ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

いざ、最終決戦!

2016-11-02 21:34:53 | アルビレックス新潟
休日明け、大阪に行ってきた職員は、申し訳なさそうに帰ってきた。
ガンバ大阪と新潟の戦いをしっかり最後まで見て、落胆して帰ってきた。
勝ち点3は持って帰れず、代わりに一口サイズのタコ焼きせんべいを職場の人々に持って帰って来た。


最終節を迎えて、2016J1リーグの年間順位は、以下のようになっている。
13位 磐田 勝ち点33 得失点差-14
14位 甲府    31     -25
15位 新潟    30     -15
16位 名古屋   30     -18
17位 湘南    24     -28
18位 福岡    19     -36
すでに、福岡、湘南のJ2降格が決まっている。
残る1チームの降格が、明日の最終戦で決まる。
ついにここまで来てしまった。

名古屋が敗れれば、新潟は大敗しない限り残留が決まる。
しかし、新潟が敗れた場合、名古屋が引き分け以上で新潟の降格が決まってしまう。
勝つしかないのだ。
ところが、前節のガンバ大阪戦では、主審の誤審もあって、主力2選手の退場処分をはじめ、警告による赤や黄色のカードが乱れ飛んだ。
FWの点取り屋ラファエル・シルバは、完全な誤審で退場処分。明日の最終戦は出られない。
MFのボランチ、「新潟の心臓」とも呼ばれるレオ・シルバは、抗議した際の手が審判の腕に触れてしまい、主審の怒りを買い一発退場。明日の最終戦は出られない。
守りを統率するCF舞行龍は、イエローカードをもらってしまい、累積3枚となり、明日の最終戦は出られない。
決定力のあるMF野津田は、対戦相手の広島からの期限付き移籍ということで、明日の最終戦は出られない。
なんと、攻守のレギュラー4人が出場できなくなってしまった。
それなのに、対戦相手は、昨年優勝の広島。
今季は6位に甘んじているとはいえ、強い相手だ。

片渕監督、どう戦う?

残留を争う自他のチームの対戦相手を見てみよう。
13位 磐田  アウエー仙台(現在12位)戦
14位 甲府  ホーム鳥栖(現在11位)戦
15位 新潟  ホーム広島(現在6位)戦
16位 名古屋 ホーム湘南(現在17位)戦
こう見ると、新潟が戦う相手が最も強敵ということになる。
それなのに、レギュラー抜きで勝てるのか?
「心臓」や「点取り屋」や「ゴール前の壁」たちがいなくて、勝てるのか?
…という懸念でいっぱいになってしまう。

しかし、最終戦は、延期になることはない。
延期になったって、出場停止の選手たちは出場できないことに変わりはない。
先日以上の薄い首の皮1枚を残す、絶体絶命のピンチである。

私たち応援する側は、勝利を信じて祈るばかりである。

主将の小林 裕紀は「出られない選手もたくさんいるし、病気の選手もいる。そういう人たちの分も背負って、必ずJ1にいなければいけない」と言っていた。
その思いを信じて応援したい。
明日の最終戦は、幸いなことにホームで行われる。
スタジアムに行き、応援の声を出し、選手たちの背中を押していきたい。
2012年には最終戦で奇跡の残留を果たした新潟には、今季も底力が残っていると信じている。

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