F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

ツールド沖縄 市民210キロ

2013年11月10日 | 大会
市民210キロ 10位 5h34m53s





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【機材】
TREK OCLV5200
ホイール EDGE
タイヤ パナレーサー タイプC 6.5ber

【補給食】
・ジェル10
・固形エナジー3
・蜂系ジェル1
・ミネラル系タブレット1
・2run1
・ボトル2 メイタンハイポトニック、ミネラルタブレット、アミノ酸入り

【スタートまで】
0520 起床
0540 朝飯(パン2枚、おにぎり1、バナナ1、スープ1)
0700 スタート地点 最後尾に整列
0736 スタート

【レース】
目標は10位。練習不足は否めないので、2回目のダムから攻撃を仕掛けて人数を絞り、なんとか上位へ食い込む。

数百人のエントリーのあるこのカテゴリー、高密度な集団走行が苦手なので中盤の位置取りを避けて、今回は最後尾の位置取りをチョイス。頻発する落車には余裕をもって対応出来たが、プチ登りの後の中切れには参った。全力もがきを3回する羽目に。さすがにイヤになり、今帰仁辺りから少し前に位置取った。このモガキの後の心拍が、なかなか落ち着かず、調子は悪く感じた。

国頭に向かう海岸線に出てからは、道幅が広く登りもないので、最後尾に戻る。国頭の道の駅の辺りで集団前方へ。ローテに参加しながら一回目のダムの登りへ。苦しいペースだが付けない程ではない。西谷選手が集団をガンガン引っ張っている。 補給ではスポーツドリンクのボトルを1本もらう。下りきって人数を確認する、40人ぐらいか。奥の区間は、後半のスタミナを考えると、自分的には頑張ってはいけない区間。出来るだけ消耗しないように走るが、登りではそれなりのペースなのでせつない。二回目のダムまでに、後続が追い付くことはなかった。ボトルを捨てる選手に対して、チャンプが叱る場面が印象的だった。

二回目のダムに入る。ここからが自分のターン。ダムと高江の登りを利用して抜け出し、有力選手のジョインを誘うのが最高の展開。それを具現化すべく、 ダムの登りは先頭で突入しペースを上げる。2~3分ぐらい先行したところで後続から清宮選手、原選手、鈴木選手がジョイン。登りが強い選手が揃い、これは良い展開。しかし清宮選手のペースが格段に速く徐々に離されていってしまう。その後、メイン集団に吸収されてしまい、そのままダムをクリア。原選手、鈴木選手も吸収された。清宮選手が吸収されたかはよく分からなかった。

自分の思い描いた展開は脆くも崩れ去ったが、やるべきことはまだある。高江の登りで集団を休ませないように再度ペースを上げる。登り終えた時点で集団は20人程。

東村に向けてのアップダウンでは、モトバイクがタイムギャップを頻繁に教えてくれるようになったが、それは後続とのタイムギャップと思っていた。それは1分半~2分半で推移していた。どこでだったか、チャンプが話し掛けてきた。これが先頭争いだったらなあ。? 時間を要してようやく清宮選手が逃げ続けていることを知る。経験不足。

有銘、平良、慶佐次と平地と登りを繰り返し、集団は10人程になっていった。ここでも失態、原選手が逃げたことに気付かなかった。余裕が無かったんだろうな。この辺から集団には疲れが出始めた?有力選手が追走を諦めた?チャンプを警戒した?のか、ローテが上手く回らなくなってきていた。元気なのはチャンプと高橋選手に見えた。二人が前に出ると後続が続かないことが度々あった。チャンプはなんとかこの状況を打破しようとしていたに違いない。

そうこうしているうちに、自分の最終決戦地の羽地ダムに突入。思い残すことの無いように先頭で全力で突っ込む。少し登ったところで、段違いの速度でチャンプが掛け上がっていく。後ろに付こうとは微塵たりとも思うことのない速度差。とにかく自分の走りに集中するが、既に脚に力が残っておらずペースが維持できない。すると高橋選手のパック(3人?)にも抜かれ、やや差を開けられつつトンネルをクリア。後ろには鈴木選手。届きそうで届かない前方との距離。ダム湖周辺のアップダウンは自分の勢いを完全に奪った。名護の平坦に出た時点では前方と30秒ぐらいは離されていた。

いまのポジションを死守すべくラスト7キロの平坦をがむしゃらに踏んでいく。鈴木選手は付き位置だが一緒にゴールまで行ければ御の字。練習でも想定した順位を死守する最後の平坦。容赦ない向かい風が吹き付け速度は30キロを割り込む。練習では脚がイッてしまい、最後までもたなかったが、練習で出来ないことは本番でも出来ない。イオン坂の手前で小畑選手、櫻井選手、青木選手に追い付かれる。何度かローテ後に鈴木選手は離脱、ゴール前にして小畑選手がググっとペースをあげたところで青木選手が千切れ、そのまま櫻井選手についた状態でゴール。10位、目標を達成できたが、実感湧かず。

振り返れば、登り以外は防戦一方で、入賞レベルとは雲泥の差のある内容だった。残念だが、これがいまできる最善の走りだったことは紛れもない事実で、それを完遂できた点については満足している。これ以上を望むことは、今のところ簡単には口に出来ない領域だ。

レース後に、ベテランライダーと話した中で、自分がゴールスプリントをしなかったことについて、相手の方が上手だったという指摘をもらった。イオン坂を過ぎたあたりでかなりキツかったので、2回ローテをパスし再度加わった際に、順位ひとつ前の選手からスプリントするなと釘を刺された。圧倒的な雰囲気にやられそうしたが、ゴール前数キロは牽制があっても当然の区間、しかもずっと付き位置ではなかったことを考えると…。勉強させてもらったと思って次に活かせばいいか。

さて、自転車シーズンは終了。これからはランナーに変身するべく、少しずつ二足運動を増やしていこう。新潟の冬は長い。

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