まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『華政』37話まで

2017-03-28 22:13:31 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第二章
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

光海君は、会議を開きました。

そこでまず、後金に送る返書について決議をとりました。

内心は皆不満はありますが、今さら・・・と言う感じで、渋々同意しました。

光海君が次に口にしたのは、公主とイヌとの婚礼の件。

これまた皆、光海君から決定が告げられるもんだと思っていました。

ところが、光海君が言ったのは

「許さぬ事を宣言する。」

という言葉。

皆、一瞬、光海君が何を言ったのか理解できませんでした。ジュソンも同様です。

でも、次の瞬間、光海君の命令で義禁府の兵たちが議場に入って来た時、ただ事ではないと分かったのです。

兵たちは、光海君の命令で、ジュソンを捕えました。謀反の罪です。

ホ・ギュンと共に企てた謀反の罪を、ここで問うたのです。勿論、ホ・ギュンの自白書を証拠として。

こうなると、もう誰も光海君の命令に抗議する者はいません。下手に抗議して痛くも無い腹を探られるのを避けたのです。

 

光海君への恨みを叫びながら、ジュソンは引っ立てられて行きました。

 

イヌは、自宅でこの報告を受けました。

まさか・・・です。

 

その頃、やっと公主の姿が見えない事に、インモク大妃たちが気付き、騒動になっていました。

まだ、自ら姿を消したのか、何者かの仕業なのかも分かっていません。

知らせを受けた光海君が、兵を総動員して探し始めました。

 

そして、その騒動のさなか、やっとジュウォンとジャギョンが都に戻って来たのです。

光海君は、ジュウォンの姿を信じられない思いで見つめました。

口では必ず生きて帰らせると言いながらも、おそらく諦めていたところもあったでしょう。でも、目の前に立っているのは、間違いなくジュウォン本人でした。

泣きだすのではないかと思うくらいに感動して見える光海君でした。

 

ゲシは、公主の姿が消え、光海君が公主の縁談を許さず、そしてジュソンを捕えたと聞き、自分の思惑が全て外れた事を知りました。

それどころか、ヨジョンという怪しい女性を光海君の傍に置いたことで、光海君の首を絞める結果となった事がショックでした。そこから、カン都元帥に出した命令書の内容がばれてしまったのですから。

号泣しながら詫びるゲシ。

それを光海君は、なだめました。

ゲシの行動の理由が全て自分にあると知っているからです。ゲシは光海君のためだけに行動してきたのであって、その責任は自分にあると言いました。

「ただ、最後まで私はお前を守れないかもしれない。それが怖いのだ。そなたの罪は全て私に責任がある。そんなそなたを、私は最後まで・・・。」

 

ゲシは、これまで光海君の為だと思って行動して来ました。

でも、よく考えてみると、それは全て私欲だったと思いました。ただただ光海君に必要とされたい、そして傍に仕えたい、そんな自分の欲から出た行動だったのです。

そして今、そんな自分の欲が、却って光海君を追い詰める結果となってしまったのです。悔やんでも悔やみきれない思いでした。

 

ヌンヤン君は、西人派の重臣たちを集め、光海君がカン都元帥に出した命令書を見せ、決心させました。

流石にこれはもう光海君に反旗を翻す絶好の名分になりましたよ。

ヌンヤン君とキム・ジャジョムはすぐに行動を起こそうと動き始めました。

 

光海君は、この謀反の動きを充分予測していました。

今ではもうそれを止める事は出来ないと思っていました。でも、諦める気も無いとジュウォンに言いました。

「私はこれまで手段を選ばず目的を達して来た。今回もそうする。公主を救い、この国と火器都監を守る。」

私はこの朝鮮の王なのだから・・・と。

 

ジュウォンの帰還を火器都監の職人一同、大喜びで迎えました。

そして、父のホン提調も、信じられない思いで息子を見詰めたのです。

ホン提調は、ジュウォンに公主の決心を話して聞かせました。既に、大体の事は聞いていたようですね、ジュウォン。

「公主様は、王様とお前の為に決心なされた。誰かにとらわれているなら、そのせいだ。」

「分かっています。だから、必ず公主様を見つけます。そして約束した通り、公主様の傍で私も共に王様を守ります。」

ジュウォンの言葉を聞いて、ホン提調も言いました。

「私も王様を守ろう。あの命令は朝鮮を守るためのモノだった。火器都監の皆が知っている。だから、私と火器都監は公主様とお前と一緒に王様を守る。」

以前、ホン提調は光海君に対して反感を持っていました。

でも今は光海君の意図を充分に理解し、朝鮮の王様として認めているのです。

 

