ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

伯父の葬儀に参列して…

2020-09-28 22:02:33 | 生き方
伯父の葬儀が終わった。
享年97歳の大往生だった。
1男9女のきょうだいの中で中心だった人物だったので、周囲に対する影響は大きい。
伯父は、7、8番目だったはず。(あれ?どっちだったっけ?)
これで10人いたきょうだいの中で残っているのは、9番目の伯母だけになってしまった。
周囲の目から見ても、このことは非常に寂しい。

たくさんの中心であったので、その「ファミリー」の数は多かった。
いとこの数もたしか33人いたはずだ。

告別式の会場には、海をバックにした、とてもいい笑顔の伯父の遺影が飾られていた。


一家の集合写真や、「ファミリー」を中心に旅行に出かけたときの写真なども飾られていた。


告別式の後には、伯父をしのんで、花火も打ち上げられた。

昼の花火なので、音だけの花火ではあったが。
「ファミリー」の中心だったので、「天から見守ってほしい」というのが、見上げた人々の共通の思いだったことは間違いない。

伯父の遺骨は、小高い丘にあり、海が見える、先祖代々の墓に納められた。


伯父の世代の人たちばかりでなく、その子どもたち、すなわち私たち世代も、もう最年少が60歳になってしまっている。
「こういう機会でもないと、会わないねえ。」
とたくさんのいとこから言われた。
そう。私は新潟県に住んでいるが、多くの人たちはいわき市だ。
「以前は、結婚式で会えたのだが、今会えるのは葬式ばっかりだ。」
「嘆く前に、自分が死んじまって、次にみんなを集めるんじゃないよ。」
そんな会話も飛び交っていた。

一時代を築いた伯父の存在の大きさを考えるだけでなく、その後の世代である我々の世代も随分と高齢となってきたことも感じた、今回であった。

コメント
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