倒披針形(とうひしんけい):披針形の反対で上が広い葉。
 
【な行】
  2回3出複葉(にかいさんしゅつふくよう):3出複葉がさらに3出複葉になる葉。
  2年草(にねんそう):発芽から枯死まで2年以内で終える植物。

【は行】
  花柄(はながら、かへい):花と茎をつなぐ柄。
  披針形(ひしんけい):普通に見る下が広い葉。
  複葉(ふくよう):複数の葉がひとつになった葉。
  腐生(ふせい):枯葉などの菌類に寄生すること。
  仏炎苞(ぶつえんほう):肉穂花序を包む大きな苞葉のこと。ミズバショウなどに見られ花弁に見間違われることがある。
  閉鎖花(へいさか):開花せず、同じ花冠の中のオシベとメシベで自家受粉し結実する。
  苞葉(ほうよう):花の近くに付く小型の葉。苞ともいう。
  匍匐枝(ほふくし):ランナーともいう。株元から長い枝を伸ばし子株をつける。

【ま行】
  雌花(めばな):子房があり雄花の花粉をつけて果実をつくる花。

【や行】
  葯(やく):雄しべにあり、花粉をつくる袋状の部分。
  葉腋(ようえき):葉柄と茎が合わさる接合部。
  葉軸(ようじく):小葉と小葉をつなぐ部分。
  葉鞘(ようしょう):葉の基部が茎を包むように鞘状になったもの。
  葉柄(ようへい):葉と茎の間にある棒状の部分。
  翼(よく):葉柄、花柄などの縁につくヒレのようなもの。

【ら行】
  ランナー:地表や地中を伸び栄養繁殖する茎のこと。匍匐茎(ほふくけい)。
  陵(りよう):茎や果実にある角ばっている部分。
  両性花(りょうせいか):ひとつの花で雄花と雌花の二つを兼ね備えた花。
  輪生(りんせい):葉が輪になって生える状態。
  ロゼット:冬季に根生葉のみを放射状に地面に広げている様子。

【わ行】
  和名(わめい):日本語の生物名。
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