光海君は、イヌに会いに行っていました。

何やら策を提案しています。公主を救う役目だとイヌに言いました。

イヌは、半信半疑で話を聞いていたようですが、結局、光海君を信じる事を選択したようです。

そして、ヌンヤン君の元に走ったのです。脱獄して来た・・・と言って。

仲間に加えてほしいと言いました。

良い策がある・・・と言ったら、ヌンヤン君はすぐに信じたようです。

 

西人派の重臣たちは、ジュソン逮捕に抗議して出仕して来ません。

公主が失踪したと言う事も民の知るところとなり、謀反ではないかと言う噂が広まり始めていました。

でも、光海君は動きません。

大北派の重臣たちは、おろおろするばかりです。光海君の考えも分かりませんし。

 

キム・ジャジョムがインモク大妃を訪ねて来ました。

公主を捕えている・・・と言いました。手には公主の衣服の飾り紐を証拠として持っていました。

理解と協力をいただきたいと・・・と言葉は丁寧ですが、脅しているのと同じです。

「今晩、ヌンヤン君の即位を裁可してください。」

と言いました。

娘を拉致されて憤らない親はいません。大妃は憎しみのこもった目でジャジョムを睨みました。

でも、一切動じないジャジョムは、言いました。

「我々は大妃様を失踪させる事も出来ます。王に罪をなすりつけて。公主様と同じように。」

大妃、何も言えませんでした。

 

決戦の時が近づいています。

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『華政』36話まで

2017-03-28 17:28:08 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版) Blu-rayBOX3 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

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「誰がお前を利用しようとしている?カン・ジュソンか?」

光海君は、思わず王座から降りて公主に近づいて聞きました。

「皇室の縁組は政治の一環です。己の役目は承知しています。カン・ジュソン殿の家に輿入れする事で力を手に入れます。それが必要だと分かりました。」

光海君には、公主の思いがすぐに分かりました。

自分の為に、力を得て重臣たちを動かそうとしている・・・と。

「ホン校理はどうする。」

と、光海君に問われ、涙を浮かべた公主。それが一番つらいことでした。それでもきっぱり言いました。

「いかなる犠牲を払おうと王座を守らねければなりません。」

 

公主がイヌとの婚礼を光海君に申し出たことは、すぐにヨンジュからキム・ジャジョムに伝わりました。

 

そして、公主からイヌに、決心を伝える手紙も届きました。

ほっとしたような表情のイヌです。

イヌは、それを父ジュソンに伝え、ジュソンもまた、これからの動き方を決めたのです。

 

一方、処刑されかかっていたジュウォンたちですが。

カン都元帥の必死の抗議、そして、朝鮮で光海君と交渉してきた役人が戻り、九死に一生を得ましたよ。

 

ジュソンは、座り込んでいた重臣たちに、滞っている国政に戻るよう指示しました。

そして、光海君との交渉に臨んだのです。

妥協点を見つけなければいけません・・・とジュソンは言いました。

公主との縁組、そして、光海君が持っているジュソンの弱みとなるホ・ギュンの書です。ホ・ギュンの書を渡してほしいとジュソンは言いました。もう、姻戚となるのだから、必要ないでしょう・・・と。

この場では、光海君は許すとも何とも言いませんでした。

 

公主とイヌとの縁談を聞いた火器都監の職人たちは、皆信じませんでした。

そして、ホン提調は、公主に言いました。

「大丈夫ですか?私は、この縁組、この決心が、息子の命を救うためだと知っています。だから、息子が帰って来た時にどう説明すれば良いか、分かりません。王様と皆のために公主様が何をされたか、息子が知ったらどうなるか・・・。」

公主、流石にホン提調の言葉には涙を堪える事が出来ませんでした。

 

