acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

筑波連山縦走~桜川市バス ヤマザクラGOに向かってゴー!~

2019年01月26日 23時03分02秒 | 山行速報(薮・岩)

2019.1.26(土) 天気:晴れ|風強し

メンバー:szt(単独)

7:20筑波山口→8:44女体山山頂→9:25湯袋峠→9:58上曽峠→11:05足尾山山頂→11:58加波山山頂→13:30雨引観音分岐→14:35岩瀬駅着→(桜川市バス ヤマザクラGOにて)→16:00筑波山口

 

 どこか雪のある所へ行こうかと思ったものの,週の中日辺りに何やら頸から背中にかけて痛みが走る.中途半端なコンディションで無理をしてインフルエンザになってもバカバカしいので,速攻睡眠タイムを確保し疲労をとる.あーすっきりした.

しかし木曜日に早く寝たおかげで遠征の準備ができなくなり,今日は筑波山にでも行くか~となんとも中途半端な時間に筑波山口に到着.無料駐車場に置いた車の中でもぞもぞと靴を履いていると,やけに外の風が強いじゃありませんか.おまけに小雪までちらついているし..さてさて今日はどんなルートを辿ろうかと,のそのそと外に出て動き始める.

筑波山口のバスステーションはちょっと前に改修されてなんだか小ぎれいになっていて,気持ちがイマイチ盛り上がらないのをいいことにうろうろ時間をつぶしていると時刻表に目が留まる.

なになに,どうやら桜川市を走るバスが定期便になったらしい.ほうほう..んっ?200円で岩瀬駅からここまでバスで来られるの?しかも1時間に1本位走っている??今何時だっけ??? 7:20...”縦走いけんじゃね?”

確か縦走の最短記録は10時間を切っていたはず.確認すると岩瀬駅発の最終バスは19時台.ということで,,ひとまず筑波山神社まで歩いてこれからのことを決めましょうと,てくてくと歩きはじめる.

相変わらず風は強く,薄着のため寒いことこの上ない.筑波山,よく見ると雪舞ってそうだし.風強そうだし..などと思ってると,なぜだかムクムクと縦走する気になってきて,メーリスで岩瀬まで縦走することを報告.いよいよ岩瀬駅に向けて本格的に縦走を開始する.

雪が舞っているようなもやのかかる筑波山.寒そうですがなぜかやる気になっちゃいました..

風が強く寒さも厳しいこともあってか,女体山までの登山道はハイカーがほとんどいない.それでもせっせと急な登山道を登ってゆく.

女体山の山頂にて.風が強い.そして人が全然いない.これから進む天引山方面.

女体山の山頂でこれから進む道のりを眺め,ひょいひょいと登山道を下ってゆく.ここからは秘密の抜け道をうまく使ってできるだけ時間短縮を図る.

これまで縦走した経験から,足尾山の山頂が筑波山口と岩瀬駅の概ねの中間地点.で,ここには11時過ぎに到着.4時間を切っているではないか!これは新記録達成できるかも,,などと思いつつ足を進めるが,ここら辺から何やら膝やアキレス腱に痛みが走り始め何やら不穏な空気が漂う.

足尾山より筑波山の眺め.いいペースだよね.

足尾山山頂の様子.冬はさらに展望が素晴らしい

膝やアキレス腱だけでなく,内ももまで痛みが出るようになりペースが落ち始めるが,燕山を過ぎてしまえばあとは急な登りもほとんどなくなってしまう.もうちょっと頑張れば岩瀬駅だ.

とある展望台より筑西方面.あとちょっと~.

岩瀬の登山口へ向かって降りている時に足の痛みは最高潮に.これは筋力が落ちたのか?それとも飛ばしすぎか?ともかく,そろりそろりと登山道を下り,岩瀬の町並みを抜ければそこはもう岩瀬駅.

久しぶりの岩瀬駅.輝いてやしませんか??

時計に目を向ければ,14:35.あれっ!?,筑波山口からの時間は,7時間20分を切っている?あっさり新記録達成となったのでした.

バス停の時刻表を確認すると,筑波山口へのバスは14:52発.グッドタイミング!ということで,風邪をひかぬよう上着を着て帽子を身に着け,噂の”ヤマザクラGO”に乗っかって筑波山口へ向かう.

筑波山口行き”ヤマザクラGO”の時刻表.なかなかの本数ですな.

バスに揺られまぶたが閉じかけたころ筑波山口に到着.バスに乗り,バスが走るルートからすると,縦走路からエスケープした場合は必ずしも乗りやすい位置にバス停があるわけではない.そして,バスの乗客は私以外には中学生と思われるお客さんが2人だけ.

縦走路をエスケープすることは私はあまりないと思うので,バスがとにかく岩瀬駅から筑波山口まで走ってくれることがありがたい.しかもバス代は200円!!

乗客の数からすると採算が取れているようにも思えず,すぐに廃止となってしまうかもしれないが,少なくとも梅雨入り前まで何とか走っていてほしいものだ.このバスが走っているうちは,縦走をもう少し増やしてみようかなぁと思いつつ,筑波山口の駐車場を後にするのだった.

szt

 

※今回歩いた縦走路,この時間で歩けるようになるまでには5回以上要しています.確か初めて通しで歩いたときは11時間くらいかかったような..この記事を読んでチャレンジされる方は,時間に余裕を持って自己責任で取り組んでくださいね~.


