高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
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殿ヶ谷戸庭園のモッコク

2007-02-14 10:55:57 | 四季
JR国分寺駅に近い都立殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん)には、モッコク(木斛)の木がたくさん植えられており、別名モッコク庭園とも呼ばれている。
モッコクは、ツバキに似た光沢がある厚手の葉を持つ樹木である。
この殿ヶ谷戸庭園は、後の満鉄副総裁の江口定絛氏が大正4年(1915)に建てた別荘で、昭和4年(1929)に三菱財閥の岩崎彦弥太氏が買い取り再整備した。
これを東京都が昭和49年(1974)に買収し、昔の地名の殿ヶ谷戸を付けて公開した。
多摩丘陵の湧き水をふんだんに取り入れた公園で、300本を越えるモッコクが圧巻である。


(公園入口の両側にはモッコクの巨木)

木斛/ツバキ科/モッコク属。
中国原産のツバキ科の常緑高木で、葉の美しさと樹形の良さから庭木として植栽されるほか建材にも使われる。
葉は厚く細長い、葉柄から枝にかけて赤紫色で、初夏の頃に白い5弁の花を付け、秋には球形の果実がはじけ中から赤い種が飛び出す。
名前の由来:ラン科のセッコク(石斛)の花の香りに似ていることからこの名が付いたなどの説がある。
花期:6~7月。
(国分寺市の都立殿ヶ谷戸庭園)
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
縁起の良い木ですね (信徳)
2007-02-14 15:37:08
 
モチ、モッコク、モクセイは縁起が良いと言ううので庭に植えたものですが、今ではすっかりミカンの木に変わってしまいました。
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初めての木? (デコウォーカ)
2007-02-14 22:20:41
名前は良く聞いていますが、花や実を見たのは初めてです。庭木に多い様ですので今後、近所を良く見てみます。
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2度楽しむ (寅太)
2007-02-15 09:57:15
信徳さん、おはようございます。
我が家でも、中心は食べられる果実がなる木に移りつつあります。
つまり、花をみて、さらに食べようということです。
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花や実がないと分かりづらい (寅太)
2007-02-15 10:00:19
デコウォーカさん、おはようございます。
花の時期になったら、殿ヶ谷戸公園に行って写真を撮ってきます。
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