ジュウォンは、後金の役人から、光海君が自分たちの命を助けるために、いかなる要求を飲んだか知りました。

重臣たちが猛反対するのは分かっていました。

だから、光海君の王座が危なくなる事も容易に想像が付きました。

猶予を・・・と頼みましたが、もう、どうしようもありませんでした。

直後に、ジャギョンが兵に紛れて潜んでいる事を知りました。

ジャギョンは、見張りの兵が少なくなった時、ジュウォン救出に成功したのです。

ファイのために、公主の為に、ここに来た・・・とジャギョンは言いました。公主守りたいと思い、公主が守りたいのがジュウォンだと分かったから・・・と。これまた切ない想いです。

ジャギョンと共に、ジュウォンは必死に国境を目指しています。

・・・ってか、残して来た他の兵たちは?そっちも気になるんですけど

 

キム・ジャジョムは、光海君の弱点となるモノを持っていました。

明の援軍を出す時、カン都元帥に出した命令書です。形勢を見て判断せよという、あれです。

後金と戦って死ぬより、生き残る道を探せと言うことです。つまり、後金と戦う気は無かったということですね。

ヌンヤン君は、それを見て、光海君の大きなネタを掴んだとほくそ笑みました。

もう公主という名分が無くても、もっと大きな大義名分が出来たと思いました。

 

光海君がゲシを呼び寄せました。

ゲシだけが光海君の心の内を全て知っているからでしょう。決心やそれに至る思いを話したかったのでしょう。

ゲシは、どんな状況になっても、光海君を決して恨んではいない事を、光海君自身が知っていました。

それは彼女が女性と言う意味でしょう。キム・ジャジョムも、それを見抜いていました。ゲシは光海君を守る事それをすべてとして存在しているのです。

そのためには、どんな事でもするのです。

例え周囲の者を傷つけても、殺しても。そして、自分が傷つく事も厭わないわけです。

傍で光海君を守りたいだけなのです。

 

公主のところにイヌが来ました。

翌日、縁談が発表されることになっていました。

公主は、ジュウォンへの想いは捨てると心に言い聞かせていました。でもまだふっきれているわけじゃありません。

それをイヌも充分分かっていました。だから、浮かない顔をしていても、許しました。納得しました。

「明日、縁組が発表されます。だから、浮かない顔をなさるのは、今日を最後にしてください。」

そう言いました。

 

「私はもう王では無く人間らしく振る舞いたい。」

と、光海君はゲシに言いました。

王になるために、何でもして来た。そうせざるを得なかった・・・と光海君。

でも、公主が生きて戻ってきた時、公主の兄として人間らしくなれると思った・・・。

「いったい何をなさるおつもりなのですか

と、涙をためて叫ぶゲシ。ゲシにはもう分かっていたのでしょうね。

「人間らしい選択をするつもりだ。」

そう光海君は言いました。

譲位 ヌンヤン君に王座を奪われる前に譲位するつもりなの

 

朝になりました。ジョジャムの屋敷に来たヌンヤン君は、どういう計画なのか、聞きました。

「まずは今日発表される婚礼を妨害します。」

公主が危ないーっ

 

綺麗に身なりを整えた公主が輿に乗ろうとした時、ヨジョンが現れ、公主を連れ出しましたよ。

光海君が別邸で会いたいと言ってる・・・なんてね。

大殿の女官だと言う事を知っていたので、最初は後について行った公主。だけど、途中で不審な感じがしたんですよ。

「お前は何者だ。」

でもね、その時既に公主は毒を首筋に塗られちゃってて・・・。

効き目が現れて来ました。

で、その場で倒れてしまいましたよ。

殺すつもり?

