F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

第28回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

2013年09月01日 | 大会
チャンピオンクラス8位
41:13(トップ+1:56)
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【スタートまで】
0340 起床 フローラー
0445 朝食(トースト2枚、コーンスープ、バナナ1本、ドリップコーヒー)
0510 整列の場所取りへ
0540 ローラー(10分アップ、8分シフトアップ、8分ビルドアップで300w付近まで、スプリント2本)
0630 会場へ、コース短縮&スタート時間30分繰り下げのため、コースで流す
0715 スタートラインに移動、野崎選手のご厚意で2列目
0730 スタート

【作戦】
位ヶ原からが勝負と考えてイメージしてきたが、突然のコース短縮。
三本滝直後の登りでは、そう集団はバラケまい。やはり九十九に入ってからが勝負。そこまでは戦に備える。
去年の順位からして、狙う順位は1つのみ。

【レース】
速くないペースで走り始める。1人の選手が飛び出していくが、要チェック選手ではなかったので見送る。(実際は要チェックの矢部選手と後で知る)だいたい10~20番手付近を走ることが多かった。村山選手もこの付近に居たので安心感がある。先頭はイナーメ勢が引くことが多かったように見えた。三本滝を前にして、脚の重たさを感じるタイミングがあったが、リラックスを心がけて、三本滝は特に疲労を感じない状態で通過。ポカリと水をもらう。テレビクルーの車が居ないことに疑問を抱くが、天候の影響かと判断。

まずは最初の要所。数番手まで位置を上げてすぐに逃げがあればチェックできる位置取りにする。南島選手がぐいぐいとペースを上げていき、森選手も追随していく。そのままの勢いで森選手が先頭に立ってペースを維持していき、森選手と南島選手が集団との差を徐々に広げていく。どちらも要チェック選手で、2人でもそのままゴールまで行きそうな勢いを感じた。50mぐらい離れたところで危機感を感じて、一気にジャンプを図って合流に成功。息が上がり、脚もそれなりに使ってしまった。当初の予定とは違うが、こうなったらトラバース区間で2人の後ろで体力を回復させて、九十九に備えるしかない。

ところが森選手の力が予想以上にあり、後ろに居ても体力を回復するどころか、むしろどんどん削られていく。ここで千切れた瞬間に目標の達成はできないので、必死に食らいつく。後ろはコーナーを挟むと見えないぐらいに差が広がった。南島選手も辛かったようだ。徐々に森選手と車間が開いていくが、自分も気付けばレッドゾーンに突入し森選手を追える力が無かった。徐々に差が広がっていく。そんな状態で南島選手の前に出て九十九に突入する。

目標達成が厳しくなった中で、あとはTTで最速でゴールするしかない。だが、一回レッドゾーンに突入したカラダでは粘りが効かなかった。ペースが上がらない。何個かのコーナーを経て単独走になる。このまま行けば2位だぞと鼓舞する。視界が開けたところで、森選手が黒いジャージの選手と合流するのが見えた。え? そうか、それでクルー車が居なかったのか。とようやく現状を理解する。

ここで、脚を溜めてきた集団に食われるのが一番せつないぜ、と思っていたら、九十九の途中で、現実となる。宮崎選手、コロコロ選手、渡辺選手、兼松選手に吸収される。その後、宮本選手もきた。自分からペースを上げて、集団を小さくするなんてことは、もう出来ない。なんとか粘ってスプリントで頭をとる計画とする。しかし、それを見透かしているかのように、コロコロ選手が良いペースを刻み、完全にノックアウト。コロコロ選手と宮崎選手を追えず、渡辺選手、兼松選手と並走するも、徐々に車間が開いていく。目の前には見えているが、もう踏ん張りが効かない。最後は宮本選手に交わされてゴール。


【思うこと】
トータルで見れば、完全にオーバーペースによる失敗パターンだった。
だが、目標を達成するにはあそこで、森選手を追う以外の選択肢は無かったし、そのまま行けたかどうかは、やってみなければ分からなかったことだ。結果が悔しくないと言えば嘘になるが、後悔はない。森選手が2枚も3枚も上を行っていた。そして、果敢な走りをした矢部選手の走りは敢闘賞だ。練習に裏打ちされた選手は強い。
宮崎選手は大きな怪我をして、あそこまで強くなって戻ってきた。コロコロ選手もそうだ。宮本選手は40代になっても進化を遂げている。まだまだチャレンジすべきこと、やり残したことは多いかもしれない。
来年、また強くなって戻ってこよう。

今回は悪天候によるコース短縮となったが、30分のスタート繰り下げのみで大会を開催した主催者に感服する。ありがとうございまいた。
ただ、やはり今回もネットタイム方式により実際のゴール順とは違う着順が発生した。ここだけは、なんとか改めてほしいと願う。

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