当会HPがリニュ-アル&再引越ししました!

2019年01月25日 02時05分44秒 | 管理人日記

ACCJ茨城のブログにお越しのみなさま

当サイトへの来訪誠にありがとうございます。

 

ACCJ茨城にはこのブログのほか、HPを開設しておりますが、このたび運営会社のHPサ-ビス終了を機に、

HPのリニュ-アルを行いました。

 

それに伴い、HPの再引っ越しもしました。

 

 

↓ACCJ茨城の新アドレスです

http://accjibaraki.html.xdomain.jp/index.htm 

今後とも、当ブログ同様、ご愛顧いただけますようお願い申し上げます。

また、リンクやお気に入り登録いただいておりましたら、誠にお手数ではありますが登録変更お願い申し上げます。

 

くわえて、フェイスブック(Accj Ibaraki)とインスタグラム(accj.ibaraki)による情報発信も行っております。

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岩根アイスツリー&南沢大滝

2019年01月20日 22時18分57秒 | 山行速報(雪山・アイス)

岩根アイスツリー&南沢大滝

2018/1/16.17

メンバー:koz(きくりん)、会員外Yさん、Mさん(1日目のみ)

利根川を渡り熱きアイスクライマーの元へ向かう。

会の方と昔から親交があり、アイスといったらYさんと皆が口を揃えて言う強者だ。

yさん宅に暖かく迎えて頂き、全泊させて頂いた。

翌日朝、yさんの山仲間Mさんも合流して岩根ツリーへ向かった。こちらのMさんもお話しを聞くと数多くの

アルパインルートを登っているとの事でかなりお強い方です。私は正月キャンプで赤岳鉱泉でアイスを経験してから2回目、今日も成長できるはずだと楽しみな二日間となった。

岩根山荘について料金2,000円を払い、トップロープを張りながら、1本100円、20本はいかなかきゃねとYさんと意気込む。

3人で交代しながら、ガンガン登る。お二人共本当に上手に登っていく。

 

 

 小休止をしながら、mさんからアイスクライミングの基本ムーブの動画を

見せてもらい、それを参考に何本か登ると足の捌き方が少しわかった気がした。

その後は、模擬リードをやらせてもらったり、アバラコフの作り方を教えてもらったり、

ネットで調べて用意して来た、デイジーチェーンとフィフィを使ってのアックステンションを試してみたり。

mさんは顔面から流血をしながらも、三本連続で登ったりとガッツ溢れる方で私としても刺激となりました。計10本ほど登ってタイムアップ。20本とは行きませんでしたが

良き練習となりました。

その後は買物と風呂を済まして、三人で宴会。

yさんmさんが作ってくれた鍋と、私の持って来た日本酒をメインに宴会。

三人で一升瓶開けて沢山語った。yさんとは2度目、mさんとは初対面だが、

色々な話が出来て良かった。こういう横の繋がりも大切にしていきたい。

何より紹介してくださったsztさんや、Yさんと関係を築いて方来た会の先輩方に感謝したい。

翌日はmさんを駅に送り、南沢大滝に向かった。大滝には先行パーティが取り付いていた為、小滝でyさんがリードで行きトップロープを張ってもらい二本登った。

その後、大滝に移動し、またもYさんにリードで行きトップロープを張ってもらった。

Yさんの見事な登りをビレイしながら、こんな滝リード出来る気がしない、、気が座ってないと無理でしょと思った、、、。

 その後、何とかトップロープ状態ながら、ノーテンで3本登る事が出来た。

あっという間に時間は過ぎていき、下山予定時刻となった。

小滝ならリード出来そうな気がして最後にチャレンジしたかったが、もう少し慣れてからにしようということになり下山。

帰りも風呂に浸かり帰路についた。

アイスは初心者でも、ゲレンデのトップロープならある程度登れてしまう。全部ガバだし。しかし当たり前だけどリードとなると話は別だ。

アックスの振り方や足の捌き方、足の置き方、レストしながら登るコツ、段階的に過程を踏んでリードに挑戦していきたいと思った。

yさん、mさんありがとうございました。

koz(きくりん)


冬の磐梯山

2019年01月19日 08時14分43秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2019.1.14(月) 天気:晴れ

メンバー:szt(CL),fuk(SL),yuka

装備:冬装備一式,わかん

1/13 22:00石下出発→1:30道の駅裏磐梯(泊)

1/14 7:44裏磐梯スキー場P→8:33銅沼→8:54イエローフォール→10:11稜線分岐付近→10:51弘法清水小屋→11:40山頂着→12:00下山開始→13:17火口原付近→15:00頃 基点P

 

  「磐梯山」.この名前を聞くと,はるか昔小さいころのテレビCMに流れていた民謡を思い出す.甲高い声とともに宝の山と謡われていたあの山だ.会津盆地に赴いて晴天に恵まれれば,その姿が眺められる磐梯山.会津地方に住む人にとっては,さしずめわたしの住む街から眺められる筑波山のような存在か?であれば,きっと会津に暮らす方々に愛されているのだろう.会津地方の歴史を考えれば,百名山に数えられるのも至極当然だ.