まさかね。ドラマが終わっちゃうし。

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『華政』35話まで

2017-03-28 14:37:40 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版) Blu-rayBOX2 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

光海君は、便殿会議を開きました。

尚膳は止めました。重臣たちが光海君の決心を納得する筈が無いと思ったからです。

光海君もそれは分かっていました。

でも、一刻を争うのです。約束の時までに後金に返書を送らないと、捕虜になっている朝鮮軍は殺されてしまうのですから。

 

公主がイヌに会いに来ました。

その時、ジュソンを訪ねてヌンヤン君が来ていたのです。

やはりヌンヤン君とジュソンはつながっている・・・と公主は思いました。

イヌは、正直過ぎる・・・言葉を変えれば、露悪的なところがあります。自分の感情を隠す事をあまりしません。それが自分にとってマイナスになる事でも、ありのままに話してしまうのです。

特に公主に対しては。

この時も、ヌンヤン君と接触があることを取り繕ったりしません。

「これが現実です。」

と、言いました。

「ヌンヤン君か王様かを私たちは選べるのです。そして、鍵となるのは、公主様の選択です。」

こんな打算的な人では無かった・・・と公主はイヌのことを言いました。

「そうかもしれません。でも今は、これが私なのです。」

そう、イヌは言いました。

イヌも、公主の心を得る事が出来るなら、それが一番だと思っています。でも、それが叶わないのなら、せめて・・・と思ってしまうのです。

「この結婚はあなたにも私にも不幸です。」

と、公主は言いました。

「いいえ。不幸ではありません。公主様の望みが叶います。王様もこの国も守れます。そして生きていれば、ジュウォンの帰還も・・・。」

そこまで言って、イヌは言葉を止めました。

え?まさか、この結婚、形だけにしようとしてるんじゃないよね

 

便殿会議は荒れました。

光海君の受け入れようとしている後金の要求を、重臣たちは了承する事は出来ません。

明に対する忠誠心を、彼らは捨てる事が出来ないのです。大国明の滅亡が近いことが理解出来ないのです。

後金に跪くくらいなら、死んだ方がマシだと口々に叫びました。

そして、後金への返書を送らせないために、役所の前に座り込みを始める始末。

 

公主は、会議の内容を、ヨジョンから聞きました。

朝鮮軍を守るために、後金の要求を飲もうとしている・・・と。

光海君のところに行こうとしました。

そしたら、彼女より先に光海君を待っていた人物がいました。ジュウォンの父ホン提調です。

決心を変えてほしいと言いたかったのです。ホン提調は分かっていました。息子たちの命を救うための決定だと。

「忘れてください。私の息子の命を国に比するなど・・・。」

と、ホン提調は言いました。感動していました。でも、息子可愛さに光海君を孤立させることなんて出来ません。

 

「いいや。それは違う。私にはホン校理の命が国と同じほど貴い。私にとって民の命の重さは国と同じだ。」

光海君は言いました。

ホン提調は、何も言えませんでした。光海君の王としての偉大さが初めて分かったのです。

そして、それを聞いていた公主もまた、民を一番に思う光海君を守りたいと心から思ったのです。

 

ヌンヤン君が動きました。また無謀な、そしてムカつくやり方です。

民を扇動したのです。

今回、光海君が後金と内通していたため、戦争に負けたんだと。そして、その手先が火器都監だと売国奴だと 

ヌンヤン君の一派、一心会のメンバーがある事無い事民に吹き込み、扇動し、火器都監を襲ったのです。

ホン提調は、兵を動かしませんでした。そうなったら、事はいっそう大きくなると思ったからです。

民は、手に棒なんぞを持って、火器都監になだれ込み、乱暴狼藉の限りを尽くそうとしました。止めようとした職人たちも殴られ蹴られ・・・。

公主は、危険だからと止められたのですが、職人を庇ったため、殴られてしまいましたよ

 

流石に、公主を怪我させたってことで、民は驚き、乱暴を止めました。

民は、光海君によって弟を殺され、宮廷を追いだされたのに、何故火器都監を守ろうとするのですかと問いました。

公主は民に向かって答えました。

「それは、あの方が国王だからだ。」

確かに弟の命を奪ったが、民の命を何より尊ぶ真の国王だからだ。そう言う方だからこそ、朝鮮軍を救おうとしているのだ。兵を救う事で朝鮮の民の命を守ろうとしているのだ。それなのに、何故いつまで真実を見ようとしない。民の命より私欲を重視するような重臣たちの言葉を何故鵜呑みにする。事の重大さを知ろうとせず、何故こうもたやすく扇動に踊らされるのだ。

朝鮮の未来など、明は守ってくれない。私は不安な未来を戦場で確かに見た。だからどうか私の言葉を信じてほしい。火器都監には民のために命をかけた職人たちがいる。捕虜となった朝鮮軍も民のために戦ったのだ。

それでもこの者たちに石を投げるのか?

