天気のいい日に、さなえさんのブログで紹介されていたキツネノカミソリが見たくていすみ市まで行きたかったが、イマイチ群生地の位置がわからないので仕方ないちょっとだけ群生している泉自然公園へ行ってみる事にしたのでした。
泉自然公園へは何度か、紅葉・梅・山百合の時期に散歩がてら来てはいたが夏に来たのは初めてだ。
いすみ橋を渡って奥へ奥へと歩きます。
いかんせんキツネノカミソリ群生地は公園の奥にあります。
夏の泉自然公園は誰もいなぁ～い。
マスクは外せるがイマイチの不安がよぎる。
あちこちに置かれた「マムシ注意」の看板だ。絶対会いたくない存在！
藪の中には入っちゃいけないよ！
奥へ奥へと歩く。
途中、カタクリの群生地や梅林を通る。
この日はとっても蒸して暑かった。背中から顔まで汗ビッショリだ。
途中下に降りる近道だろう階段はある。マムシ注意の看板はないが狭くて暗いので遠回りしても普通の道を歩く。
散歩をしてる人は少なかったが、唯一ここのフェレストアドベンチャーにはジップラインなどで遊ぶ人がいて大きな声を張り上げていた。
もう少し若かったらやりたいね～面白そう。
誰もいないよ。
やっと着いたよキツネノカミソリ群生地。
途中、スタッフさんに会ったらキツネノカミソリはもう５・６本しか咲いてないよって言われた。もう少し前に来たらもっと咲いていたって事だね。
ポツポツとオレンジ色の可愛いキツネノカミソリが咲いていた。
しかし蚊が凄い💦顔の回りをブンブンと音を立てて飛び回る。ハンカチで払いながら写真を撮って早々に引き上げる。
泉自然公園は紅葉がきれいなんですよ。まだ青葉ですが…
帰りは別の道を歩いて帰ります。
ずっとしつこい蚊が追ってくるので追い払うのに大変。
途中暑さと蚊の大群にヘキヘキしたメタボさんは、早く帰りたいと暗い階段を選んだ。私は嫌な予感がしてマムシがいるかもだと言っても「大丈夫だよ」と聞かないメタボさん。
メタボさんの大丈夫は当てにならないのは私は知っている。
暗くて狭い階段を「１・２・３…」と大声を出して登るメタボさんです。
蛇に声は聞こえないけどね。
１０段ぐらい登ったら「わぁ！」とか「ぎゃー」とか前方を登っていたメタボさんが叫ぶ。「蛇だ！」
下を見たら細くて黒くて濃いオレンジの模様が付いた蛇だ💦
「やだぁ～」とか「きゃぁ～」とか言ったかと思う。
慌てて階段を降りる老体２人。
しばらく鳥肌がひかなかった。今も思い出すたび鳥肌が立つよ。
たぶんフォレストアドベンチャーで騒いでいる人らより大きな声だったかと思う（笑）
やっぱりメタボさんの大丈夫はあてにならないのだ。自分自身に言い聞かせているだけの大丈夫だ。
遠回りだが普通の道を歩いて帰ることにした。
何だろう～とってもいい匂いがする花です。
おぉ～帰り道にもキツネノカミソリが１本。
無事に駐車場まで着いたらホッとした。
もう少ししたら紅葉がきれいに見れるだろうが、しばらく泉自然公園には来ないと思う。
怖かったぁ～
汗ビッショリ。
帰りにコメダ珈琲でかき氷を食べた。
怖かったのでお互い蛇の話しはしなかった。