そんな磐梯山,夏には観光がてら登ったことはあるのだが,登頂時はあいにくガスに包まれてしまった.おかげで麓に広がる猪苗代湖を眺めることは叶わなかった.今回は,体力維持と雪歩きの練習と猪苗代湖の眺めを堪能することを目的に,冬の磐梯山に向かった.

前夜に石下を出発し,道の駅で前夜泊.標高が低いためか,年末年始の八ヶ岳に比べれば寒さはそれほど感じない.6:00に起床し朝食をのんびりすませ裏磐梯スキー場へ移動.スキー場のオープン前に駐車場に到着するが,山に向かうと思われる車はすでに2台停まっている.駐車場整理のおじさんの指示に従って車を駐車し,磐梯山を目指していざ出発.開場前の点検で動くリフトを横目にスキー場脇をスポスポと歩いていく.予報通り雲はなくいい天気.あ~,気持ちイイ.

ゲレンデ脇を登り,振り返れば裏磐梯のいい眺め.

ゲレンデトップに立ったところでハッと思い出す.そういえば朝テントで準備したお湯の入ったテルモスを車に忘れた~!!

ほかのメンバーに確認すると,yukaおねーたまのザックの中からテルモス2つ,500mlのペットボトルの水,500mlのプラスチックボトルのスポーツドリンクが出現.はっ!?ここでも歩荷訓練??どこまで自分に厳しいんだ!?いやいやただただ自分を痛めつけるのが大好きなドM体質orド変態???なんてことを心の中で囁きながら,ありがたく余分な水分を半分こ.これではもうこの山行でyukaおねーたまには頭が上がらない.

ゲレンデトップからイエローフォールまでは予想通りトレースはバッチリついている.まずは凍った銅沼の上を歩きイエローフォール目指してゴー.

銅沼(あかぬま)の看板.ここからトレースを辿って銅沼の上を行く.

銅沼の上より.朝日がまぶしいです.

銅沼の上より磐梯山方面.う~ん,素晴らしい景色!

あれが噂のイエローフォール.

基点となった駐車場から1時間ほどでイエローフォールに到着.同行したfukさんは何回か冬の磐梯山へ来たことがあるそうで,イエローフォールの発達はまだまだとのこと.確かに滝の氷の規模としては迫力はない.暖冬の影響か?ここまでトレースのおかげで持ってきたわかんなど出す必要は全くなし.天気のいいうちに頂上まで行きたいからありがたいことこの上ない.

イエローフォールからやや左に回り込むように進んでゆくとピンクリボンとトレースがあり,磐梯山へ向かう尾根はわかりやすく進路は明瞭.ここもわかんを出す必要性もなし,ということでツボ足で高度を上げてゆく.

ご覧の通りピンクリボンがなびいている.その後も適度な間隔で目印アリ.

急な尾根を登ってゆき振り返ると桧原湖がよく見える.いい眺めだねぇ..

慣れない雪山歩きで奮闘するyukaおねーたま.ガンバレ~!

傾斜がきつくなった登りを進むこと1時間ほどで稜線へ.そこからは樹木は減ってそれまでとは別の景色が拡がる.風が強いとここら辺からつらくなるだろうが,この日はほぼ無風状態.磐梯山に雲がかかることはあるものの,目標である山頂を捉えることができ気持ちは高ぶってくる.あ~,気持ちいい~~!

標識についたエビの尻尾.見事だねぇ.

これぞ雪山の景色?しかし磐梯山は拝めない.

画になるところで,はいポーズ!

こちらの壁いかかでしょう?のポーズ!登れるところはあるかしら?

うっすらと見える磐梯山.近づいて来ましたよぉ~~!

右手のピークは櫛ヶ峰.あとちょっと~(1回目)!

気持ちの良い晴天の中,11時前に弘法清水小屋に到着.ただ,それまでと比べると段々ガスが多くなってきている印象.なるべくなら晴れ間のあるうちに山頂に行きたいが,初めての本格的な雪山歩きとなったyukaおねーたまは,雪に足を取られて苦戦気味.確かに年末の赤岳は条件良すぎたからね~.それでも弱音は吐かずにここまでやってきた,ご立派です.

ここから先は念のためピッケルを出す.でもアイゼンを履く必要もなさそうなのでツボ足のまま.トレースもそのまま明瞭についているので,ストックとわかんをデポして少しでも軽量化を図る.

10:51,弘法清水小屋.ここで小休止.

弘法清水小屋からピッケルに持ち替えたものの危険を感じる場面は全くと言っていいほどなく,ストックの方が歩きやすかったかなと苦戦しているyukaさんを見て少し反省.

山頂に到達するまでに先行していた単独の2人とすれ違う.振り返るとリフトに乗って登り始めたと思われる人々が視界に入り始める.さすが百名山,祝日ともなれば登山者は多いですなぁ..

山頂まであとちょっと(2回目).

弘法清水小屋から1時間足らずで無事山頂に到着.到達したものの山頂はガスに包まれ念願だった山頂からの景色はいまひとつ.それでも雪に包まれている磐梯山の山頂は別格です.

余裕綽々のfukさん.疲労困憊?のyukaおねーたま.

雪に包まれる山頂の祠.これはこの時期でないとみられないからねぇ.