民をいつくしむ真の国王を失った後で、後悔しても遅いのだ。

「偽善者の言葉にだまされ命をあずけ後悔の涙を流しても遅いと言うのに。」

 

暴徒たちは静まりかえりました。

職人たちも、ホン提調も、あのノー天気な官僚のイ・チュンでさえ、涙をためて聞いていました。

 

それを見ていたのはヌンヤン君。

暴徒たちが散々暴れてるだろうと期待して来てみると、又も公主が邪魔をして計画を潰してしまっていたわけです。

歯ぎしりするほど、悔しい思いをしたようです。

 

でもねぇ、私としたら、公主にはもっと張りのある声で堂々と主張してほしかったなぁ・・・

涙をためての演説で良いんですが、弱いんですよ、声が。大声じゃなくて、強い声で言ってほしかったです。

イ・ヨニさんにモノ足りなさを感じるのは、こういうところです。

じ~ん・・・と来たのは、ヨニさんの台詞ではなく、周囲の者たちの感動した表情を見た時ですから。そちらは、流石という演技です。

 

ヌンヤン君は、インモク大妃に泣きつきましたよ。

公主をどうにかしろと言うのです。説得してくれと。

そして、この機会を逃したら、もうチャンスは無いと言いました。失敗しても、自分は一人じゃ死なない・・・とも。

脅しですよ。

つまりは既に大妃はヌンヤン君と同じ船に乗っているんだから、逃げられないぞってことです。

 

そんなヌンヤン君に近づいて来た人物がいます。キム・ジャジョムです。

どの道を歩もうか、世の動静を見ていたジャジョムは、ヌンヤン君と手を組むことを決めたようです。

ジュソンが公主を嫁とし、光海君につこうと考えていることを、ゲシの手紙から知りました。

ジュソンの下につくのも嫌だし、かと言って光海君の下に入り込むには将来が危う過ぎるわけです。

 

光海君は、何としても期日までに返書を送ろうとし、座り込んでいる重臣たちを追い払うために軍を動かそうとまで考えていました。

尚膳も、内禁衛府の長も、それを止めました。大ごとになるからです。

その時、公主が来ました。

躊躇しましたが、一気に話をしました。

「私の婚礼のことです。カン・ジュソン殿の長子と結婚いたします。どうかお許しを。」

光海君、突然の話に、呆然としてしまいました。

 

後金では、ジュウォンが回復の兆しを見せ始めていました。

何としてもジュウォンを連れ帰ろうと、後金の兵にジャギョンが紛れこんで様子を窺っています。

そんな時、後金の兵たちが、捕虜を数名外に引きずり出しました。その中にジュウォンも含まれています。

朝鮮からの国書の内容如何によっては、みせしめの為に処刑してしまおうってことなのです。

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『華政』34話まで

2017-03-28 10:31:24 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第二章
クリエーター情報なし
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後金から光海君に報告文が届きました。ま~報告と言うより、宣言・・・ですか。

後金は今後、帝国を築き、王は皇帝とする。そして、今回の朝鮮の明への援軍、後金との戦いについては許すと。

つまりは、朝鮮を属国とするので、礼を尽くせという意味です。

後金側は、光海君と秘密裏に接触を行って来ました。重臣たちにそれが知られたら、そして明にそれが知られたら、光海君が王位についたままではいられなくのは間違いありません。

それをネタに、従わざるを得ない条件を提示してきたってわけですね。

 

同時期、明からも報告文が届きました。

朝鮮を監護する・・・と言うのです。朝鮮の内政に干渉するということです。いずれは属国にしてしまおうって魂胆が見え見えです。

戦いでは、朝鮮軍の後ろでうろうろしていただけの明が、負け戦の責任を取らせようって感じです。

そして、朝鮮軍が後金に投降したことを、裏切りだとみなしているのです。

 

光海君は、ジュソンに明との関係修復を務めるよう命じました。

ホ・ギュンの自白書が光海君の手の内に握られている以上、ジュウォンも命令に従うしかありません。

が、本当は、そろそろ謀反ののろしを上げなければと思っていました。

 

ヌンヤン君は、西人派を中心とした重臣たちを招待して、インモク大妃の誕生会を開催しようと計画していました。

それを聞いた公主は、直接ヌンヤン君に気持ちを伝えに行きました。

「宴を開くのは遠慮していただきたい。」

今はそんな時期じゃ無い、民は敗戦に動揺しているし、朝鮮は明と後金の板挟みになっている・・・と公主。

だからこそ、宴を開くのです・・・とヌンヤン君は鼻で笑いながら言いました。政治を分かってないな・・・とね。

「民を安心させ、この国に危険は無いと。」

でも、公主はそんな事はヌンヤン君の口実に過ぎない事を充分分かっています。自分の利益の為にしかヌンヤン君は動かない人間だと。

「安心させるのではなく欺くのでは?」

ヌンヤン君、痛いところを突かれたって感じです。

 

公主に反対されましたが、誕生祝いは予定通り執り行われました。

西人派の重臣たちが、たくさん参加し、ヌンヤン君は、まるで自分が主人公のように人々を出迎えていました。

その客の中に、キム・ジャジョムと言う人物がいました。

ゲシが宮中に入れた女官ヨジョンの養父のようです。実父じゃないよね?あの言い方は。

何やら企んでいます。

ヨジョンをいずれ宮中の高い地位に・・・と考えています。ヨジョンも本当にしたたかな女性で、その計画を推し隠し、ゲシを利用したようですね。怖いんですけど・・・綺麗なだけに

 

公主は帰ってきて、初めて宴が催されている事を知りました。

激怒した公主。

大臣たちの前で、散々にヌンヤン君を罵倒しました。

朝鮮が今、苦難に陥ってるというのに、対策を考えようともせず、この宴に参加するなんて、言語道断だ・・と。

すっきりしますね、公主の言葉は。

 

ヌンヤン君は、激怒し、大暴れ。

大勢の前で大恥をかかされたわけですもんね。

公主への憎しみも増大しましたが、かと言って、公主の協力が無ければ、自分の計画の大義名分も無いわけで。

そうなったら、謀反は単なる謀反でしか無くなるわけです。反正とは言えなくなってしまいます。

それはマズイですわな、ヌンヤン君とすると。

 

西人派の重臣たちも、公主の言葉に動揺が走りました。公主の言葉は間違ってないからです。

元々、ヌンヤン君への信頼は薄い彼らです。

この際、手を引いては?・・・という意見すら出始めました。

 

光海君も、その一件を耳にしました。

で、ですよ。すみませんねぇ光海君は、ちゃぁんと知ってましたよ、ヌンヤン君の思惑を。流石だね、見損なっていましたよ、あたしゃ

光海君は、それらの事を全て知った上で、敢えてスルーしてたんです。

今、それを問題にすることは、朝鮮にとって良くないと。

対外的に苦境に陥ってる今、内政を混乱させることは出来ないと思ったのです。

公主は、光海君からその考えを聞き、自分の未熟さを感じたようです。

そして、よりいっそう、光海君を助けなくてはと考えるようになったのです。

 

ジュウォンの消息はまだ何も入って来ません。

ホン提調も、公主も不安ですが、どうしようもありませんでした。

イヌは、公主に言いました。

「胸が張り裂けそうです。ジュウォンは旧友ですし、助かってほしいのに・・・。でも一方では帰らねば良いと思っているのです。ええ、公主様の所為です。ジュウォンがいなかったら、私の事も見てもらえるかも、またとない好機だ・・・そう思ってしまうのです。」

その言葉に、公主は戸惑いました。

「キム尚宮とお会いになるのでしょう?王様を守るために。その方法は、キム尚宮からお聞きください。」

と、イヌ。

 

イヌは、ゲシは王様を守り、イヌは公主を得るという二人の目的を叶えるための方策を、ゲシから聞いていたのです。

 

その方法とは、公主がイヌと結婚すること・・・。

つまり、四面楚歌状態の光海君を守るために、ジュソンの勢力を利用しようということなのです。

公主の外戚となることで、光海君に対抗する権力も地位も得る事が出来ます。

 