山頂は風があるものの烈風というほどでもなく,場所を代えれば休めそうなのでせっかくだから頂上で小休止.yukaおねーたまから預かったテルモスを取り出し,さも自分の飲み物を持ってきたかのように,その中身でヌクヌクと温まる.それぞれ行動食も頬張って栄養補給をはかるが,yukaおねーたまがごそごそと取り出したのはコンビニおにぎりの3倍はあろうかという巨大おにぎり..食べられないからとザックに再度忍ばせようと試みている...へっ!?歩荷訓練の隠し玉??あくまでも自分の体をいじめるつもりっすか???何ならオレ食べますよ.ということで,飲料水だけでなく食料まで厚かましく他人のものでお世話になるという展開に...

伝わりづらいかもしれませんが,これコンビニおにぎりの3倍はありました.

小休止を挟んでいると少しだけガスが切れ,麓の景色を眼下におさめることができた.猪苗代湖のすべてが見えたわけではなかったけれど,思いのほか大きなその湖面にチョット感激.思いっきり晴れた日に登って景色を眺めてみたいな~と,再登したい気持ちがちょっぴり湧いてくる.まぁ,いずれ機会があれば参りますまい,と思いつつ12:00に下山開始.

雲の切れ間からの猪苗代湖.チョットだけよ~~.

下山の一コマ.わ~~~~~っ.

ドテッ...ってコテコテの鉄板です..あんたも好きねぇ~.

下山の途中で弘法清水小屋でデポしたストック&わかんを回収.樹林帯をサクサク下り火口原付近へ.ここで今回の目的の1つであるわかん歩行を体験してもらうべく,各人持ってきたわかんを装着する.yukaおねーたまはわかん初体験.買って間もないこともあり履くことすら初めての様子でしたが,慌てず騒がず靴に括り付けていざ歩かん.トレースを外し歩いても,あ~ら不思議歩きやすいじゃありませんか.

トレースを外しても雪の深さは脛程度.ここにこの時期来るのは初めてだからよくわからないけど,きっと雪の量は少ないのかな?それでも初めての練習にはちょうどいいくらいの深さかな??わかんを履いても太刀打ちできない雪ってのもあるからねぇ.

fuk先輩による紳士なわかん指導.戦前の流れを組むスパルタ指導!では決してありません!!

わかんデビューのyukaおねーたま.そのあるき心地はいかに??

スキー場までの帰路は,往路と違いトレースのない雪原や樹林帯を歩く.たまにはわかんを履いてスノーウォーキングってのも良いですな~.

 ズンズン進むfukさん.膝,全然問題ないっすよ~!!

時間が経つにつれ磐梯山は隠れてゆく.早く片付けて良かった好かった.

14:36,ゲレンデトップに到着.駐車場まであとちょっと(3回目).

往路で通った銅沼の看板でわかんを外し,ゲレンデトップまで朝歩いたトレースを進む.リフト場のおじさんに下山路を確認しゲレンデ脇をてくてくと歩いて下山.リフトに乗るスキーヤー&ボーダーの視線を浴びつつ駐車場に到着してこの日も無事終了した.

下山後,民謡”会津磐梯山”をネットで聞いてみる.何か違うな~とさらにネットで検索を進めて,昔TVで流れていたCMの動画を発見し視聴する.あぁ,これだ~と思って納得.その画面に現れたのは,雪に囲まれたお屋敷の景色.このCMを観て”磐梯山”=”雪”が刷り込まれ,冬の雪の磐梯山に登りたいと思っていたのだねと,疑問が氷解したのだった.

雪の百名山,今年はもう少し別の所も狙ってみよう.あとどのくらい行けるかな?

szt


常念岳東尾根より蝶ヶ岳縦走

2019年01月18日 00時19分16秒 | 山行速報(雪山・アイス)

・ 期間:2019年1月2日~1月5日

・ メンバー:S田

・ アクセス:

往路:豊科駅から「ほりで~ゆ四季の郷」先冬季ゲートまでタクシー 3,000円/台

帰路:中の湯バス停から松本バスターミナルまで路線バス 2,200円/人

 ・ コースタイム:

1月2日 行動時間:8時間25分

6:55「ほりで~ゆ四季の郷」先の冬季ゲート-8:00烏川林道途中の高瀬川線No.63- 8:25鉄塔-11:10巡視路終了1600m地点-15:20 2200m地点  

1月3日 行動時間:6時間40分

8:10 2200m地点-12:40前常念岳-13:50常念小屋への分岐-14:50常念小屋(冬季小屋)

1月4日 行動時間:9時間40分

7:10常念小屋(冬季小屋)-8:40常念小屋への分岐-9:00常念岳山頂-12:30P2592-14:10蝶槍-15:00蝶ヶ岳-16:50長塀尾根2200m地点

1月5日 行動時間:4時間50分

7:40長塀尾根2200m地点-8:50徳沢-10:45河童橋-12:30釜トンネル

 ・ コース状況:

往路利用したタクシーの運転手の話では年末年始に初めて里に雪が降ったらしい。

東尾根の森林限界未満では積雪は少なく、やぶは埋まっていない。森林限界以上では様々な規模で踏み抜きが多い。

東尾根のルートにはピンクテープがあり、特に迷うことなく登れた。

 ・ 記録:

1月2日 曇り:

早朝の豊科駅

駅には客待ちのタクシーが2台待機していた。

「ほりで~ゆ四季の郷」先の烏川林道冬季ゲート

烏川林道

「高瀬川線No.63」の標識から東尾根に入った。

鉄塔

1600m地点で巡視路が終わる。

この先からやぶ漕ぎ。

東尾根名物のやぶ

やぶの上にのっている雪も曲者で、手や身体で押しのけると降り注いでくる。

勾配があるところや灌木と組み合わさって狭くなっているところを登るのが一苦労。

1800mくらいになると落ち着いてくるが、やぶはなくならない。

2200m地点のテント設営場所

灌木の枝がうっとおしくなるが、見通しの悪い樹林帯から抜けて周囲の山並みを見ることができた。

テントを設営した場所から見えた前常念岳。

1月3日 曇りのち晴れ:

雪の踏み抜きが多く、前常念岳まで4時間30分かかった。

特にひどい踏み抜きでは、抜け出そうとして身体を動かすと沈んだ。

肩あたりまで埋まったところから雪の中の枝を踏みつけ、雪の上の枝を両手で引っ張って脱出した。

テント泊装備のザックであと何回同じ目に合っても気力が尽きないでいられるだろうかと呼吸を整えながら考えた。

そこからは雪庇に気を付けつつ出来る限り尾根のてっぺんを外さないで歩き、少しでもトレースがあった痕跡があればそれを辿るように注意した。それでも踏み抜く時は踏み抜いた。

小規模な岩場が2つあり、1つ目を直登、2つ目を右から巻いてみた。

直登の方が雪の踏み抜きの心配が少なくて良いように思う。

前常念岳の石室は常念岳に向かって左側で、尾根より少し下がったところにあった。

常念岳山頂あたりは白く煙って、前常念岳からはあまり見えなかった。

常念岳から常念小屋の区間は風が強く、石が出ている。

夏山のコースタイムとあまり変わらずに登れそうだ。

明日蝶ヶ岳方面へ縦走するため、常念岳山頂には行かずに常念小屋へ下った。

常念小屋の冬季小屋

ドアノブの上まで雪が積もっていたため、スコップで掘り出した。

1月4日 晴れ:

常念岳を常念小屋から見上げたが、山頂は見えない。

この日も風が強く、バラクラバや手首の隙間などから寒さが染みてくる。

常念岳山頂

常念岳東尾根終了。ここから蝶ヶ岳への縦走の開始。

常念岳山頂から見える蝶ヶ岳方面

トレースありだが、雪の中に隠れている岩がアイゼンに引っかかるので要注意だ。

常念岳を下り、樹林帯を抜けてP2592へ登る。

雪はグズグズとして崩れやすいところと固くてしっかりとしたところが混在し、高く足上げするところが多くて疲れた。

P2592への登り途中に常念岳を振り返る。

P2592の上から次の蝶槍を眺める。

P2592と蝶槍との間で日の当たる斜面の雪が靴の裏にだんごになってへばりつく。

まめに雪を落とさないと重いし危ない。

蝶槍からの穂高及び槍が岳の眺め。

よく晴れた日に縦走できてよかった。

稜線は同じ方向から強い風が吹き続けるため、肩や頭が冷えて痛くなった。

耐え難くなってきた頃に蝶ヶ岳に到着。

蝶ヶ岳山頂から蝶ヶ岳ヒュッテは近い。

長塀尾根の樹林帯に入ると風が弱まり、安心した。

蝶ヶ岳は入山者が多かったのか、トレースがはっきりしていて沈み込みも少ない。

2200m地点でテント設営

今夜から天気が崩れる予報なので出来る限り尾根を下り、日の入時間間際でテント設営。

1月5日 雪:

朝、テントはパウダースノーに囲まれていた。

トレースもかなり雪で埋もれてしまったが、ピンクテープや赤丸印が頻繁についているため道は迷わなかった。

ほとんど雪の重さを感じずに下れて快適だが、雪に隠れている丸木階段につまずかないように注意した。

徳沢

長い長い上高地の道の始まり。

河童橋

この辺りから釜トンネルまでの道は除雪されていた。

少し滑りやすいが、わかん・アイゼンなしで最後まで歩ける。

こういう時はチェーンスパイクが便利なのだろう。

釜トンネルを抜けて終了。

上高地トンネル及び釜トンネル内は照明がついていて、ヘッドランプが不要だった。

卜伝の湯(30分交替制、700円/人)

釜トンネルのすぐ隣にあるため、とても便利。

ここから少し上に松本バスターミナルに行く路線バスのバス停もある。

今年も山と湯に恵まれる一年でありますように。

(S田)

 


旭岳東稜

2019年01月12日 05時08分15秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2019/1/8.9

八ヶ岳東面 旭岳東稜

メンバー:sakさん、koz(きくりん)

 

昨年8月に会に入会させてもらい、冬季シーズンを迎えた。

12月から朝日岳東南稜、阿弥陀南稜、赤岳主稜、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳キャンプと経験を積ませてもらった。今回は私の希望もあり、全装備担いでのアルパインスタイルで。

sakさんからのメールで軽量化していく事を確認しこの日に臨んだ。

道の駅南きよさとで一泊。6:00美しの森駐車場出発。

林道は途中で行き止まり。テープが張られていた。ここを左へ行き地獄谷へ降りる。

堰堤をいくつか超えていく。この岩、なにかに見える?