ゲシからそれを聞いた公主は、即座に拒否しました。

全く考えられない策だからです。光海君のためなら、何でもしようと思っている公主ではありますが、流石に・・・ねぇ。

だけど、おそらくこの方法を選択するんでしょうね、公主は。

 

そして、公主に罵倒されたヌンヤン君の話を聞いたジュソンは、イヌからその話を提案され、心が動き始めています。

あれほどイヌに対して冷たかったジュソンの妻ですら、イヌを褒めましたからね。

そのくらいヌンヤン君は人々に信頼されていないってことですよね。

 

その頃、遠い後金の牢で、ジュウォンの意識が戻りそうになっていました。

 

そして、光海君は、後金の要望を飲む事を決心しました。

ただし、後金に捕まっている朝鮮軍の者たちを一人残らず生きて朝鮮に戻すのが条件だと言いました。

特に、ジュウォンは、必ず生きて返せ・・・と言いました。公主のためにも、自分の為にも絶対に失いたく無い人材なのです。

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『華政』33話まで

2017-03-28 09:14:44 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第一章
クリエーター情報なし
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朝鮮軍と後金軍との戦いが始まりました。

明は、それを高みの見物って感じで、遠くから見てますよ

 

カン都元帥は、兵たちに言いました。

「我々は奴らを倒し、この前線を守り抜く!だが、我々は、ここで死ぬ覚悟で戦ってはいけない。必ず生き延びる覚悟で戦いに臨むのだ!朝鮮軍は、皆、生き残れ!生き残るために一人でも多くの兵を倒して進め。身を捨てて、一人でも多くの味方の命を救うのだ!」

ん?ちょいと言ってる事が矛盾する気がしますが、ま、そこんところはスルーしましょう。

とにかく、生き残って朝鮮に戻ろうという訓示ですね。

 

戦いの火ぶたが切って落とされました。

 

朝鮮軍は、鳥銃部隊がまず騎馬兵たちを撃ち落とし、弾を込めている間は弓部隊が攻撃。

その絶妙な戦法で、後金軍を圧倒。

まずは初戦を制しました。

朝鮮軍の活躍を見た、後金の皇子朱常浩は、手柄を奪われたくないなんて姑息な考えを起こし、すぐさま明軍を動かしたのです。

明の援軍を得て、一気に後金を押し戻したのです。

 

火器都監の職人たちも皆大喜びです。自分たちが作った火器や火薬の威力を証明出来ましたからね。

ジュウォンも、イヌも、公主の無事を喜びました。

公主が腕に痣を作ったと知ると、ジュウォンは心配しますが、鉱山で働いてきた公主とすると、そんなのかすり傷です。

その時、ジュウォンからもらった腕飾りの糸が切れちゃって、白い球が散らばってしまいました。

不吉な感じ受けた公主。

それが的中しました。

 

明は勝ち戦に気を良くし、一気に後金の都まで攻め落とそうなんて、無謀な策を言いだしたのです。

勿論、それには朝鮮軍も組み込まれていました。

光海君に鳥銃部隊の活躍を報告しようとしていたカン都元帥。それを止められてしまいましたよ。

 

で、出陣したものの、後金の待ち伏せに遭っちゃって・・・。

明の部隊は壊滅状態に陥ってしまったのです。

勿論、朝鮮軍も相当な被害をこうむりました。が、カン都元帥は、光海君の命令に従い、後金に投降したのです。そうやって軍を守ろうとしたのです。

 

知らせを聞いた、ジュウォンや公主、火器都監の職人たち。

彼らは後方部隊だったので、戦地には行っていませんでした。

が、明軍が敗れ、後金軍が一気に攻めてくると言う知らせを受け、急いで退却の準備に入りました。

 

ジュウォンは公主に先に逃げてくれと言いました。

生き延びて、公主としての務めを果たすように・・・と。

「私も必ず後を追います。皆が無事逃げる事ができるまで、私はここで時間を稼ぎます。火器都監の校理として、公主と職人を守ることが私の務めであり、王命なのです。」

でも、公主はジュウォンを独り置いていくなんてこと、出来ません。考えられません。

必死に嫌だと訴えました。

ジュウォンは、思わずkissしましたよ。きっとこれが最期だと思っていたでしょうからね。でも、公主を逃がすためにも、大丈夫だと、必ず後を追うと言いました。

「約束しましたよね。公主様と同じ道を歩むと言う誓い、必ず守ります。」

 

イヌは公主を探していました。

以前、ジュウォンから言われていました。

危機に陥り、公主の安全を保障できなくなったら、その時は、イヌが公主を守ってほしい・・・と。火器都監の職人たちも一緒に守ってほしい・・・と。

やっぱりね。あの時から、ジュウォンには覚悟が出来ていたってことですね。

 

イヌは、ジュウォンと別れる時、言いました。

「生きて戻れ。こんな別れ方は嫌だ。いいな?こんな形で勝つのは嫌なんだ。」

イヌとジュウォン、今はライバルだけど、幼馴染でお互いの事を認めているということは変わらないのです。おそらく一番心を開ける相手でしょうからね。

 

明、破れるの報は、光海君をはじめとした朝鮮国内に大きな衝撃を与えました。

カン・ジュウォンも、まさか・・・ですよ。

皆、強大な勢力を誇る明の現状を把握できていなかったのです。

だから言ったじゃん・・・と私なら言うよね、絶対

 

火器都監の職人たちと公主は、無事戻って来ました。

でも、殿を務めていたジュウォンは、戻って来ませんでした。

でもね、生きてるんですよ。負傷して後金に捕まっているようです。まだ、朝鮮ではその情報を掴んでいないのです。

 

必ず帰って来ると言った言葉を信じ、公主は崩れそうになるのを、耐えていました。

公主の手には、ジュウォンからもらった腕飾りの珠、一粒だけが残されています。

それを見つめるイヌも、辛いよね。

 

大臣たちは、まさかこのまま明が滅びるなんて事は無いだろうと不安を感じながらも、まだ楽観視していました。

でも、ゲシは、明は滅亡すると予想しています。

で、イ・イチョムに言いました。

「明の滅亡が先か、王様が王座を追われるのが先か。明が滅亡するまで王様が在位されているなら、あなたが王様をお守りする事が出来たら、生涯の繁栄を約束されます。」

 

イチョムはジュソンと手を組もうとしています。と言う事は、ヌンヤン君と手を組むということでもあります。

それをゲシだけじゃなく、光海君も気づいているんですね。

ま、光海君の場合、ヌンヤン君は全く視界に入って無さそうですが。

光海君は、自分は万が一の事が起ったら、譲位するつもりだし、次の王は世子に・・・と決めてあるとイチョムに打ち明けていました。それは、イチョムが世子嬪の父親と言う立場でもあるからです。

だから、どちらにつくか、心を決めよと言っていたのです。

イチョムは、ゲシの話を聞いて、光海君側に就こうと心が動いたかな?まだはっきりとは分かりません。

 

ジュソンたちも、動揺していました。

このまま計画どおり、反乱を起こして良いモノかどうか・・・とね。明の後ろ盾を失うことになるかもしれないわけですから。

それを感じたヌンヤン君は、彼らの会議に乗り込みました。

そして、計画を変更してはならないと言ったのです。この隙に起こそうと。

 

インモク大妃は、公主の生還を喜びました。ほっとしました。

が、イマイチ表情がすぐれないのは、ヌンヤン君の計画に加担しているからでしょう。

公主がヌンヤン君の計画を納得しないのは、容易に想像が付きましたからね。どうやって説得しようかと考えているのでしょう。

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「第1回韓国ミュージカルアワード」衛星劇場さんで放送決定!

2017-03-28 07:44:25 | チョ・スンウ関連

               

いつも放送予定を一早くしてくださる衛星劇場さん。

ここ数年、田代親世さんのプッシュがあったのかどうかは定かじゃありませんが、韓国ミュージカルの放送が本当に多くなっています。

そして、発見しました

5月の放送予定に、「第1回韓国ミュージカルアワード」のタイトルを

 

5月4日(木) 11:30~13:30  ※再放送なし

 

勿論、日本初放送です。

ただ、1回限りの放送だとか

5月の予定なので、まだ特設ページ等は開設されていないようです。

衛星劇場さんを契約している皆さん、お見逃しなく

 

訂正しました

放送時間を間違えて記載していました。

正確には、上記の 11:30~13:30です。

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