8:30 出合い小屋

使わせて貰い、装備を付ける。雪が少なそうので、わかんストックは置いていく。

ツルネ東稜の印に沿って沢沿いを歩いていき、途中から旭岳の尾根に上がった。

尾根は雪は少なくて、足首から脛がたまに埋まる程度。

遥か先に今日の幕営予定地付近&このルートの核心部、五段の宮が見える。

緊張する、リッジを降りて

急な雪壁を上がる。

14:00 つきました五段の宮。

この付近にテントを設営。

冬季はテント場以外に幕営した経験がなく、設営や水作りまで全て教えて頂きました。

コーヒーを飲み軽いつまみと少量の酒、簡単な食事で18:00就寝。

予報では、明日に掛けて冬型が強まり、八ヶ岳でも夜間若干の積雪があるよう。

夜はたまに強風が吹き付け目を覚ます。

5:00起床し、7時登攀開始

昨晩、予報通り5センチ位降ったようだ。一晩すると五段の宮も全然様子が違う。

風がかなり強く寒い。

実は昨日見たとき意外と行けるなこれは、なんて思ってた。

しかし今日は、、、霜が降りて、抜け口に雪が乗っている、、。記録で見てきたきのこ雪が乗っている2月3月よりは状態はいいと思いますが、、

まだ始めたばかりだし、無理なら敗退しましょう。条件も良く無いし、恥ずかしい事じゃないからと、自分にとっては保険となるお言葉を頂きリードで行かせてもらう。取りついてすぐ、一箇所ハーケンにお助け紐がぶら下がっていて躊躇なく使うけどその上が越せない。あっという間に手の感覚が無くなり一旦降りる。うん。昨日の行けるなんて思ったはきのせいだった。無理だ。。。弱気になる。

ここで必殺100均で見つけた分厚いウールの手袋に変えてみる。

そしてsakさんから、選択肢をいただく。

1、空荷で行き、懸垂で降りて再度ザックを背負いユマーリングで登り返す。

2、記録であるように左を巻く。ただ雪がクラストしてなくて、巻くのも厳しそう。

3、敗退

うろ覚えだが確かこの三つ。

心では敗退でいいやなんて思ってたけど、1で行きますと言っていた。

必死すぎてあんまり覚えてないけど、アックス使いながらむりやりパワーで登った。

100均分厚い手袋も調子がいい気もする。抜け口の雪を払いながら登る。除雪作業した雪が手首にかけていたオーバー手袋の中にたくさん落ちていく、、、、。

1段目を上り2段目は私は左から登り灌木でランニングを取る。ここも難しかった。この灌木がなければ登れなかった、、

3段目はクラックになっていて、カムで2か所支点を取りながら登った。

3段目終了地点にビレイポイントがあったので、1P目をここで区切る。カム・スリングを回収しながら懸垂で降りて行く。

基部に到着して、クライムハイストを結び付けて登り返そうとするが、スリングが細すぎて上手く滑らずそうこうしている内に、腕がパンプして疲れ切ってしまった。この日は軽量化の為、タイブロックやマイクロトラクションのようなアッセンダーも装備から削ってきた。

sakさんに交代してもらって、登ってもらった。sakさん1P終了点到着後、ロープを引き上げてもらい、末端の八の字の上にプルージックで手掛かりを作成して登っていく。

この辺で2時間以上は経過していたと思う。強風に全身冷え切ってしまった。sakさーん、そこから懸垂で降りてきて下さ―――い、、、今日の所は、敗退で、、、全身震えてるし、、ジムでは11台なんかもまだまだ登れないし、、今日の所はなんて言い訳しまくって自分を守ろうとするしょーもない、、、、

もう一人の自分がいましたが、なんとか登りました。弱い自分、、、

ドラゴンボールのサイヤ人は、死にかけて復活すると覚醒する描写がありました。そう、そんな気持ちになって気合いで無理やり復活です。(意味がわからない??)

アルパインクライミングとは?なんて色んな解釈があるようだし、自分がやっている事はそのはしくれですが、やっぱり自然や自己と対峙して乗り越えていくことが楽しい、他人の評価ではない、自分が納得出来る事を山では出来る、素晴らしいことだ(もっと難しいルートに行きたきゃフリーのレベルも上げなければだけど、、、)

その後4段目、5段目はsakさんリード。5段目終了点で2P目終了。

 

その後3~5P目は両側がすっぱり切り落ちたリッジを行く。

 

6P目はこの写真のバンドを左上していき、右に折り返して雪壁を上がっていき旭岳山頂。

15:00

凄い時間がかかってしまった。

昼を回ってからは、太陽も完全に出てきましたが、強風吹き荒れていたので

早々にツルネ東稜に向かって下山開始。

美しの森駐車場には、20:30到着。

帰りは双葉SAで丼ものを食べてつくばには、0時半。

sakさん、帰りの運転ありがとうございました。

 

冬季の厳しさに触れて、記憶に残る山行になりました。

まだまだおんぶにだっこの山行ばかりですが、徐々に成長していけてるはずです。

今回もありがとうございました。

冬の本番はまだまだこれから。。魂燃やして。。

ACC-J茨城は新人会員さんを募集中です(^^♪

是非一緒に山に行きましょう!

新人会員 koz(きくりん)

 


赤岳(八ヶ岳キャンプ2日目)

2019年01月10日 00時32分21秒 | 山行速報(雪山・アイス)
出発8:00赤岳鉱泉→行者小屋→文三郎尾根→赤岳頂上11:30→赤岳天望荘→地蔵尾根→行者小屋→赤岳鉱泉14:30


☆メンバー☆
kim会長、連合艦隊N長官、yuka


テント場で装備の確認!!!
不安そうな顔で確認しているのが、私、今回、冬の雪山登山2回目、アイゼンをしっかりはいての登山は初めてなもので(^-^;ドキドキです。下りの地蔵尾根をしっかり歩けるか…念のため、ハーネスをつけて登りました。kim会長がメールでくれた雪山の歩き方を思い出して安全に登って参ります。N長官、まだまだ、アイゼンなんかつけねぇ~ぞぉ~!こんなとこではいちゃーダメだ!という事で!雪の上を歩く訓練です。途中、kim会長より、歩き方はスキーのハの字と一緒で内側にエッジをかけると歩きやすいと教えていただき、ほぉ~!!めちゃくちゃ歩きやすい!!勉強になります。


行者小屋からの阿弥陀岳。
行者小屋のベンチは人がいっぱいでした。さすが人気の八ヶ岳!!
阿弥陀岳に光があたってとてもきれいでした!!雪の阿弥陀岳も登ってみたいなぁ~(*´ー`*)
ここでもまだまだアイゼンはつけません!!もう少し先の階段の手前でアイゼン装着です。


中岳の尾根を登っている皆さん!!
N長官が「ヤッホーカッコイイねぇーしびれるねー」とエールを送ってらっしゃいました!!
急にビックリ!!
よーく見ると!!中岳につながる?尾根に人が!!この写真では分かりづらいですが、7・8人のパーティーで登ってらっしゃいました。お二人はルートやら道具やらのお話をされてましたが…まだひよっこの私には…
また、ひとつ成長してまた課題が増えて…どんどん知りたくなって、どんどん登りたくなってしまうスパイラルですね!!


そんなこんなで!!
アイゼンをはいて登っていると、左側に赤岳の主稜を登っている方々がかなり多く、前のパーティーが登るのを待っているような感じでした。天気のいい風のない日ですが寒そうです。もう少し行くと、南峰リッジのルートが出てきてここも人が沢山。更に登山道は人が沢山!!!写真では見づらいですが…渋滞してます。という事で、頂上まではゆっくりゆっくり。N長官が、八ヶ岳には何度も来ているが…こんな風のない八ヶ岳は初めてだ!!ここで昼寝ができる!!と言うほど、天気でほぼ無風の頂上付近でした!!本当に2018年は最後の最後まで天気に恵まれたありがたい1年でした。


kim会長カッコイイ\(^o^)/


そして、2018年のしめくくり!!
2018年12月31日赤岳頂上!!
kim会長、N長官カッコイイ!!
こんなスーパースター二人と初めての冬の赤岳登山なんて…何てラッキーな私でしょう\(^o^)/ありがとうございます。


何とも言えない…黒マスクと立ち姿の私…Yukaです。初アイゼン登山!赤岳頂上到着!夏に登った時とはひと味違う達成感!雪の八ヶ岳!!八ヶ岳ブルーが美しい!!!
ありがとうございます。
また、私は1つ夢をかなえました!!!

さぁ~下山です。
赤岳天望荘で少し休憩をして、お地蔵さんが目印の地蔵尾根をくだります。
とりあえず、ロープは使わずにおりていきます。
アイゼンをひっかけないように、お二人や皆さんの教えを思いだし慎重におりたら!!ちゃんと自分の力でおりれました。アイゼンて!?何て素晴らしいんだろう!!と興奮気味の私でした(笑)


地蔵尾根の終盤でアイゼンを外していると何だか兵隊さんが!?おぉ~ビックリ(゜ロ゜)お二人は大興奮??どんな人ともお友達になっちゃうんですね!流石です!!


帰り道!!!大同心、小同心教えて頂きました!!来年はあそこかぁ~(笑)
ほんとですかぁ~!?
あんなとこ登れたらすごいなぁ~頑張ってまた帰ってくるぞぉ~♪待っててねぇ~(^O^)/


赤岳鉱泉へもどってまいりました。
今日のルートを振り返り、kim会長!!あの、赤岳の頂上から、あの急な地蔵尾根をおりてきたんだぞぉ~!!もう、ガールじゃないなぁ~山女だなぁ~!!N長官、行きは途中で落っこっちゃうんじゃないかと思ったけど…なーんだ大丈夫じゃねーかぁとお二人に言っていただき!!!
2019年も頑張ろう!!挑戦しよう!!成長しよう!!と密かに燃える新人yukaでした。
最後に、2018年10月に入会させて頂き、皆様には本当に本当にお世話になりました。まだ、登山ひよっこの私を山に連れていって色々なことを教えてくださったり、装備の事を聞けば、資料を下さったり、練習に付き合って下さったり、本当にありがとうございました。忘れられない、素晴らしい1年になりました。皆様との出会いに感謝です。
2019年も色々とご面倒をお掛けするかと思いますが、呆れずに、どうぞよろしく御願いします。皆さんと山に登れるように、頑張ります(`・ω・´)ゞ
今年一年皆様もよい年でありますように♪

宝篋山 極楽寺コース

2019年01月08日 19時29分20秒 | 会員日記

2019.1.6(日) 天気:晴れ

メンバー:szt(単独)

 前日の筑波山の後は,ちょっと買い出し遠征.誘惑という名の罠にかかり,買う予定のないものまで衝動的に買ってしまう.何件かのショップをハシゴしたおかげで疲労もちょっと残ってる.自宅に帰れば,山にかまけていたおかげで始末すべき事柄も山のよう.日曜日はあわよくばジムでなどとも思っていたが,新年は準備を整えてもう少し足元を固めようと,雑事を片付けることに決定する.

それでも天気は落ち着いているものだから外に出ずにはいられない.数年ぶりにつくば市民憩いの?宝篋山へ足を伸ばす.

ローカルな低山の雰囲気もたまにはいいよね.

山頂に向かうコースはいろいろあるが,あんまり欲張っていてはいつもと変わずどっぷり山で行動することになってしまうため,今日のコースは数年前に辿った極楽寺コースで決まり.

数年前と比べると,登山道は鉄板のように踏み固められ,刈られていた笹薮もだいぶきれいに片付けられている.登山道整備に携わった方々の情熱がそこかしこに垣間見える.

頂上にたどり着けば,冬空の下おなじみの光景が眼下に広がる.

看板の通りでございます.

仕事で走り回っている,土浦,阿見,かすみがうら方面.

下山後は,記録を整理し,装備の準備・改良,今後の計画の下調べ,,,etc.残っていたことすべてを片付けられたわけではなかったけれど,休養に当てられたことが何よりの収穫か.

気温が上がる前に,もう少しここら辺をたくさん歩く気にさせる,そんなのんびりとした一日だった.

szt


2019年 新春の筑波山

2019年01月07日 19時30分22秒 | 会員日記

2019.1.5(土) 天気:晴れ

メンバー:szt(単独)

  さすがに年末年始を山に当てると準備も追いつかず,仕事が始まったこともあり今年最初の土日で遠征は難しい.この土日で色々したいこともあり,ならばコンディショニングで筑波山へ向かう.去年は頂上まで行ったのは都合3回ほど.一時に比べずいぶん少なくなったものだが果たして今年はどのくらい向かうことができるのか?

いつものように筑波山口の駐車場に車を置き頂上へ.特に意識したわけではないが,頂上に着いたのはちょうど日の出前.新年5日ではあったけど,土曜日ということもあって女体山の山頂はこのくらいの人の数.今日の目的は御来光を拝むことではなくコンディショニング.風は思いのほか冷たく,防寒着もほとんどないため山頂まで来たらすぐに下山開始.

女体山山頂より.夜明けの空の色がいいですな.

下山の道中,日の出とともに法螺貝が鳴り響き,ケーブルカーの隣の道からは人が絶えず登ってくる.登山道は乾き足を滑らせることもなく筑波山神社へ.この時期の神社は厳かな空気をまとっている.

筑波山神社は正月の装い.

神社も足早に通過し,筑波山口の駐車場を目指してすたすたと下る.いつもの駐車場に到着し時計を確認してみれば,コースタイムは2時間20分程.このひと月の雪山登山の成果なのか,登山道では登りの踏ん張り具合が違うことを実感.あとは心肺機能を上げるだけ?

今年はホームマウンテンのMt.Tsukubaに何度お世話になりますやら.こちらもよろしくお願いいたします.

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2019年 スポーレ登り初め

2019年01月06日 20時37分16秒 | 会員日記

2019.1.3(木)   メンバー:szt,リードエリア一門の方々.

  2019年も年が明けた.年が明けて山は八ヶ岳,そしてクライミングはスポーレ.八ヶ岳から帰路の途中ですぐにメールで確認.すると3日なら大丈夫とあれば行かないわけにはゆきますまい.連絡を取ったのは,もはやスポーレリードエリアのあらたなる主(あるじ),ジェントルマンmさん.こちらのmさん,床の上では穏やかで温厚な人当りだが,壁に取付けば炎の戦士か侍かという熱い登りを見せてくださる方なのだ.

たまりにたまった山行記録の整理や,ちょっとだけ残った仕事の書類を済ましてスポーレへ.昼過ぎに到着してみれば,思ったほど賑わいを見せていない.よくみればスポーレの主(ぬし),Suhさんがいらっさる.Suhさんの話ではMコーチもいらっさるとか.年末に復活の情報を入手していたが,年明け早々Mコーチにお会いできるとは.

約束していたmさんもやってきて,いよいよ3人でわさわさとクライムオン.簡単な課題を3人で回していると,U先輩やKさんもやってきてリードエリア常連の主だった方々と年末年始に会えちゃった.この日はトレーニングでかぶりの紺四角を2本出し,ピンク四角も1本出すが,やっぱりちょっと疲れているみたいで全然高度が上がらない.

復活のM&m師弟コンビ.やっぱりこの二人がいないとリードエリアは物足りない??

この日はこのあと所用がありまして,都合7本で終了となりました.こちらの方々も,今年一年よろしくお願いいたします.

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